紙の本
利次郎と霧子
2019/04/14 08:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:遼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
様々な運命に翻弄され、一緒になっていくのが読んでて楽しいです。居眠り磐音、空也の中でとっても重要な登場人物であるこの二人の物語楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
【「居眠り磐音」書き下ろしスピンオフ第二弾!】?でぶ軍鶏?こと利次郎、朋輩の辰平、雑賀衆女忍びだった霧子。磐音の弟妹ともいうべき若者たちの青春の日々を描く書き下ろし新作。
投稿元:
レビューを見る
「居眠り磐音」外伝2冊目。
これまで読んできた5巻までには名前すら登場していない人物が主人公。それも2人。
「誰⁉︎」と最初は戸惑ったけど、子どもの利次郎がとにかく愛らしくて、いつのまにか没頭していた。
軍鶏コンビはかわいらしいし、霧子ちゃんもあっぱれな女子だし(「じょし」じゃなくて「おなご」ね)、磐音ともがっつり絡んでくるし、いやぁ、おもしろかった。
いずれ本編にもこの子たちが登場してくるだろうから、ますます今後読んでいくのが楽しみになった。辰平のその後も気になるし。
ただ、外伝2冊(『奈緒と磐音』と『武士の賦』)は、私のように、この文春文庫の決定版で本作を初めて読んでいる人間にとっては、この後の本編の完全なネタバレ状態になっているのが悲しいところです……。
まぁ、知ってても楽しめますけどね。
投稿元:
レビューを見る
スピンオフドラマ、若き日の軍鶏二人と数奇な運命の霧子との係わり
本編で埋めきれなかった霧子とのなれ初め
投稿元:
レビューを見る
内容紹介
「居眠り磐音」書き下ろし新作第2弾!
佐々木道場の住込み門弟で磐音の弟弟子の重富利次郎を中心に、磐音の弟妹ともいうべき若者たちの若き日々を描く。
土佐高地藩・山内家の家臣の重富家の次男坊・利次郎。佐々木道場に入門、ややぽっちゃりした体型から「でぶ軍鶏」と呼ばれ、朋輩の「やせ軍鶏」こと松平辰平の良きライバルとなる。一方、雑賀衆の女忍びの霧子は、運命の偶然から雑賀衆を離れ、佐々木道場に住み込むことに。やがて磐音と主従の契りを交わした霧子は、利次郎と惹かれあう。
若者たちの青春がすがすがしい連作集。
令和元年7月20日~22日
投稿元:
レビューを見る
居眠り磐音シリーズの番外編の第二弾。
土佐は高知藩の家臣の次男坊だった重富利次郎の話から。
幼い頃のエピソードに加え、佐々木道場に入門して、切磋琢磨して、やがて同じ道場に弟子入りした雑賀衆忍びの霧子と出会って夫婦になるまでの物語でした。
利次郎の人が善いことに加え、ちょっと生い立ちからして全く違う霧子が徐々に佐々木道場の面々と仲間になっていく様子がよかったです。
霧子については、本編で結構語られていたせいか、生い立ちの部分を補足する感じで、メインは利次郎という感じ。
どちらも佐々木玲圓と磐音という良き師匠に巡り合ったものだと思います。
投稿元:
レビューを見る
今巻では、重富利次郎と雑賀霧子の生い立ちと佐々木道場の門弟になるまでのいきさつを知ることができた。また、利次郎と霧子がひかれあうようになったきっかけも!
投稿元:
レビューを見る
尚武館お馴染みの辰平、利次郎、霧子の若き日々を描いた時代小説
磐音さんとおこんさん、豊後関前に行く前にこんな御用旅をねじ込んでいたとはびっくりです…
振り返れば、あの日が今に至る起点であった…的な可愛らしいお話です
大好きな三人なので楽しく読めました