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「だれかがいった。書くことは人間最期の職業だと。」
本当にそうかもしれない。
東京大学本郷キャンパスにある図書館は身分証を提示すれば使えた。
つい最近までほんの近くに住んでた。知らなかった。
調べ物をするときは、国立国会図書館へいこう。
南麻布の東京都立中央図書館もいいらしい。
司書さんに相談しよう。
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電通で24年間コピーライターをされていたという”青年失業家”田中泰延さんの本。ウェブでみるコラムの語り口同様、まじめなんだかふざけてるんだか、の表現ながら、理解が深まるテキスト。言いたいことがシンプルだからでしょう。
『承認欲求を満たすのに「書く」は割に合わない。』っていいですね。
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面白いエッセイですが、一言でいえば「身もふたもない」かな。おまけコラムの方が自分には勉強になりました。ただ、その部分が必要ならば、もっといいビジネス本があるかも。「読みたいことを書く」というのは簡単そうですが、その人の「読者力」がそのまま反映されるということ。おまけで付いているおすすめ本のラインナップを見る限り、読み手として相当なこだわりと力があることが感じられます。その「読者力」が書く力につながっているのだなあ、と。読書量と文章力は確かに関係があるのだと感じました。
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2019/9/3 読了
テクニックばかりに気を取られて、文章が書くのが苦手になっていた。もっと基本的なこと、まずは書けばいいい、という気分になれた。
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書くなんて考えたこともなかった。
けど書きたいことはふと考えただけでも色々ある…。
自分が楽しくなるものを書いてみよかな。ひとりよがりで。
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この本から学んだ事を一言にまとめると「自らの言葉に敬意を持つ」ということ。
文字じゃない、言葉に。
その言葉とは誰かに向けた発言も、TwitterやFacebookへの投稿も、心の中だけで思った事も全て含めて。
この本の中で著者は「文章を書く時に失ってはいけないのが『敬意』だ」と綴っていました。
僕はなぜかこの一文を読んだ時に、今思い描いているコワーキングスペース事業のことが頭に浮かんだ。
そしてその後に著者が学生時代に属していた「将来、上場企業のオーナーになる」という意思の元に集まった会社の話が出てきた。
実際に、そこに属していた十数名が掲げていた「上場企業のオーナー」になった。
彼らは金持ちになりたかったのではなく、自分の正しさを証明したかったのだと。
思いついたビジネスが本当に社会に役立つのか?
それは今までになかったサービスなのか?
と、何度も自問自答を投げかけ、ありとあらゆる試行錯誤を繰り返してきた。
心の底から大切に想う自分の考えを実現する為に、文字通り必死だったんだと感じました。
自らの想いに敬意を持って真摯に向き合った結果が掲げていたステージに立つことができた彼ら。
そこで僕は自分に問いを投げかけた。
現状は比べる土俵にすらいない、それは百も承知。
ただ、そこに至るまでの彼らの過程に目を向けたか?そこに至る為に彼らほどの過程と同じくらい、もしくは上回る覚悟があるのか?と。
自分自身が「社会の役に立つのではないか?」「今までになかったサービスを世の中に届けられるのではないか?」と抱いた想いに敬意を持って真摯に向き合っているのか?
僕はその答えを考えている自分につくづくガッカリさせられる。
まだまだ浅いし甘い。
そしてこれは僕が思い描いているコワーキングスペース事業に関してだけじゃない。
自分が発する言葉によって自分は作られる。
これはまさしくだと思う。
自分の言葉の意味を本当に理解して、重みを理解して発していれば、SNSへの投稿においても、作業があるから忙しいという態度や、こんな事やってます程度にまとめられたそっけない投稿はできない。
改めて自分の「言葉」に対して顧みる機会に出会えた一冊。
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ビジネス書というより、エッセイ、自伝寄りのテイストです。非常に読みやすいですが、はまるかどうかは好みによると思います。各所に、無意味な、ふざけたことも散りばめて書いてあります。文章の書き方ではなく、書く上での心構えを学べます。就職活動におけるエントリーシートや面接についての記述もあるので、学生さんは読むと役に立つ(というか気が楽になる?)と思います。
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文章の書き方というよりも、書くための心構えの本。
読み手の気持ちを考えるのでは無くて、自分が読みたいから書く。
誰かが書いてくれているなら、その誰かに任せれば良い。
【読むコント】のような文章で、所々笑える箇所があり、堅苦しくなく読みやすい。
何かを書く前に読めば、書く姿勢や世界が変わる(気がする)1冊。
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ひろのぶさんの「書くこと」の随筆。
・自分が面白いと思うことを書けばいい。と言う話
面白かったこと
・ことばを疑うところから始める
・知らない人を喜ばせるのでは無く、自分を喜ばせること想定した方がいい
他人の評価を気にするな
・人に聞かれたら、情景が浮かぶように答えないと
・面白い人間とは「自分の外面を語る人」
(悪い例)私、ブロッコリー嫌いなんだよね
→へえ…
(良い例)ブロッコリーのこの嫌な臭いはイソチオシアネートが主成分なんだよね
→なにそれ!?
・物書きは調べるが9.5割
・語る対象を愛する
・書くことは世界を狭くすること
(例)「それは、8月だった。尾道の夜のことだった。」
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電通に24年間在籍していた方とあって、名言揃い。
文章術というタイトルからはおよそかけ離れているが、とにかく面白い。
何度もフフッと笑ってしまった。家で読んでいて本当によかった。
肩の力を抜いて、自分のためにものを書くという原点に立ち返る大切さを説いている。
具体と抽象の距離感、そして文章の緩急のつけ方がすごい。いきなり何かで後頭部を殴られたような衝撃を感じ、その後思わず笑ってしまう。
何回読んでも、きっとこの文章は面白い。
笑いたいときに、読み直そう。
履歴書の書き方は必見。
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ラジオのゲストで知って借りた本。
所々くすくす笑えるが、大真面目な部分もある。
田中よしのぶワールド。
〜以下メモ〜
誰のために書くのか?自分が読みたいものを書く
P145 物書きは「調べる」が9割9分5厘
ライターの考えなど1%以下でよい
P151 一次資料に当たる
国立国会図書館
公共図書館、開架式
司書に相談する
P236 価値のある意見には、必ず値段がつく。
書いて手がその商品と引き換えにどれだけの犠牲(お金)を払おうとするかで決まる。
P239 文字がそこへ連れてゆく
「あなたの書いた文章を読んで、会ってみようと思いました」
「あなたの書くものが面白かったので、酒をおごる」
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面白かった。
書くことに対する技術面に対してを書いているのかと思いきやその根底にある気持ちの面で大切にすることが書かれていて度肝を抜かれた。
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みうらじゅん氏がよく『ひとり電通』と言うけれど、著者の田中氏は電通を退職した『電通からひとり』になった方。
具体的なテクニックは書かれていなくても、読み終えた頃にはちょっと何かを書いてみたくなる。
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変な人が書いてるなあ、とはわかった笑
面白かった
この本だけ、というか、この人だけ、っていう文章がある
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事象と心象が交わるところに生まれる文章、こそ随筆。
この言葉に感嘆した。
随筆、エッセイというライトな言葉からは、これまで書き手の思ったことをつらつら書き連ねる、つまり心象にフォーカスして書かれるイメージがあったからだ。
この一文を見つけた後に、ライターをやっている友人がnoteに記している随筆文を読んだ。(素人目に見てもとても上手な文章を書く)
…たしかに、目の前で起こっていること、昔観た映画のセリフ、ふるさとの景色、それら事象をうまく取り上げながら、自分の心模様を投影して、引き込まれるような文章だった。
自分のために文章を書く、という精神は、文章を書くこと以外にも通じると思うし、果ては自分のために生きる、ということにもつながる。そんなことを感じさせてくれる文章だった。
また、コラムにある田中氏オススメの本はぜひ読んでみたいと思う。