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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
魚を料理するためのテクニックが、分かりやすく解説されていてよかったです。苦手意識がありましたが、楽しく学べました。
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アメリカ人料理ライターが、日本の魚文化を訪ねるという趣旨で、築地康の通り一遍を知るには悪くないが、深みはない。頑張ればできるということだろうか。
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有意義なレッスンだとは思うが、ちょっとハードすぎるスケジュールで著者が可哀想に思えた。サカナ・スパルタですな。
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前作の『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』がとても良かったので、また読んでみた。今回は来日して魚料理のレッスンを受けたり、築地に行って競りの見学をしたりする様子を描いたエッセイ。元はマイクロソフトに勤務していて、36才で一念発起し有名なフランスの有名料理教室に通ったりと、著者の経歴がすごい。現在はエッセイを書いて賞をもらったり、料理教室を開いたりと、行動力が半端ない。こんなポジティブでパワフルな人になりたいなあ。
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アメリカの料理人が来日し築地市場での見学やアカデミーでのでの文字どおりの『サカナ・レッスン』。視点の独特さ、新しい技術や日本文化とのふれあい。面白くて新しい発見もありあっという間の読了でした。勤勉でありながらユーモアあふれる彼女、とてもハッピーな気持ちになります。
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日本が舞台になっているせいか、自分も魚好きどからか、前作よりも興味を持って読めた。
魚市場や流通、調理場のことなど、獲ってから食べるまでの日本の魚食文化は外からこんな風に見えるんだなぁ、と興味深く読んだ。巻末のおまけ解説は勉強になった。
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「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室 」の Kathleen Flinn が、その邦訳出版を機に日本と縁を持ち、スシ・アカデミーの特別レッスンを受けたり、最後の築地市場を見学したり、ファンの人の家に食事に行ったりと日本満喫の紀行&魚料理エッセイ。「英国一家日本を食べる」を思わせる軽妙なタッチで一気に読ませるが、内容的には「ダメ女…」を読み返した方がいいレベル。
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友人から「ぜひ読んでみて!」とオススメされた本。
(友人は翻訳家の村井理子さんのファンなのです。)
ひょんなことから日本に魚料理を勉強しに行くことにしたキャスリーン・フリン。日本を訪問するのは初めてで、さらに魚のプロフェッショナルの「寿司アカデミー」でのレッスン。そして築地で出会った人々。日本における魚というのは食材だけでなく文化であるということを知る…というリポート。
実は翻訳の本って言い回しとか表現がめちゃ苦手なんだけどこの本は読みやすかった~。
翻訳家の村井理子さんのボキャブラリーの豊かさと感性がすごい!
内容は魚料理を通してアメリカ人から見た日本の文化とかを書かれてるんだけど(異文化のヘンさとかいいところとかね)、とにかく翻訳が素晴らしい!
読んだ後で思わず魚が食べたくなってイワシ焼いたよ。
(手ごろに食べられる魚がイワシしかなったのよ)
それほどまでに感じが伝わる翻訳。
他の人ではこんな感じにならなかったと思う。
村井さんの本を他も読んでみたい!
あっ!あと、イシガキガイっていうの初めて知った~
トリガイとかじゃないのね…
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米国人ジャーナリストでル・コルドン・ブルーで学んだこともある著者が、夫とともに寿司を学びに日本にやってきた。ちょうど築地市場が豊洲に移転するころ。寿司や魚料理を学ぶだけでなく、最後の築地も見学し、豊洲も見学する。
日本と米国の料理事情の違いも分かりやすく、楽しく読めました。
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魚が食べたくなる本!
たまたまた通りかかった棚に並んでいた表紙に目が留まり、手に取った本だったけど、あっという間に読んでしまうくらいおもしろかった。
アメリカ人の作者が日本食、中でも魚料理を勉強しに来た時の話で、今は移転してしまった築地市場で見学した話(豊洲も見学されているけど、メインは築地)や東京すしアカデミーで教えてもらった経験などが書かれていた。
私は日本人だけど、築地市場のことをここまで知らないし、見たいと言い続けていたマグロの競りも結局見ていない。そして魚も捌けないし、魚を捌くのが怖い。昔習ったのに当時はそこまで魚が好きではなくて、やらないから忘れてしまった。きっとこういう人は少なくないはず…。
こんな私もこの本を読むと、ちょっとだけ魚を捌いて見たいと思え、魚料理が食べたくなる。きっと描写がおいしそうなのと、果敢に魚に対峙する作者の気持ちの推移を読んで勇気をもらえたのだろうと思う。
本の中に出てくる、「魚の下準備を見ることで、生徒たちは食べ物に対して感謝する心を育みます。だから、よりちゃんと食べるようになるんですよ。」という一文が印象に残った。切り身の魚にばかり触れていると、お肉がパックされて売られているように、元々の姿が見えないから、感謝の気持ちがやっぱり薄れてしまうように思う。動物の命に感謝する気持ちは絶対に忘れずに、大事にいただこう。
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前作とはまた趣が違うけど、楽しい。築地から豊洲も、もう何年も前になってしまった。オリンピックはどうにもならないけれど、築地はワクチン会場に。
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キャスリーン・フリンと訳者村井理子コンビの本を読むのは2冊目。
前作『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』が日本でテレビ番組から出演依頼が来るほど評判になり、来日したのが2017年4月のこと。当時のイベントで村井さん(ハリー君も)と初対面した著者が「魚をテーマにした本」の執筆を編集者に依頼されて、できたのが本書。築地が閉鎖され豊洲に市場が移転した2018年秋の数日間、著者が体験した「サカナの話」はどれもこれもふつうの人は経験できないくらい特別なできごとで、私自身のサカナの記憶を懐かしく思い出しつつ楽しく読みながらも、出版から4年の時が経ち、先日原発の“処理水”が海洋放出された事で今の私はすごく複雑な心境に揺れている。つらい。