投稿元:
レビューを見る
友達がお土産で買ってきてくれた。すごい、なんて平等な意見の載っているフェミ雑誌なんだろう。いろんな角度から、コンビニエンスストアのエロ本が撤去されることに関して書かれている。
フェミ雑誌がそもそも世の中にあるのね!という驚きと、大変な共感、あまりにうんうんってなりすぎて、涙が出そうになった。これからもぜんぶ読みたいです。
投稿元:
レビューを見る
道端に捨ててあるエロ本に不自由しなかったし、土ワイでオトナの胸には様々な型や大きさを知った子供時代であった。なにが正確かは一定の時間が過ぎてみないとわからないとは思うけれど、“イマ”の視点、ヒントをもらったので、これまでの当たり前を疑い、よい社会について考えていこう。
投稿元:
レビューを見る
コンビニからエロ本がなくなることを一冊の本にまとめようとする視点に興味が湧き、購入した。
日常生活を送る中で何気なく目にしたニュースだったが、注目してはいなかった。私が一瞬で過ぎ去ったニュースの話題に対し、真面目に考えていた人たちがいたんだなと。
多方面からの意見、面白かった。
投稿元:
レビューを見る
記録に残すべき事象。このままでは「コンビニにエロ本が置かれていた事実」がうやむやにされる。賛成反対問わず歴史の語り部として各人に意識させること。
エロはエロたる場所で存在するのが生きる道。
投稿元:
レビューを見る
ネット上で話題になっていたから、ずっと気になっていたこの雑誌を、なんと実家で発見。
母が、私のfbを見て買ったそうですが、母は「あなたの見て読んでみたけど、私はあんまり。持って帰っていいよ」とのことで、喜んで持ち帰りました。確かに、博多で約40年専業主婦をやっている母65歳には、なかなか馴染まないかも。(うちの両親はずっと超仲良し)
この雑誌は、下北沢のB&Bが出してるんだね!
先日B&B行った時には気づかなかった。また近いうち行くわー。
投稿元:
レビューを見る
ある朝,読売新聞・朝刊の「顔」欄に,エトセトラブックス代表の松尾さん or 責任編集長の田房さんのどちらか(失念してしまいました)と,フェミマガジン『エトセトラ』の創刊が掲載されているの見て,急いで入手しました。(いわゆる古典ではない)新しいフェミニズムの本とそれをつくったひとが,日曜日の書評欄ではなく,右寄りの全国紙の2面に載ったことに時代の変化を感じます。
特集「コンビニからエロ本がなくなる日」には60人の声が寄せられ,私個人としては,北原みのりさんと清田隆之さんの文を特に興味深く読みました。
また,このようなテーマだからか,投稿ページにもおもしろい意見がいくつも掲載されていました。特に気になった3つを挙げてみます。
20 無駄でしなくてもいい自主規制をするなんて
匿名/千葉県/会社員/44/男性
→ 投稿者は,自分は性差別をしていない,むしろ自分のような男性こそが女性に差別されている,と思っている典型的なミソジニストというかインセルのようです。性差別を理解するための学習と,観察しているものに対する想像力が著しく不足していて,振り回している拳が空を切っているような感じが,こんなひと本当にいるのかと笑わせてもらいました。これも載せてあげるのだから,懐の深い雑誌だと思います。
22 「エロ」が持つ暴力性に人々は一刻も早く気がつくべきだ
ぺそみあん/埼玉県/書店員/32/女
24 人間を人間と思うか,物のように思うかという感性
宇井彩野/千葉県/ライター/33/女
→ 前者はエロ=女の身体という図式に疑問を持ち,エロ≠性行為であり,エロ=支配・侵略・侮辱であることに気がつくべきだと言っています。後者は,屈辱=エロが一つのマニアックな嗜好ではなくエロの主流であることに違和感があり,エロ本がコンビニに置かれていることはエロに寛容であることとは別に,人を人として扱う感性の欠如ではないかと指摘しています。
どちらも私の意見に近いもので,強く共感しました。おや,きみたち,年齢も近いじゃないか。ふふふ。
エロ本のコンビニ撤去に賛成している投稿者の意見は,ヒステリックというより,「やっとかよ……」とうんざりしているトーンが目立っていたような気がします。これは,昨今広く読まれるようになったフェミニズムの本が,一過性のブームにならないでいてくれるという希望にもなりそうです。
投稿元:
レビューを見る
国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→
https://winet.nwec.jp/bunken/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=BB11436928&opkey=B160887248845895&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=100&list_sort=0&cmode=0&chk_st=0&check=0
投稿元:
レビューを見る
フェミニズムをはっきりと主張している雑誌ってなかなかなく、珍しいと思ったので読んでみた。性やジェンダー、フェミニズムについて考える入り口としてはいいんじゃないかな。
そういえば、コンビニのエロ本って「当たり前」にあった。自分がそれに対して強烈な嫌悪感を感じたことはないけど、それ自体が異常と言われれば確かにそう。
「だれかを欺きたいがために論法に工夫を凝らした、意図的かつ論拠に乏しい主張」に神経をすり減らさないように、嫌なものは嫌と、それだけではなく何がどう嫌かを、伝えられるようにならないといけないと思う。
投稿元:
レビューを見る
コンビニからエロ本がなくなる。
この一つの出来事にも、たくさんの思いがある。
エロ本を買っていた人、
エロ本を見ていた人、
エロ本を売っていた人、
エロ本を作っていた人。
みんなの声を聞いて、
やっぱり「コンビニにエロ本は要らない」って思えた。
それだけでこの雑誌を読んだ価値があった。
投稿元:
レビューを見る
一冊まるごと「コンビニからエロ本がなくなる日」特集
ほんとうにいろいろな意見が載っている。
賛成派、否定派。
女性、男性。
作るひと、読むひと、置くひと。
子供のいるひと、いないひと。
ニュースではさらりと流された話題だったように記憶しているけれど、たいした話題ではなかったのか?
同じことを書いてらした方もいらっしゃったけれど、コンビニのエロ本なんて、気にしてないようで、気にしていた。
横を通るとき緊張したし、正視できなかった。
その理由がこの雑誌を読んでわかったような気がした。
使い捨てられる女性の裸たち。
顔を身体を勝手にジャッジされる暴力。
無言の圧を見ないフリをしてきた。
でも無くなったことにホッとしている。
印象に残ったこと。
✴ネットにつながる環境のない老人の性の問題。
✴幼い頃はじめに触れた性コンテンツのその後の人生への影響。
✴じゃあ、なんで男性向けのエロ本があって、女性向けのエロ本や、BLがコンビニになかったのか、という意見。
✴男性にはコンビニエンスなエロが必要だ、という意見。
✴やはりお子さんがいるお母さんはいろいろ気を使うな、という印象。
そういえばこの前書店で三歳くらいの男の子がエロ本をめくっていた。私がギョッとして凝視したらタタタっとどこかに行ってしまった。その後また通りかかったら同じ子がまた見ていた。
やはり刺激の強いものは気になるんだと思った。(その後その書店に行ったらエロ本に封がしてあった)
投稿元:
レビューを見る
ブク友さんの本棚で気になって図書館からお取り寄せ。
数十年前にたまたま寄った田舎の店に薔薇族が置いていて、びっくりした記憶を思い出した。またその頃はレディコミも全盛期。友人と過激な表現に驚いた感想を言い合ったりした。
つい最近まで、主に異性愛男性の性志向を刺激する商品が、生活用品と一緒に置いてあるのって、よく考えると違和感しかわかないのに、すっかりそういうことも忘れていた。トイレ利用の時に、そのコーナーの前を通るのは変な緊張感を持っていたことも思いだした。
本ができるまで、販売、消費者に届くまでに多くの役割の人間が関わっているんだとあらためて知ることができた。実際のところ売れなくなったからという理由もあるそう。
コンビニで、生理用品も不快だという同列で反論する意見や、オムツが売られていない悲痛な声があったということも、そのアンバランスさに愕然とした。
哀しいことに家庭、学校、街中、病院、交通機関、様々な職種を持った人達による性にまつわる問題が連日どこかの街で起こっている。
エロ本がなくなっても、エロコンテンツは違う形でどんどん進化して刺激さが増しているので、また違う議論の必要性が出てくるのではと危惧しながら読み終えた。
覚書
男性の射精文化・産業が日常化・環境化される一方、女性に必要なものがない。(アフターピル、性暴力被害訴訟制度、安心な中絶方法、経済不安なく妊娠出産可能な環境)
ソフィズムとは、だれかをだますことを希望して推理における巧みさを表示する故意に無効の議論
「エロ」は悪いものじゃない。むしろ必要で尊いもののはずなのです。エロいものが「搾取」や「支配」と連動している社会が悪いのだと思うのです。その「搾取」や「支配」の構造から、ハラスメントや性被害が発生しているのです。