電子書籍
χの悲劇
2022/09/28 21:52
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投稿者:Keito - この投稿者のレビュー一覧を見る
Gシリーズ10作目の作品
今回は今までいくつかの作品に登場してきた真賀田四季のもとで働いていたこともある島田文子が主人公(多分)になっている
香港のトラムで発生した事件に巻き込まれてしまいそれを解明しようとする最中、謎の人物と出会ったりバーチャールの世界で謎を解明しようとする姿が面白かった
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島田文子
2022/02/09 21:56
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
元シェイクスピア俳優ドルリーレーンの推理四部作悲劇シリーズを踏襲している作品だけあって、ああそうか……と、思ってしまいました。探偵役は、島田文子ですが……。しかし、この……、うーんネタバレなので書けませんが、……です。
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Gシリーズの10。島田文子が主役。淡々と進んで終盤にグッと味が濃くなるというのがこのシリーズ。謎解きが主ではなく、すでに推理小説という感じではない。これまでの登場人物の関係がわかってきて興味深い。χψωの悲劇三部作らしいのでここからが楽しみ。
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ノベルス版で既読。文庫化に伴い買い直し。
再読してみると、仮想空間を迅速調査するシーンの、スピード感に驚く。
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【あらすじ】
香港で仕事をする島田文子のもとに男が現れた。島田が真賀田研究所にいた頃に起きた飛行機事故について質問があるという。その日、走るトラムの中で殺人が起き、死者の手に「χ」の文字が遺される。乗客として警察の捜査に応じた島田だったが、そこである交換条件を持ちかけられ…。Gシリーズ後期三部作開幕。
【感想】
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Gシリーズ、第十作。こんな驚いたことなんて本当に久し振りだ!!!驚愕。島田さんの年齢にもビックリしたが、カイの正体が○○だなんて——。
S&M、Vシリーズ他、いろんなシリーズとのリンクが垣間見え、森の民、屈指の一作でしょう。パーフェクト!
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この人、誰?的な人が主に登場するお話。
何やら怪しげな事件が起きます。
いつものように、解決はしません。
過去の事件の一部の真相みたいなものが明らかになってる気がしてますが、本当かどうかは断定できません。
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最後にびっくりすることが待ってた。
GシリーズとかVシリーズを読み返したくなる
色んな人達の関係が繋がってやばい
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しばらくGシリーズ離れてて今ごろ読みました。
最後の1ページで森博嗣作品の奥深さを改めて実感。
とりあえずこれまでの作品読み返したい。
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Gシリーズ第10作
本作品はエラリー・クイーン作「ドルリー・レーン4部作」の「Xの悲劇」のオマージュらしい。とは言え自分は作品を読んだことがないのだが、巻頭の言葉や各章の最初を飾る文言はかの作品から取られたものらしい。解説の法月綸太郎さんによれば、「ドルリー・レーン4部作」は不朽の名作とのことで、「Xの悲劇」は著者が初めて読んだミステリー小説と言うことだ。一度是非とも読んでみたい。
さて、海月と加部谷がどうなったのだろうなどと思いながら本を開くと、登場人物に馴染みのいつものメンバーの名前が出てこない。わかったのは島田文子という名前だけだったが、まさか彼女が主人公になろうとは、ちょっと意表をつかれたという感じか。前作とは全然違う作品なのだろうと予想は出来たが、あまりにも舞台が違いすぎて百年シリーズの最終作を読んでいる気分になった。そう言えば島田は前作で香港に行くと言っていたので、その続きだろうかと読み始めたのだが、どれだけ時間が経っていることか。だが、最後まで読んで、ようやく前作との繋がりが見えてなかなか感動してしまった。
本作品は久しぶりにミステリー小説らしい物語だったように思う。その辺は解説の法月さんも触れられていたようだ。Gシリーズはミステリーだかなんだかよくわからない作品が多く、解決したのかしてないのか中途半端でもやっとするのではないだろうか。それに比べて今回の物語は確かに解決という観点からは微妙と言えるが、島田の推理でスッキリした感じで読みやすかった。ただ、読んでいてだいたい犯人の想像はつくだろうが、あんな理由では動機だの方法など思い至らないのが普通かもしれない。
島田文子の活躍を通して、またS&Mシリーズを最初から読みたくなってきた。これは著者の陰謀だろうか。彼女はあのシリーズの最初に登場し、時々顔を出しながら本作品の直前の作品に登場している。最初からここに主人公にするという伏線をはっていたというのは考えすぎだろうか。彼女もまた、真賀田博士に才能を見出された一人であるという印象を強く受けた。
この作品の結末は非常に衝撃的で複雑な気持ちになったが、それと同時に次作への期待感で気分が高揚した。本作品は島田文子という人物の魅力が凝縮された一冊だったように思う。
Gシリーズはいよいよ最終コーナーに入りつつあるようだが、次回作も楽しみである。
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最近読んだ本が気分に合わず、不発だったところへ大好きな森博嗣作品に遭遇。個人的には不要だと感じる、感情や情景の長々ととした描写が無く、ストーリーに引き込まれる。やっぱり良いな、森博嗣。
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じっくり読みたいのについ先を急いでしまう面白さ。そして残り2作がどうなるのか全くわからなくなった。
すぐ次を読みたい、でも大事に行きたい…シリーズ終盤になり読み終わってしまうのが寂しくなってきた。
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3.5
Gシリーズ10弾で、後期3部作1弾。日本科学大学から転職し香港で仕事する島田文子をメインとして話が進む。ホテルの置かれたχのカード。香港のトラムで起きた殺人事件。交換条件で日本の諜報局員の手伝いに。飛行機事故を逃れた小山田真一と各務アキラ。小山田は真賀田研究所の所員だったらしい。島田を助け出すχは小山田と各務の息子らしい。エピローグでの初老のχと89歳の島田のやりとり。χが海月。海月は親しい人はいるが結婚してないよう。雨宮?ダマシダマシでの加部谷の話も納得。シリーズ全体を通して謎が明らかになってきた感じ。大作。
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Gシリーズだけど主役は島田文子。若い社員に対して随分意地悪な見方をするなと思いつつ読み進め、バーチャル追跡格好良いなと安直な感想を持ち、どこへ辿り着くのかと思ったら、ええ⁉︎⁉︎
もう今すぐ他のシリーズを併せて再読したい。
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主人公が島田文子でちょっと期待できないのかな?と思ったが、読み終えた後はそんなこと微塵も感じなかった。
今まで謎だったことが少しずつわかってきたり、登場人物の謎が明かされたり、百年シリーズに繋がるプロジェクトだったり。
森作品を今まで読んできて良かったと思えた一冊。
さすがは後期三部作。