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イタリア・ルネサンスの文化 上 みんなのレビュー
- ヤーコプ・ブルクハルト (著), 新井精一 (訳)
- 税込価格:1,650円(15pt)
- 出版社:筑摩書房
- 発売日:2019/05/09
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文庫
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紙の本
ルネサンスを「近代化への移行運動」として歴史を再構成した画期的な一冊です!
2020/04/26 09:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、イタリアのルネサンスを、これまでの伝統的な解釈とは全く異なる、近代化への移行のための一大運動であったと捉えて、歴史を見直した非常に画期的な一冊です。従来における伝統的なルネサンスの解釈は、「古代ギリシャやローマ時代の復興、再生」ということでしたが、同書の著者であり、歴史家でもあるブルクハルトはそうは捉えない観点から、ルネサンスを再考しました。ちくま学芸文庫では、上下巻2巻シリーズで刊行されており、上巻である同書は、「第1章 精緻な構築体としての国家」(14世紀の専制君主・15世紀の専制君主・群小専制君主)、「第2章 個人の発展」(イタリア国家と個人・人格の完成・近代的名声)、「第3章 古代の復活」(廃墟の都ローマ・古代の著作家たち・14世紀の人文主義)から構成されています。同書を読まれることで、また違った歴史が見えてきます。
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