紙の本
文化史としての価値
2021/12/30 01:18
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投稿者:RN - この投稿者のレビュー一覧を見る
フランス王朝の食卓から世界を見るという試み。食の歴史という観点はアナール派やアタリがやってきた手法であり、新鮮味はイマイチであるから二番煎じかと思っていたが、新たな発見もあって興味深かった。
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マリー・アントワネットを中心に、当時フランス王族の食生活を綴る一冊。
民衆の怒りによって邪悪に誇張されて後世に伝えられた彼女ですが、品のあるグルメだったことがわかります。
多くの資料から綿密に研究されているが故に、十分な理解には基礎知識が要る内容でした。
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当時のフランスの状況も含めてマリーアントワネットの「食」について記した本。
食べ物だけでなく、食器や場所を含めての「食」を書いていて面白い。
世界史でフランス革命辺りを習ってから読んでみると良いと思います。
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タイトルが気になったので、読んでみました。
タイトルは「食」にスポットを当てていますが、中身を読んでみると、「食」と「住」に関する本でした。
ちなみに、「食」に関しては、「食器」も大きな話題になっていました。
マリー・アントワネットは、もともとフランスにいたわけではないこともあり、「食」「住」においては、比較的簡素で自然派志向だったようですが、フランスに嫁いで、にぎやかな社会で暮らす中で、「派手な人」と思われるようになっていったようですね。
いろいろと勝手なことを書かれることも多く、誤解されることが多かった人物だったようです。
さて、この本ですが、残念ながら、自分には消化不良で終わってしまいました。
原因は自分の知識不足。
主に「当時のフランスの情勢」と「料理全般」に対する知識の不足。
それでも何とか最後まで読み進めることができたのは、きっと著者と翻訳者のおかげかと。
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フォロワーさんが読んでいて面白そうだったので手に取る。ルイ14世から16世までの食卓から生活様式のお話が中心。後半がマリー・アントワネットの話。→
当時の晩餐会の様子が丁寧に描かれていて楽しい。品数多すぎ&小さい鳥食べ過ぎ問題(笑)
国力を誇示するためにも必要なんだろうなぁ、と思いつつ、マリー・アントワネットは嫁いできた時大変だったんだろうな、とか思いを馳せてみたり。
後半、自分が王妃になってからは少し自由に出来ていて良かった
でも、ルイ16世の贈り物である「ランブイエ城」を見た時のマリー・アントワネットの一言には泣いちゃう!(笑)ルイ16世がんばれって思うわ。
てか、脳内再生が「ベルサイユのばら」だったのが1番問題やな(笑)池田理代子氏のイラストから抜けられない〜!!
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マリー・アントワネット
この名前を聞いたら思い出すのはフランス革命だと思うし、なんなら我儘で贅沢三昧していた王女のイメージを持つ人が多いと思う
今の歴史でも、そう教えているのかな
マリー・アントワネットじゃなくても昔の人々がどのような食事をしていたのかって気になります
現代でもお金持ちとそうでもない人たちでは食べるものは違ってくるでしょうから
昔はもっと、じゃないかと
果物とか甘いものが好きだったって可愛らしいとおもうと同時に乳製品も好きだったというのは少し意外でした