紙の本
ドビュッシーシリーズ
2019/05/21 18:03
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
などがあるとは知りませんでした。しかし、最新刊を読んでも、ところどころわからない気もするので、是非始めから順番に読んでみたいです。読むのが遅いので、なるべく早くたどり着きたいですw
紙の本
岬くん、久しぶり。
2019/04/25 20:03
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
岬くんの天然ぶり天才ぶり鋭さぶりイケメンぶりがたっぷり。
あるべき姿に迷っている岬くんが司法研修同期のいたずらがきっかけで自分のやりたい事を決め一歩を踏み出すまで。
信頼できる友達もできたみたいで、読者としてはなんだか安心した。
静香さんも出てきます。
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途中で犯人は分かったけど動機までは思い至らず。布石はあったけど気付けなかった。
世の中の機微に疎い岬が、海外のゲイサインに詳しいのが若干違和感ある。というよりも、蒲原さんはカモフラージュのために女性と結婚して子供もいるし、検察官という身分の保障を考えたら、そんな節操無く男を漁って危険を冒すような真似は危険だと思うんだけどなぁ…。でも、今回もグイグイ先を読ませる内容だった。まさか岬が司法修習生なのにコンテストに出るとは、何もかもが規格外の人物だ。
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岬洋介シリーズ最新刊。今回もピアノの調べに乗って強靭に繊細に岬くんの推理で事件が紐解きされたなぁ。どんでん返しが、まさか、でした。次回作も有るみたいだから、まだまだ、『音楽とミステリー』岬洋介シリーズ楽しめるのかな。
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☆5つけたけれど、これはミステリとしての評価では無く、岬洋介というひとりの人間の転換期のひとつを描いた物語としての評価です。今回は(私にとっては)ヒントが大きすぎたのが一個あって、犯人とか事件の背景は途中で予想がついたから、最後の「犯人は貴方だ」には驚かなかったので。ていうか、今回の岬洋介の色香ヤバイ……。申し訳ないです、不純な目で見て/泣。
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「合唱」ののち、発売日と逆行し読了。岬さんは天生さんとの約束を「合唱」で果たしたのですね。
楽曲の表現はもの凄いものがありますね中山さん。音楽に疎い私はその言葉半分も理解できませんが、旋律が目の当たりに浮かんでくるようです。さすがに「21番」はYouTubeで聴きながら読みましたが・・・
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司法研修やピアノコンクールの雰囲気に触れられ、シリーズ特有の「曲を読んで味わう」こともでき、「ドビュッシー」シリーズでおなじみの岬洋介の青年時代を垣間見れ、さらにミステリーでもある(この部分はさほどでもないが)という、1冊で何度も美味しい作品。
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司法修習生の岬。今回の語りの天生は罪なヤツだな。どっちの世界でも天才だった岬。今回はミステリ要素少なめ。
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岬洋介シリーズ最新作。
司法修習生の若き岬さんがかっこ良すぎる!
シリーズをまた、読み直したくなった。
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安定の岬洋介シリーズ。まあここまで何でもできると流石に少し腹立ちますわな。それはそれで、やはり中山氏のピアノ演奏描写は本当に読者をコンサートホールに誘ってくれます。
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岬先生がピアニストになるまで。一冊通してひたすら岬洋介がすごい本。でも意外と嫌味なくさらっと読めた。ミステリーは添え物のようだけど、どんでん返しはきちんと仕込まれててちょうどよいサイズ感。まあなんで岬先生がピアノ辞めたのか前作まるっと忘れてるんだけど読み返すには予約待ちがつらい…岬シリーズはまだ続くよう。つまり次回は天生くんが被告人に…??次作も楽しみである。
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岬洋介のクラッシック音楽ミステリーシリーズ。
岬洋介の司法修習時代の物語。
静おばあちゃんが先生として登場しますが、彼女の設定はブレないですね。
メインのミステリーの真相は特にどんでん返しもなく、
伏線もわかりやすかったです。
それよりも、岬洋介のピアニストとしての復活がメインテーマでした。
ラストのコンクールシーンは圧巻です。
このシリーズのタイトルはクラッシックの音楽家名がつけられているのですが、
初めて同じ音楽家:ベートーヴェンの名前が使われていましたが、(要介護探偵の改題は別とします)、前作と合わせての物語だとすると納得です。
今回も次回作の予告がありましたが、タイトルに違和感が・・・。
時系列的には「いつまでもショパン」の後の物語になるのかな。
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+++
ピアニストの道を挫折した高校生の岬は、司法試験をトップの成績で合格して司法修習生となった。
彼は、ベートーヴェンを深く愛する検事志望の同期生・天生高春と出会う。
天生は岬の才能に羨望を抱き嫉妬しつつも、その魅力に引き込まれていき……。
いっぽう、世間では絵本画家の妻が絵本作家の夫を殺害したとして、
妻を殺害容疑で逮捕したというニュースをはじめ、3件の殺人事件を取り上げる――。
それぞれの物語の全貌が明らかになったとき、「どんでん返しの帝王」中山七里のトリックに感嘆する!
+++
司法修習生の岬洋介も、その容姿と頭脳とで周囲を圧倒している。だが、褒められても喜ぶどころか嫌がっているようにすら見える。普通なら嫌味なことこの上ないのだが、どういうわけか、彼は嫌われることもなく、誰からも認められ、ついつい目をやってしまう存在になるのである。狙っているわけではなく、いわゆる天然とでも言おうか、興味の対象が人とは全く異なるゆえの反応のずれのようなものかもしれない。司法修習生の身でありながら、事件の証拠に関して目のつけ所が他とはまるで違い、他人が見落としている些細な一点に、ひたすらこだわり、結果として、解決へと導くきっかけを作ったりするのである。しかも、同じグループの天生(あもう)によって覚醒させられた音楽の才能にも恵まれすぎ、他人から見れば、これ以上何を望むのだ、と思うような人物なのだが、本人はいたって飄々としていて、本心が見えてこないので、周りを戸惑わせるばかりである。なんとも不思議で魅力的な人物である。謎解き要素よりは、岬洋介の魅力を伝える部分が色濃いが、謎解きでは、思わぬどんでん返しもあり、いろんな意味で愉しませてくれる一冊である。
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4.2
この手の本(音楽もの)の魅力というかキモは、その楽器(楽曲)を奏でるシーンを、いかに表現するかに尽きるのだろう。
本作も、岬の弾くベートーベン・ソナタが、そのスピード感や情感の起伏、そして音の厚みまで伴って浮かんで来る。
ベートーベンのソナタ2曲
聴いてみよう!
ピアニストへの夢に挫折し司法への道を目指した主人公・天生高春は司法試験に合格し司法修習生となる。
研修所のグループ分けで、天才の呼び声高く、何かと癇に触る男・岬と同班になるが、その人間性に触れるうちに、抱いていた敵愾心は徐々に薄れて行く。
ある時、ベートーベンをこよなく愛する天生は、岬になんらかの事情でクラシック音楽に対するアレルギーがある事に気付く。
嫉妬と強烈な劣等感から仄暗い悪戯心に火がついた天生は、絵画鑑賞と偽り岬をクラシックコンサートに連れ出し、無理矢理鑑賞させる。
ベートーベン・ピアノコンチェルト第5番「皇帝」。
新進気鋭のピアニストが奏でる圧倒的な音の洪水の中、図らずも天生は岬洋介という人間の驚くべき一面を垣間見る事になる。
やがて、実地研修が始まり埼玉地検での研修に入った天生達は、岬が以前興味を持った絵本作家の殺人事件を担当する事に。
現役検事達とは全く異なる視点からアプローチする岬は、独断で事件の捜査を行うが、天生も関与を余儀なくされる。
作家夫婦のペンネームに隠された秘密とは・・
そして、以外な所から証拠となる指紋が・・
やがて、岬の本当の素顔が明らかになる
◯岬洋介・・同期の司法修習生。司法試験トップ合格者。地検のエースと呼ばれる父親を持つサラブレッド。天生と同じグループに。
◯脇本美波・・同グループの司法修習生。前職で内部告発を画策するもリストラに遭い、司法試験を目指す。将来政治家への夢も。
◯羽津五郎・・同グループの司法修習生。四十手前の妻子持ち。自動車メーカーに勤めながら十数年間挑戦し続け、やっと合格した。
◯蒲原弘道・・司法研修所の検察担当教官。岬の才能に惚れ込み自分の埼玉地検に勧誘する。
◯高遠寺静・・法廷の生き字引と評される元判事の伝説的教官。齢八十代にして矍鑠。
◯まきべろくろう・・刺殺された絵本作家。
◯牧部日美子・・ろくろうの妻で絵本画家。ろくろう殺害の容疑者だが、否認し続ける。
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「他のヤツなら絶対に避ける道を、君は鼻歌歌いながら歩くんだな」
「他の選択肢を見つけられないだけですよ」