投稿元:
レビューを見る
少子化問題を日本一国ではなく、フランス・ドイツ・イギリスといった各国との比較で論じている。
特に、各国の少子化対策に関する背景や思想も併せて記載されている点が面白かった。
例えば、フランスは日本でも度々「お手本」として挙げられる国。しかし、その思想的背景に言及されることは、まず無い。
本書にて、フランスにおける「出産奨励主義」に言及しており、多少これまでのイメージとは異なる見方になった。更にその淵源が、フランス革命や普仏戦争にまで遡れる事も面白く感じた。
投稿元:
レビューを見る
フランスの少子化対策 PACS 1999年 連帯市民協約または連帯民事契約 成人二人の相田で安定して持続的な共同生活を営むことを目的に結ぶ契約
家族の軽阿智として定着
2016 結婚:PACS 22:18
2017年の新生児の6割弱の両親が結婚していない
ドイツ 2017 8247万人 ドイツ人 7316 外国人 957
6年で人口は3%増えたが、ドイツ人は減少、外国人の増加
2017 新生児の母の4人に一人が外国人
イギリス ドイツ以上に外国人の母生まれの子どもの割合が高い 2017 28%
スウェーデン 少子化対策の見本
男女平等 父親の家事・育児の担い方が他国より多い
女性の就業と出生率は関係ない
母乳で育児をしないフランス人
3-5歳の子どもに対して質の高い就学前教育・ケアを与えることができれば、その子が成長した時の教育、健康、就労における良い影響や、犯罪行為の減少といった負の影響の排除が期待できる
私もほしいが増やす新生児の数
日本 2018/1/1 日本で暮らす外国人 250万
ドイツ 保育所に1歳から全員入れる権利を認める
コホート出生率 日本では20代で生む数が一気に減った分を30代で取り返せないでいる
伸び悩む子育て世代の所得
0を1にする、1を2にする、2を3にする どれが最も効率がよい投資になるか、限られた予算で考える
二人以上の兄弟姉妹が減った理由 子どもの将来の成功のために学歴が必要と考え、親が学校以外の塾や習い事にお金と時間を投じる教育熱の強さも指摘されている
一人あたりの教育費が高くなるため、弟妹をもつことが家計にとってカヂな負担になる
投稿元:
レビューを見る
少子化対策が経済面の問題だけに矮小化されているが、国民が楽しく豊かな生活を自然に送れるようにする政策の一つであり、自分たちがこれまで受け継いできた自然や歴史、言語文化芸術を人の手によって後世に伝えるための手段という指摘。
個人ができている割に達成感を持たない社会。
投稿元:
レビューを見る
目新しいことは特に書かれていないけれど、合計特殊出生率をイメージで捉えられるようになって目から小さな鱗が落ちた。
2020年の合計特殊出生率が1.4を切った?
1.4てとんでもない数字じゃない⁉️
自分の周りだけならがんばってもせいぜい0.6だよ韓国より低いよ!誰だそんなに生んでくれているのは
という感想が持てるようになった。
「産めよ増やせよ少子化はまずいぞ」という雰囲気は気持ち悪いのでそんなことを言い出すつもりはないが、少なくとも「1.4か~少ないな~やばいな~」とぼんやり思っている頃よりは視野が広がった気分。
投稿元:
レビューを見る
何か調べるとか、引用するのに役立ちます。いろいろ各国のことが書いてありますが、それでどうなんだという部分が薄いです。
投稿元:
レビューを見る
海外の少子化対策などについて話す本
つらつらと並べていくので面白みはない。その国はそういう特性なんだねと。参考になるのか不明すぎる
フランス子供を生む理由①パートナーを見つける②パートナーと合意③学業終了④仕事の安定性⑤資源がある
フランス人口動態①平均寿命の伸び②晩婚化③婚外子④PACS