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紙の本
透明な仮面
2019/05/19 09:49
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投稿者:求道半 - この投稿者のレビュー一覧を見る
結婚を半年後に控えた知られざる国の皇女は、見ず知らずの少年に自身を警護させて、何度も危険な目に遭いながらも、ようやく目的地の街に到着し、同郷の初老の男性と面会する。
この会合の時間は短く、早々に街から離れた姫君の一行は、地質調査をする二人の学者や、窃盗団に遭遇し、森や墓場で、交戦する。
レアナには、ラシルに隠している秘密があるのだが、それは、学者と窃盗団の目的と関わりのある内容であるらしい。
しかし、ラシルは、詳しい事情を知らされていなくても、レアナの蒼穹の騎士として、命を賭して、窃盗団と戦う。
ラシルが頼りにするのが、ルルロラである。
ルルロラは、ラシルの幼馴染で婚約者だが、その記憶を喪失中で、ラシルに身体を触れられると、彼を罵倒する。
二人は、窃盗団のボスだけではなく、問答無用で攻撃してくる墓の管理人も倒さねばならず、悪戦苦闘する。
墓の管理人は、戦闘に参加しないレアナには興味があるようで、彼女に対しては言葉を発する。
レアナは不審者だ。
各地で異変が起きている。
それが人災であるのか、天災であるのか、それとも複合的な災害であるのか、については、現時点では分からないが、何者かが企てた計画に則って、手段を選ばずに、目的を遂行しようとする集団が、至る所で、暗躍しているかのようだ。
そのような現場に、ラシルとレアナが相次いで立ち会うのも、不自然で、不気味である。
光のエネルギーの保持と利用を接点にして、ラシルとレアナは人脈を築く。
その人脈により、全種族を網羅した友好的な人間関係が構築されると、事態は好転するのかもしれないが、光のエネルギーは万能ではなく、レアナの願望が成就するとは限らない。
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