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紙の本
クモにカイコに、ダニまでも。
2019/09/10 09:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
強くて柔らかいクモの糸。それを集める苦労話、糸の分析、強度を「身をもって」試す話。半分近くが著者の研究の話で、「クモの糸でバイオリン」(2016)と重複する部分が多い気がする。
むしで糸をつくるのはクモのほかにカイコ。ダニも糸を作る、というのは驚いた。
視点をクモから広げてあるが、少し散漫な印象。クモの部分は既出の内容なので「途中省略」で説明が飛んでしまったのかもしれない。それ以外は無理に付け足さなくてもよかったかな(あるいはもっとしっかり広げるか)と感じた。
生きものの生み出す糸、というのは面白いまとめ方なのでぜひキチンとした書物として読んでみたいと思う。
紙の本
蜘蛛の糸の研究を志す人が急激に増えてきたそうだ。
2022/02/27 18:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:FA - この投稿者のレビュー一覧を見る
蜘蛛の糸が他の繊維と比べて極めて特異的な性質を持っていることが分かってきた。科学の進歩が自然の力に学ぶという体制になってきた。しかし、蜘蛛の糸の繊維の組成は今だに分からないことが多いそうだ。その研究が進んでいるそうだ。
『生物が環境変化に耐え抜いて生き残るための多様性という戦略的観点から、分子構造や微細構造にあいまいさを残しながら進化していることと関係しているのかもしれない。』
人間はこのような環境変化に対して、どんな戦略をとっているのだろうか、と考えてしまった。
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