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投稿者:ゆきちん - この投稿者のレビュー一覧を見る
人型と狼の姿をとれるフェンリル(ここでは人狼族っぽい意味)。
部族同士の約束を果たすため、死んだ花嫁の代わりに男同士で番うことになる長同士の話でした。
絵がとても端正で硬質な雰囲気なので、一見痛い展開がくるのではと身構えましたが、ものすごく純愛で爽やかでした。
一族の長なのでプライドもある男たちが本当の番になるまでを納得の展開で読ませてくれます。
無駄にギャンギャンと反目もしない、長らしい大人な2人です。
受ける方もかっこいいままなので満足。
ラブは見えにくいですが最初からちゃんとあります。
甘くないのに甘い!
攻×攻が好きな方にはオススメです。
モフモフの子どもたちにも癒されます。
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投稿者:はっしー - この投稿者のレビュー一覧を見る
赤ちゃんのオオカミがとってもキュートで癒される。
ハテイとガムルのα同士の番と言うことは・・・
2人の間に赤ちゃんオオカミが生まれる可能性もあるのでは!!!
妄想が膨らみます。
1冊にうまくまとまってます
2020/03/09 23:41
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投稿者:あろす - この投稿者のレビュー一覧を見る
作家買い。モフモフが堪能できる1冊です。人型も取れる狼たちの生き方が丁寧に描かれています。人間との対立もいれつつ、きれいにまとまった物語。
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投稿者:匿名 - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者さん買いです。絵がとても綺麗で世界観やもふもふ感に魅力されました。少し早足めな展開ではありましたが、設定などがしっかりとしていたので読みやすかったです。ツンデレかわいすぎました。
人型になる狼の物語。
2019/09/14 19:38
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投稿者:はいね - この投稿者のレビュー一覧を見る
人型になる狼の物語。
とても練られた設定で美しいキャラ!もっふりしてる冬毛♪が抜けて身軽になったり。
エロはほぼ無いけど満足です!
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投稿者:みずき - この投稿者のレビュー一覧を見る
神話を元としているらしく、とても神秘的で壮大な話でした。まあただ、アルファとかの設定は要ったかな?とは思いました。長であるための条件がそれであって、長同士の物語だから…かな?
たまに絵のみで表現する場面があり、読解するのに何度か往復したけど、それはそれでこの世界観という気もする。
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投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
まあまあよかったけどこの著者さんの本は
他の本の方が話的には好きかなぁ。
ただ相変わらず絵は凄く綺麗で、
絵を見るだけでも楽しめました!
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一応αとかβとかオメガバースぽいけど本来の狼につけられていたヒエラルキーものという感じ。ヒートとか生々しいものは無し。というかHシーンもじゃれ合う程度。
人狼で谷族長αが湖族長αが契りを交わす。族が違えどみんなフレンドリーでファミリー。穏やかですが、人間とのいざこざはあります。後だしで谷αの方が湖αに一目惚れしてたんだなぁという素敵エピソードを入れるの秀逸。
雪におおわれた自然の大地が美しく、そこに生きる狼たちも美しい。逆に登場人物が皆美形…!ってところがバラエティに欠けるかなぁ?
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人狼ファンタジー。やっぱりめちゃくちゃ絵がキレイです。
狼が統べる極北の地を舞台に、人型から獣型に変幻自在な狼一族のオスの長同士が、深い事情から契約結婚することになります。最初はなんだかギクシャクしてる二人だったけど、互いに憎からず思っているのがバレバレ!
センセによりますと、今回オメガバースの設定ではなく狼のヒエラルキーをモデルとしたそうで、群れ内の順位がアルファからベータとなっているようです。
なので、♂がベビーを懐妊する話とかじゃないww
そんな群れの中ではナンバーワンの存在同士が、結婚することで徐々に相手に心を開いていき、家族として、愛するものとして絆を深めていく経緯が描かれています。
迫力ある描写と、緻密で魅力的な狼の描き方と、かわいいちびっこたちでぐいぐい引き込まれました。
壮大な世界観なので、この一冊だけで終わらせるにはもったいないです!あと兄弟がいっぱいいて、そっちのことは話が飛びまくっていて経緯が語られてないことばかりで、ちょっとついていくのが大変だったりしました(急にくっついていたり、身ごもってたりする…)。メインではないからかもだけど、もう少し知りたい部分でもあったりして。
そして、残念だったのがエロ的なところです!…なんもなかった←
エロ成分が足りず、萌えが不充分だったのがとても惜しまれます。ていうか、♂×♂のがっつり激しいの期待していた自分に羞恥です…
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▼あらすじ
そこは、狼が統べる極北の地。谷の長・ガルムは、ある事情から、しきたりに従い湖の長・ハテイと番の契りを結ぶ。
率直でタフなガルムと、生真面目で純粋なハテイ。
長として、オスとしての矜持を尊重し合うが、初めはどこか噛み合わない2人。
しかし、互いの生き様に触れ、深まる絆が、彼らを唯一無二の番にしていく――。
***
ストーリーの完全度:普通〜やや高い
トーン:シリアス(低)
エロ度:なし
萌え度:普通
総合評価:★4.0
ビリー・バリバリー先生、お名前は存じ上げておりましたが実際に作品を読むのはこれが初めてです。
ほぼ表紙買いしたと言っても過言ではないのですが、本を開いて吃驚。鹿の亡骸が横たわっているシーンから物語は始まるのですが、あまりの絵の上手さに圧倒されてしまいました。
狼が雪原を駆け抜ける様子なんてその足音や空気感までもがリアルに伝わってきて、凄まじい画力だと思いました。
繊細でありながらどこか力強さをも感じさせる絵柄は、北欧神話を題材にしたこの作品の世界観にマッチしており、BL漫画なのにBL漫画を読んでる気がしませんでした。
絵柄、世界観、雰囲気などは文句無しに素晴らしかったです。狼の描写がリアルなのも良かったですし、モフモフ度が高いのも好印象でした。
ただ、そこまでしっかりと説明があるような話ではないので、ストーリーは少し分かりづらかったかな…と思います。どちらかといえば、雰囲気重視寄りな作品なので読み応えはあまりないように感じました。
あと、個人的に一番不満だったのがシンプルにBL度が低いこと。獣×獣のラブ&エロを最後まで期待していた私にとってこのBL度の低さは少々残念に思う点でありました…。
とはいえ上述した通り、絵と雰囲気は凄く良かったので、ビリー・バリバリー先生の良さを知れただけでもこの作品を買って良かったな、と思いました。これを機に他の作品も読んでみたいと思います(^^)
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北欧の狼にまつわる話やフェンリルをモチーフにした、人狼の物語。大元の祖先を同じくする、谷の一族の長×湖の一族の長の妹が亡くなったことにより代理で番うことになった兄長の群れの契り(婚姻)。
緻密な獣や山の景色の描写が綺麗なのに、ちび狼などシチュエーションによっては可愛さも兼ねた作品です。
電子で試し読みしましたが、これは絶対紙がいい一冊です。
驚いたのは、こんなに綺麗な人外BLなのに超健全全年齢本。
谷と湖の一族が生活圏を分かち合い相互利益のための冒頭の婚儀なので、各群れの家族が少しずつメインに描かれ、その中で雄の長同士なので『群れの契り』(しかし片方は正式な番関係)を掲げつつ、どことなく互いに惹かれあっている二匹のお話になっています。
狼の群れの形態や習わし、群れの掟、フェンリルの歴史、人との関係……込められたものと決して厚くないページ数ではあるのにまとまりが良く、読後の満足感もありました。
もっと厚く描いて貰っても嬉しいんですけど、申し分ないです。
コミコミペーパーは、ハリウッド俳優×スーパーモデルのパロディーでパパラッチされた2コマ漫画でした。この話でも一冊描いて欲しいくらいです(笑)
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最初は世界観がよくわからなかったけど後になるほどキャラもよくわかるようになるし話も動いて面白くなる。