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売上を減らして、増やしたものは余裕
労働時間を短縮しながらも、仕事の質を上げ、社員の給料も上げ、お客様に満足を提供し、働く楽しさを感じ続けられる環境を飲食業界で実現した佰食屋のストーリー
僕が大学時代に5年間過ごした京都・西院から始まったお店だということを読み始めた序盤で知り、何とも言えない親近感が僕の中に芽生えた
・会社で自分のしている仕事に意味があるのかわからない
・毎日同じことの繰り返しで変わらない景色や環境に疲れてきた
・多過ぎる業務に追われ自分の将来をゆっくり考える隙間もない
こんな風に思い悩むことがある人には是非一度手にとってみてほしい
これは単なる佰食屋の成功の物語ではなく、飲食業界で独立を目指す人が参考にする為だけの本でもなく、現状に0.1mmでも不満を抱く人にとってすぐさま改善・実践すべき点の多すぎる人の心に寄り添った実用書のようでした
僕には特に何か行動を起こす時に、
職種や業界などの言い訳を失わせてくれた一冊となりました
「敵は己の中にあり」
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売上を減らそうという、逆転の発想がどういう意味か気になり読んでみた。私がSNSをフォローしている経営者の中で3人が批判的なコメントをしていたこともあり、今までとは経営モデルとは異なる発想の本だと思った。
売上とは、社会に価値を与えた指標と思っているので、売上を減らすということは、社会への価値を減らすということになる。本書を読んで感じたのは、社会への価値は「従業員のライフバランスにあった働き方の提供」であることと、減らすのではなく「利益に制約をつける」ということだと分かった。
お客様や利益より、従業員の働き方を第一に考えているが、両立しようとしているところが凄いと思った。100食限定にする事で、従業員の心にも余裕が生まれ、限られた時間の中でお客様を最大限満足させることに努力できるので、従業員もお客様も満足する経営方針だと思った。
一般的に、利益を限定するということは、デメリットだと思われるが、限定したことで生まれるメリットには、社会の問題を解決するヒントもあり面白かった。
この働き方や経営モデルは良い悪いで判断されるものではなく、働き方改革で悩んでいる経営者に対して、こんな働き方もあるという、一つの事例として今の社会には価値があると感じた。
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美味しいランチを100食だけ提供するレストラン。とても素敵なコンセプトでうまく回っているようで、とても合理的で素晴らしいです。だからといってすごく楽に生きられるかというと、すごく悪い環境から比べるととてもいいのだけど、じゃ必ずそうなるかというとそうでもなさそうで、飲食業界の辛さというか日本の物価の低さ(もっとランチは高くてもいいのではないか)が気になる次第
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たまたま見たテレビで紹介されていて、その後HPのインタビュー記事が目に入り、ついには本屋さんで見かけて買ってしまいました。
このお店が実践したことはとてもシンプルで、一言で言えば、一日100食限定で販売するということ。一見、無謀とも思える制約が、思わぬ5つのメリットを生み出したそうです。それは、
1 早く帰れる
2 フードロスほぼゼロ化
3 経営が究極に簡単になる
4 どんな人も即戦力になる
5 売上至上主義からの解放
だそうです。
これだけでも信じがたいモノがありますが、さらに50食限定のお店も考えているというから驚きです。
その秘密は、ぜひこの本で読んで確かめていただければと思いますが、やはり、鍵となるのは経営者の発想力と、魅力的な商品の力に尽きるというのが私の率直な感想です。
何かのご縁なので、京都に行くことがあれば、ぜひ食べてみたいと思いました。
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飲食店経営者です。
本題である「売上を減らそう」の題名を見て「売上を減らす?!」正直パニックになりました。
しかし、中身を読んで行く中で「女性らしい」しなやかな考え方で「世の中の働き方の常識」「世の中の飲食店の働き方」をチャレンジと共に「ぶち壊す」内容でした。
とにかく、スタッフに対する愛が充満している。従業員満足を追求し過ぎる位している。
そして、しっかりとした「経営の考え方」もありながらの自分自身を曲げない信念。唸りました。
自分の今までの経営の常識は「利益を上げて、利益を事業に再投資し会社に磨きをかける」だった。その部分をほぼ放棄した新たな挑戦。
作者の中村社長の今後の展開に注目です。
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非常に画期的なことをする人だなと思った。
まずうちの店ではあんなことできない。
売り上げが上がれば収入や利益が増える
それが幸せだと考える人間とは対照的に
家族で机を囲んで食事を食べる幸せを重視する筆者の考えに感動しました
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1日中働くことで金を稼いでいる人が、もし半日で同じ額のお金を稼げるようになったらどうなるか?
おそらく多くの人が今まで通り1日中働いてお金を2倍稼ごうとするでしょう。
でもこの本の著者ならこう考えるでしょう。
半日で1日中働いていたのと同じ位お金を稼げるようになったなら働くのは半日だけでいい、と。
著者の経営理念は読んでいて何度もはっとさせられました。
佰食屋1/2の考え方に至っては頭をガーンと殴られたような衝撃がありました。
読み終わった後も色々と頭の中を思考が巡っていきます。
とても面白かったです。おすすめ。
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ワークアズライフではなく、
ライフワークバランスの方向を
とっている女性経営者。
自分の会社にとって
どんな人材が必要なのか、
人生において何を大事にしたいか、
明確な判断基準がある。
必要以上には求めない。
割り切っている。
私が経営者だったら、こんな会社に
したいと共感したし、
働く場所の経営者が
こんな人ならいいのになと思った。
自分がしたくないことは
他人にもさせたくない。
こんな優しい人が沢山いたらいいのにな。
飲食店で働いたことがないので、
イメージ出来ないところもあった。
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20191116
営業時間 3時間半
どんなに売れても100食限定
飲食店でも残業ゼロ
フードロスゼロ
離職率低減
マイノリティ雇用
これらを実現している新しい働き方のフードビジネス。
絞ったメニューには圧倒的な美味さが求められる。
家賃も安くなければ実現出来ない。
売り上げ至上主義が限界に来ている日本において模範となる働き方といえる。
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皆さんのレビュー、絶賛だわ。
TVで拝見して早速読んでみようと思った。予約が続いていてようやく。
確かに仕事も充実出来て、ちゃんと人として暮らせていける事が1番ですよね。
誰でもわかってる事なの、実現しようとしなかった。
そして中村さんはそれを実現した。
限定数って弱いですよね。決まってる数だったら絶対飛びつく。
あれもこれもじゃなく、商品を限定してるのもいい事。
地方じゃ難しいと思ったけど、最後の1/2だったら出来るのかしら?
うちも実は自営業。時間は制限してます。ただし商品が少し多めなので、同じようにはいかない。仕込み時間がかかっちゃう。
1つの商品だけで勝負出来たらやっぱりいいんですけどね。
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夜の営業をやめたから、その分、お客様がランチに来られるようになった。
このフレーズが印象的。
人間はついつい欲がでて、なんでも広げようとしてしまう。
足るを知ること。ちょっと不足くらいがちょうど良いのかも知れない。
もっと仕事ではなく、自分の時間を持ちたい。私もそう思う
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ビジネスの在り方を考えさせられた一冊でした。
著者の中村さんは、考え方が一貫していて、素晴らしい。
それは仕事だけでなく、プライベートでも。
こういう人のもとで働きたい。
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顧客を満足させるのがスタッフの使命。売り上げを確保するシステムを構築するのが経営者の使命か。必ずしも拡大路線ばかりが方策ではない。人が集まらないのを地域や賃金のせいにしてないか?自問促す良書。
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働きかたは理想。しかしそれは、超強力なプロダクトがあるから。旦那さんのレシピがよほどのものなのだろう。食べてみたい。
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ハイパー児童館ぷれいすにカフェを取り入れたらどうだろう?
そのヒントになりそうな気がして手に取り、数ある積読を追い抜いて読了。
自分の目標が何で、そのためにどういう手段や手法を取るのかという当たり前の構想過程を、やっぱり自分は辿れていないんだなと実感。
ハイパー児童館ぷれいすに踏み切れない一番大きな理由は「金がない」。
開業資金がない。
安定した収入の見込みがない。
しかし、本書、そして著者の中村さんが佰食屋で取り組んでいる実践は、後者についてはヒントになる部分がたくさんあった。
そして、何よりも今思うのは、佰食屋のステーキ丼が食べたいということと、一度働いてみたいということ。
京都なので難しいけど、いずれは!(食べる方ね)