紙の本
悠々自適
2019/12/19 09:15
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
少ない年収でも、悠々自適に生活していくことができればと、憧れます。決して、夢物語ではなさそうで、うれしいです。
紙の本
もう一回
2021/11/10 15:42
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投稿者:マリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今の僕の経済状況に似ているものがあったので、購入。もう一度読み直してみようかな。あんまり把握できていないので。
紙の本
周りにいないタイプの方でした
2021/08/26 16:48
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投稿者:creammochi - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の声をもっと聞いてみたいと思いました。
コロナ禍の現在どう暮らしているのか気になります。
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なんだか気持ちがとても穏やかになった本でした。
ここまで清貧なのは真似しようとしても無理、と思いましたが、取り入れたい考え方も多くありました。
無理しないのが一番。でもどんなことが無理なのか、わたしはまだきちんとわかっていないので、まずは自分と向き合うところから。
経済的、精神的、体力的に自分の快適なバランスを知っておくこと。自分の生活水準を把握しておくこと。
一人暮らししたい、と漠然と考えていたのですが、実現に向けて進もうと思います。自分で生活出来ないんじゃ、生きていけないしね。
やる気も貰えましたが、落ち着く本です。何度でも開きたいです。
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『年収90万円でハッピーライフ』大原扁理
Twitterで筑摩書房をフォローしてから欲しい本がたくさんあって仕方がない。自分は一般的に年収が高いと言われる職業・会社に勤めているが、仕事はストレスフルであり、飲み会も多く、さほどお金は貯まらない。おまけに急性大腸炎で入院したり、マッサージ屋に行ったりと、お金を多く稼いでは、すり減った身体へのメンテナンスでそれほどプラスのお金は出てこない。そんなことを思っている時、『年収90万円でハッピーライフ』という題名はとても魅かれるものがあった。いざ読んでみると、大原さんは、上記の私の生活と真反対の生活を送っていた。私の生活が「高収入高疲労高発散」生活ならば、大原さんの生活は「低収入低疲労低発散」生活であった。大原さんは何度も強調していたが、何もこうなりたいと思ってこのような生活に至ったわけではない。とにかく自分が好きなことをやり続け、自分が嫌いなことをやらないということを続けているうちにこのような生活になったという。
大原さんは言う。苦労には2種類あって、何かを達成するための努力をする時の苦労と、とにかくがんばるという苦労。前者には意味があるが、後者には全く意味がない。後者の努力をしている人が多すぎるのではないか。
年収90万円の生活は衣食住をとにかく感じる生活であるという。食は粗食にしているという。肉を食べず、お米や野菜を中心に食べる。こだわりを持たず、なんとなく、栄養のある食事をする。健康であることとは一番の節約であるという。人は食べたもので出来ている。個人的な話だが、疲労がたまると辛いものや刺激の強いものが無性に食べたくなる。刺激の強いものに舌はだんたんと麻痺していき、胃腸が耐えられなくなり、入院した。高刺激高損失である。一方、大原さんの食は低刺激低損失。こういった生活の方が、よっぽど良い。
着るものは自分スーツと呼ぶ、毎回決まった洋服。とにかく、決断に時間や頭を使わない。内田先生は、昨日の自分を越える為に、気づきを得るには、毎日同じ生活をするのが一番良いという。カントが毎朝散歩をし、イチローがカレーを食べ続けたように、毎日入力における脳への刺激を低く抑えることで、小さな変化に気づくようになる。ペースメークやルーティンの大切さはここにある。大原さんは、知らぬ間にルーティンをしっかり作っている。低刺激高感受生活である。住に関して面白かったのは、とにかく家にいるのが大好きな大原さんは、家にいることが幸せなら人生の半分が幸せという。また、家賃を1時間単位まで割って計算する発想が面白かった。大原さんの家の場合、家賃から換算すると1時間39円お金を払って家にいるという。こう考えると、外に出ることが損に感じてくる。この感覚は面白い。
ハッピー思考術も面白かった。心と体のチューニングが重要で、つらい時に、何も感じないようにしてしまえばラクだが、これを続けていくうちに心と体が壊れていく。そんな時、自省と微調整をする為にはとにかくボーっとすることが大切だという。何もしないと、人間自分と向き合うしかなくなる。その時間をどこかで作ることがとても大切だという。知らないうちに自分をしんどくして��た小さなことの積み重ねに気が付いて、きちんとリセットされる。
また、ハッピーな生活をする為に、物欲を減らし、工夫して生活し、必要なものだけを買い、週に何日最低働けばよいのかを計算する。
最後に、隠居生活を続けて実感することは平和=退屈なわけではないという。退屈は人の心の中にしかない。退屈する人はどこで何をしていようと、いくらお金を持っていようが退屈なのだという。そんな人の心の中にしかない退屈を吹き飛ばすためには、想像力と創造力が必要で、この二つさえあれば、どんな環境でさえも楽しむことができる。話は飛ぶが、全体主義の独裁者は人々の退屈に付け込む。高ストレス高刺激な毎日を過ごす中で、加速度的に刺激を欲する。入力でしか満足できないひとは一番独裁者に操られやすい。どんな時でも自分の想像力と創造力で退屈さを吹き飛ばせる人間は、独裁者抜きでも幸せでいられるから、操られにくい。人のいいね!より自分のいいね!を大切にしよう。
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高卒、フリーター、実家を出てミニマムな家賃の住処で週休5日のスローライフ。
もともと、学校も仕事もそんなに好きじゃない。適応ストレスで燃え尽きるより、ストレスから距離を置いて若隠居になって一人で楽しく生きる。
ありだと思います!
より良い学校、より良い会社を目指して競争したり、頑張りすぎて心身壊すまで一生懸命になったりすることが日本人の美徳だけど、それで病んでしまう人が多いもの。
それより手作りの漬物やスコーンでつつましくほっこり暮らす方が幸せ感高し!
お金のかかる消費ライフでリア充アピールなんてしなくても全然幸せになれる。
偶然だけと「凪のお暇」の主人公の生活みたいだなと思った。
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早くこうなりたい。
というか、別にお金がなくても生きていける自信はある。
チャリンコにアウトドア道具詰め込んで走り始めれば金はかからん。
晴れの日にはペダルを回し山に登り、雨が降ったら動かない。
逆に、ずっと家に引きこもって読書したい。映画見たい。アニメ消化したい。
積み本、積みDVDの消化に何カ月かかるんだよ、ってくらい積み上げてある。
そんなスーパーお気楽生活をしたいんです。
ただし、そんな生活をするのに今の立場を捨てられないんです。
じゃあ何があればそんな生活できるの?というと、やっぱり金ですかね。
何千万あれば安心してハッピーライフに移行できるんですかね。
結論、働きたくないでござる。
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忙しかったり、こうじゃないとという
社会からの期待に苦しくなった
時に読みたい本だと思います。
週5でバリバリ働いて、休日はたくさん遊んで、その間に恋愛して結婚して子どもを産んで、、という一連のこれが理想なんじゃないかと、自分で思い、現状そうなれてない自分はダメなんじゃないか、、と
悩んでる時にこの本を読みました。
全員がこの人みたいな生活がむいてるとは思わないですが、こんな考え方やライフスタイルもあるんだなぁと思うことで
ガチガチになってた考え方や心に、風を吹かしてくれました。
また、ガチガチに固まってしまった時に
読みたい本です。
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初めて彼を知ったけど、全然意外な生活じゃない。というか、極めて似た生活をしている。彼のように、洗いざらい書いて紹介する機会も意思も余裕もないし、ちょっと書くのだったら差し障りがあるので秘密にするけど、かなり似ている。それに、彼も言っているけど、何も彼と同じ生活をする必要はさらさらない。
でもだからこそ、私と違って若くてストイックな彼の生活の中で、参考になるところはある。以下はそのメモ。
・起床したら、白湯を読みながら、ブログ更新とメールチェック30分。←短い!
・朝一番の飲み物。白湯。冬は生姜のすり下ろしとたまに蜂蜜。夏は濃い目のセイロンティー、ミルク。快便のもと。
・17時ごろ夕食。腹6分目で調子良い。←ストイック!
・ものすごく好きって、周りから見たらウザい。でも意外とそこに才能が隠されていたりもする。
・人間やりたいことはわかんなくても、やりたくないことだけは意外と迷わないんですね。
・中学環境は荒れていた。周りでは、ブロック殴り殺し事件、いじめ自殺もあった。彼も酷いいじめに遭う。死の一歩手前までいく。登校拒否の同級生の家に避難生活。←これは全く似ていない。よく生きていたな。小説にできるぞ。
・親の極貧生活(トイレットペーパーにマヨネーズつけて食べた等々)聞いて「世の中の不公平等」を知る。
・コンビニの廃棄弁当食べたら、翌日如実にだるい。朝うんこ出ない。現代人、食べることを蔑ろにしていないか?
・しかるべき時にちょうど出てくる欲や野心。それは例えば「本を書きたい」ということ。
・手間暇かからないで、健康も欲しい。それで粗食(玄米菜食)になった。
・小松菜は常備菜。軽く湯にくぐらせて、ごま油と醤油で炒める。冬は根菜(人参、大根、生姜)をすり下ろしたのを冷蔵庫に入れて2-3日持たせる。色とりどり。
・いじめられていた時もそうだったけど、何も感じないことにした方が、その場は圧倒的にラクなんです。だけど、これを続けていくと、物事は見えないとこから壊れていく。ジンマシンが出て、あのとき辞めてホントによかった。←そう言えば、ジンマシンがいつの頃からか出なくなった。以前の仕事辞めた時と期を一にする。今気がついた。
・地球の人口約73億人の中から、この「お金」は、私を選んで来てくれた。なんかありがたいことだなぁ。
・家賃2.8万、共益費1500円、固定費(ネット含む)1.5万、食費1万、その他。月6万で生きていけるが、たまの贅沢で7万。それで週2日のバイトにした。たまのライターの仕事や、バイトは貯金へ。
・結果、読書と散歩が趣味になる。自然の中をあるくって、本100冊分のすごい情報量があると思う。
・隠居生活をして、つくづく実感するのは、平和=退屈なわけではないということです。退屈は人の心の中にしかありません。退屈する人は、どこで何をしようが、いくらお金を持っていようが退屈するんです。
・人間って、個人的な単位では想像も共感もできるけど、全体的な単位ではよくわかんないように、頭が出来ているんじゃないかと思う。全体主義屋さんはそういうとこに付け込むんですよね。これは怖いことです。
想像力はどうしたら身につくか。
1番手っ取り早いのは、本を読むこと。自分が体験し得なかった人生を擬似体験するのが目的なので、ビジネス書とかじゃなくて小説が良いです。
・全体主義屋さんに付け込まれてしまう根本的な原因は、人間が何かに頼らなきゃいられないという弱さを持っていることです。(略)誰もが、自分自身の手で、心の中に伽藍を建てるしかないんです。(略)100人の他人からの「いいね!」より、自分ひとりの「いいね!」が勝るようになればしめたもの。
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世界一周旅行券というものがあるらしい
オルタナティブライフスタイル本
好きな時間に起きて何もせず本をひたすら読むって最高
フツーであることという信仰
”Mr.競争社会みたいな人” いいね
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高校卒業後、就職も進学もせず、世界を放浪して行き着いたのは、東京の片田舎で週休5日の自称隠居生活。
著者は30代。年収90万円で家賃2万8千円の古民家に住み、ほぼ人と交わることはない。スコーンを焼き、野草を食べ、暖房は湯たんぽ。時々、文章を書く。
欲や夢、貯金、将来などを考えることを超越した境地にたどり着いた究極のミニマリズム生活。病気への恐れ、親や近隣住民の世間体をさっぱり忘れて、自己肯定すれば、こんな生活もアリだ。あまりに極端な生活なので、参考にしようとは思わなかったけど。
最低限の衣食住さえあればいい。アフターコロナ時代にはそんな人間が増えるだろう。問題はそんな生活を楽しむ覚悟があるかどうかだ。中途半端に著者の生活を真似するべきじゃない。
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楽しく生きて死ねるなら本望に納得。私もそういう生き方がいい。隠居生活はとても真似できそうにないけど。
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私の今までの人生の中では出会わなかった価値観。こんな生き方も認めてもらえる世界があるんだとわかって、自分の世界が広がった気がする。すぐにマネすることはできないけれど、自分なりの"充実した生活"を目指したい。
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働きたいのではなく、自分の幸せを求めたら週2日の労働になっただけ。なんのために働いているのか?を改めて考えさせられた。
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■タイトル:
年収90万円でハッピーライフ
■手に取った理由(1~2行):
職場近くに一人暮らしを始め、ただ生きているだけでめちゃくちゃお金がかかる。年収90万でハッピーなわけあるか!と思い、内容が気になったので。
■感想:
本筋から外れた内容だけど、「隠居式スコーンのつくりかた」がすごく美味しそうだった。スコーン食べたい。
■一番の学び:
単純に「労働から距離を置こう」とか「シンプルに暮らそう」といった生き方を提唱しているのではなく、この本で強調されているのは「自分を知ること」。
自分にとって地に足ついた生き方とは何なのか、今自分は自分にとってハッピーな生き方をできているのか、等といったことをたまには考えることが必要。
年末年始は時間あるし、そういうことに時間を使ってもいいかも。