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結構シビアだけれど軽く読める不思議なバランスの本でした。「酒場」、行ってみたい。面白かったです。
百均で売られている缶「とっても不幸な幸運」、それを(だいたい「酒場」で)開けることで巻き起こる悲喜交交。
健也の名前も知らないけど懐かしい感じのするお友だちの話、立花さんの『棺桶屋』の爆弾話が特に印象深かったです。棺桶屋みたいな、本人は軽犯罪なのに関わった人が死んでしまうような人いそうだけど質悪い…報われてよかった。。
のり子ちゃんが見た幻覚?はスルーされたけど本当のところどうなんだろう。他のは酒場で開けてたから集団幻覚だったけれど。百均で売られている謎缶、これからも常連さんたちは持ち込んでワイワイやってそうでした。
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序章/第一話 のり子は缶を買う/第二話 飯田はベートーベンを聴く/第三話 健也は友の名を知る/第四話 花立は新宿を走る/第五話 天野はマジックを見せる/第六話 敬二郎は恋をする
酒場に集まる常連はみんな本当の男で大人だ!! と一時は思ったけど、あれれ? 子供みたいなところもあるじゃない。「とっても不幸な幸運」という名の缶。さて私が開けたら何が出てくるのだろう ドロドロ ドロドロ パッ
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不思議な缶にまつわるお話が数点。
登場人物は同じですが、短編集で話が淡々と進み、ちょっと強引に感じる部分もあり、大きな盛り上がりもなく終わった感じがしました。
本屋さんで謎解き…と書いてあったので、読んだのですが、そんな感じはなく、淡々としたこともあり、私の好みではなかったです。
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畠中さんの現代小説は初めてだったが、なかなか良かった。解説にも書いてあった通り、各ストーリーが終わった時に優しい気持ちになれる感じがとてもいい。個人的には、しゃばけのような『仲間』という括りから離れたストーリー展開を期待したい。
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この作者さんの本を初めて読みました。
酒場の雰囲気とか店長&常連客は好きなのですが、好きになれそうにない登場人物がちらほら。
こういうジャンルは苦手だったみたいです。
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しゃばけシリーズで有名な畠中先生の本。シリーズ物は手を出すのに勇気がいるので、とりあえず読みやすそうなこちらから。新装版ということで平積みされていた。
群像劇好きということもあり、とても楽しめた。
ハードボイルド風の登場人物とSFというのもよかった。
お気に入りはマジシャンの天野のお話。
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友人が「オススメ!」と言って貸してくれた本♪しかし10ページほど読んだところで「これ図書館で借りて読んだ事がある(´・ω・`)?」と判明(^^;)でも、これに登録していないくらい昔に読んだので忘れていた(´▽`;)ゞ当時どんな感想だったかも覚えいないけれど、「とっても不幸な幸運」の缶詰は100円ショップで売っちゃいけないと思う(-_-;)
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単行本での刊行当初に既読で再読。武闘派の店長と常連の客が集う新宿の「酒場」という名前の酒場が舞台。何故か百円均一で見つけた「とっても不幸な幸運」と書かれた缶を開けると不可思議な事が起こり、店長や常連客が解決していき、最後はちょっぴり幸運な結果となり暖かい気持ちになる。短編6話、2話目からその缶開けるなよ、わかってるでしょと言いながら開けるが、どんな不可思議な事が起こるのか楽しみながら読める。6話目は先代店長からの回想の話、終章は常連客のご帰還のいい話。ファンタジーミステリー感で面白かった。
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短編集でさらさらとすぐに読み終わる軽めの1冊。
すごく心に残るわけじゃないけど、読み終わったときに少し温まる?ような休憩にちょうど良かったです。解説にも書いてあったようにドラマ化するならこの俳優さんだな〜とか想像しながら読んでしまいました。
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心に訴えかけるような話ではないが、読み心地が良かった。癖があり色々抱えてそうな人たちが「酒場」では竹を割ったような雰囲気なのがすっきりとした文章から伝わってきて、余計な引っ掛かりを覚えず気を楽に読み終えられた。
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個人的には特別面白い!という感じではなかった。
全体的に非現実的で、自分が酒場についてる監視カメラになったかのような、物語から2,3歩下がったところから見ているような感覚で、特別誰かの話に共感することもなく終わってしまいました…。
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時代劇もの以外の畠中さんの小説はこれが初めて。
「しゃばげ」の文体の軽やかさがなく、少し戸惑ったが、一話完結のオムニバス形式で楽に読めた。