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こんなに素晴らしい学歴ではないが、私も昔美術学校の学生だった。
この本に書かれているような、真っ当な情熱を理解出来ていた時が確かにあった。
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藝大の美校と音校、タイプは違ってもやっぱり極める人たちの考えてることは面白い。個人的には美校の破茶滅茶さが羨ましい。中盤ちょっと個人の宣伝ぽくなるけど、東京藝大という未知の世界を知ることができるガイドブック的な本です。
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東京藝大の現役学生へのインタビューをもとに、藝大の学科、専攻の特徴や藝祭を紹介するとともに、いかにユニークな学生が集まっているか、さらには、その相乗効果もあってだと思うが、他の大学とは一線を画した大学の様子が描かれていて、超絶面白い。
まずは、藝祭に行ってみたくなった。
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藝大生を奥さんに持つ作家が、東京芸術大学をリポートした作品。
行方不明になる卒業生。就職しない率の高い卒業生。
作った作品は、置き場所なく破壊する美校生。
だけど行ってみたい芸祭。
副題通り、カオスな日常。
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音楽も美術も極めている人は不思議な人が多い。
まったく別の世界が、その人の中にあるんだろう。
その世界をちょっとだけ垣間見ることができた。
「調査報告書」といった感じ。
仏像を極めるためにほかの分野に知識を広げていっている人がいた。
すごくわかる。
1つのことを極めていこうとするとき、
ちょっとした枝葉なんだけど
そこまでわかっていたくなって
そちらを調べると深入りする。
そしてまた別の枝葉を見つける。
芸術という大木を調べるのは大変だけど
すごく楽しそうだ。
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独特な作者の妻の言動が魅力的だと思って読んでいくと、次々と独特な面白い人たちが登場、ついつい引き込まれていく。芸術をやる人って、純粋な人が多いんだなあと思う。
今度の藝祭はいかなきゃ。
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著者の妻が現役の藝大生という縁を活かして、藝大生の生態をレポート。美校(美術学部)、音校(音楽学部)で全く雰囲気が異なっているが、それぞれに魅力的。
優れた才能があるからこそという面もあるだろうが、自分が追求したいこと、造り上げたいことを前向きに突き詰めていく藝大生の姿がインタビューを通じて描写されている。
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著者の奥さんが東京藝大の卒業生であり、彼女の発想や行動が自身とは異なることから、関係者とのインタビューをまとめらえた1冊。
同大学は美術学部(美校)と音楽学部(音校)を併せ持つ大学。それぞれの学部の文化がまず異なるそうです。
高い競争率を乗り越えて入学した優秀な学生がたくさん。独特な発想を持ち、独特な行動をとる人が多いようです。著者のインタビューを通じて、学生たちの様々な動機とそれぞれ自分がやりたい芸術への取り組み方が見えてきます。
私はこの本を読んで、一見他では見られないと思われる発想や行動にも、学生ひとりひとりにやりたことがあり、それを実現するためにはどうしたらいいのか、自分で考え、行動するところに、根っこがあると感じました。その根っこは藝大生だけではなく、本来誰にでもあると思います。自分で考えながら、行動しながら、試行錯誤しているので、他とは違った表現になってくるのだと思います。
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ウワサには聞いていたけど
ほんとにカオスだね
自分の好きなその道をなりふり構わずまっしぐら
の学生ばかり
小説の世界ではお目にかかるけど
これはノンフィクションなんだ
芸術の様々な分野でプロフェッショナルな腕を持つ
学生たちの学園祭
行ってみたい!
プロ並みの(もしくはすでにプロの)芸術作品が
ただで拝見できるんだよー
でも反面
将来的な保証は何もないんだね
卒業後は半分くらい行方不明とか…
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国内の芸術系大学の中で最高の入学難易度を誇り、倍率自体も東大・京大などの一般大学とは比べ物にならないほど高い東京藝術大学。上野にメインキャンパスを持ち、半分が美術系、もう半分が音楽系の学部で構成されるこの大学の謎を、自由気ままな学生たちへのインタビューから解き明かす意欲作。
とにかく出てくる学生たちのエピソードが半端なく面白く、ぶっ飛んでいる。音楽系の学部についてはどのような授業を行うのか、学生生活がどのようなものかは大体想像がついておりその範疇内であったが、美術系はそもそも専攻が想像以上に多岐に渡っているのにまず驚かされた。そして、様々な専攻の学生のコラボレーションにより、新たな芸術を生み出そうとする姿は、芸術の総合大学たる東京藝大でこそできることであり、非常に羨ましく見えた。
なお、本書で出てくる声楽家の学生こそ、King Knuのボーカルの井口理であり、声楽の楽しさを彼が語っているシーンも面白い。
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多様性という言葉が浮かんだ。同じ時間を全く違う価値観で生きている、しかも、苦闘しているけど、生き生きと楽しげなのが印象的。
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これは、おもしろい。かねがね気にはなっていたけど、いろんな科があって、ホント、奇人・変人・天才の集まりなんだねぇ。。。音楽環境創造科の口笛世界チャンピオン、絵画科のブラジャー・ウーマン、邦楽科のキラキラシャミセニストetc。そして、卒業後は、半分が行方不明っていう。。。
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タイトルはちょっとどうかと思うけど、内容は悪くない。
音楽の方はまだしも、美術の方は、そんなジャンルもあるんだ、と知らなかったことがいろいろ。
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【いちぶん】
「特に油絵は自由ですね。藝大で一番自由だって、みんなに言われます」
絵画科油絵専攻の大きな特徴として、油絵を描かなくてもいいという点がある。嘘みたいだが本当だ。
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読み終わったその足で東京藝大に行きました。笑
内容を書くとネタバレになってしまいますが
実際藝大に行っての感想をいうと
「本当だ!!」「嘘じゃなかった!」
と思わせられるほど、藝大の魅力に
惹かれる良本です。笑
大学すぐ隣の「上野動物園」
ぜひ帰りがけに癒されてみてください♪