紙の本
おもしろい切り口です。
2019/07/30 11:39
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:momo - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんな丁寧な授業があれば,学生時代も落ちこぼれることなくすんだかな,と思います。しかし,短編が一般にあまり好きではないので,ぜひ長編でも同じような本があればいいなと思います。
紙の本
ヘミングウェイ作品をベースにした英語学習のメソッドを紹介し、生きた英文法を楽しく学べる
2019/06/24 20:37
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
文法を学びながら、小説を楽しめる素敵な1冊。本質的な「読む」ということと「英文法」を学ぶということは全てにおいて共通していることだとわかる。基礎はある程度出来てる人が読んだら読解力がとても上がりそう。ヘミングウェイの原文は、短文だし、短編だし、読み易い文章かもしれないが、なんせ 海の男の気持ちなど、なかなか私には分からない。微妙なニュアンスを酌むのに苦労しているひとにとっては、思った以上に含蓄に溢れていて面白い。
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全国書店品薄状態!ヘミングウェイで英文法を習う!
ヘミングウェイの名文を通じ、英文法の「心」に触れられる理想の学習書!
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ヘミングウェイの短編が6編。問題集みたいに、文中に線が引いてあって、この○○はどういう意味ですか?とか、これの品詞はなんですか?とか問題があって、そのあと詳しい解説や関連する英文法の説明とか、内容の解釈とかがあるっていう形式で。
きっと難しいんだろうなと思っていたら予想外にヘミングウェイの英文は平易で読みやすかった。英文法の問題もそう難しくなかったのでほっとした。仮定法過去とかto不定詞とか。(仮定法過去って学校で習ったときは決まりはわかってもいまひとつピンとこない感があって、それが英文を読むようになったらやたら出てくるので、こういうふうに使うのかっていうのがわかってきたという感じ。)逆に、もうちょっと難しい問題でもよかったかもとか思ったり。。。
あと、やっぱりわたしがたぶんバカなので、ヘミングウェイのすばらしさはあんまりわからなかったかも(大変失礼)。。。すみません。。。
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ヘミングウェイの文章を初めて読みましたが、「仮に独力で辞書を頼りに文章を訳せたとしても、文章が表現しようとしている全体像まで自力で掴むのはなかなか難しそうだな」と感じました。
本書では、和訳文のほか「ここに気をつけて読もう」という作品の細かいポイント解説に加え、もう少し大きな視点から文法を解説した「ワンポイント文法講義」も作品の間にあり、独学で英文にチャレンジしようという方には最適だと思います。
執筆中のヘミングウェイを装丁に使った表紙も堅苦しくなくて、とっつきやすい要因かも知れません。
ジャケ買いもありだと思います。
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おすすめ資料 第484回 (2019.10.18)
英文法を理解する喜びと文学鑑賞の愉しみを、同時に味わえる1冊です。
取り上げられているのはヘミングウェイの短編作品6編です。
無理することなく、一文ずつを深く読むことの大切さ、楽しさを感じられます。
巻末の「英語学習のお勧め参考書」にも注目です。
【神戸市外国語大学 図書館蔵書検索システム(所蔵詳細)へ】
https://www.lib.city.kobe.jp/opac/opacs/find_detailbook?kobeid=CT%3A7200256857&mode=one_line&pvolid=PV%3A7200616335&type=CtlgBook
【神戸市外国語大学 図書館Facebookページへ】
https://www.facebook.com/lib.kobe.cufs/posts/2478774842172206
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文法や単語の工夫によって平易な文章でも、英語表現が豊かになることを実感したと同時に、自身の文法知識の浅薄を痛感した。巻末におすすめの英語参考書が載っていたので、それらを読んで英語学習に精進したいと思った。
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ヘミングウェイの短編を使って文法のお勉強する本。強制使役じゃないmakeとか、willとbe going toの違いとかが設問になっていて、それを考えつつ、またストーリーについても深く考えさせてくれる。
ヘミングウェイを英文で読む機会(学生の時以来ない)なんてなかなかないので、いい機会だった。解説も素晴らしい。万が一原文でこれらの短編を読んだとしても、軽く読み飛ばしてしまっていて、ちゃんと理解してなかったに違いない。
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説明が丁寧なのでとても読みやすい。日本語訳が先、というのがわかりやすい。英語で注意する場所に下線が引いてあり、それをどのように回答するかを求めている。すぐに説明がないのがいいかどうかわからない。文法や単語の簡単な復習にもなる、
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本屋で見かけて、「おもしろそう!」と思って、ほとんど中身を見ずに衝動買い。
だがしかし、読みにくいったらありゃしない。
私はせっかちで、質問形式になっていると答えをすぐ見たい人なのに、答えを見るにはページをあっち行ったりこっち行ったりしなくちゃいけないこの本の作りにすっかりイライラしてしまい、真ん中くらいまで読んで嫌になって放置してた。
このたび、引っ越し中にこの本が出てきて、読んだところもすでに記憶になかったので最初から読み直した。(この「引っ越しで出てきた」ってやつ、シリーズ化できそうだ・・・)
読み直すにあたり、ページをあっちこっち行ったり来たりするのはやめることにした。とにかく質問ページはスルーし、まずヘミングウェイのオリジナル文を余計なことは考えずに普通に読む、そのあと文法解説を読む、というようにしたら、ストレスなく読めた。最初からそうすれば良かった。
内容は、ちょっと期待しすぎていたかも。
解説はすごく丁寧でいいんだけど、中学生~受験生くらいのレベルかなぁ。
えー、今さらそこ?って内容ばかりで、ガッカリだった。
そもそも、最初に「日本語訳」が置かれていたのが驚き。
え? 日本語を先に読むの!? 英文精読のための本なのに?? って、私はかなりめんくらったけど・・・この構成から考えても、この本の著者は、日本語に訳して日本語で考えることにプライオリティを置いている日本の学校の授業のスタイルから抜け出してない人なのかな?
最後のオススメ文法書についての短いコメントはおもしろかったんだけど。
ちょうどこの本を読む前に、新国立劇場の公式サイトで、河合祥一郎氏による演劇講座の記録『シェイクスピアの台詞の音楽性』を読んで、あまりにもおもしろくて衝撃を受けたところだったので、そのくらいのレベルの驚きと発見を期待しちゃってた。
弱強五歩格とかそういうやつ。
それって文法じゃないか。はは。
しかし、前から思ってたけど、ヘミングウェイの超短編って、似た感じの話が多い。ワンパターンはさすがに言い過ぎだけど、3パターンか4パターンくらいに分けられそう。そんで、申し訳ないけど、私にはあんまりおもしろくなーい。
この人の長編とか中編はすごくおもしろいんだけどな。
途中で放置している間に、人気があるのか売れたのか、この本の続編(ヘミングウェイで学ぶ英文法 2)が出ていて、さらにこの間、本屋に行ったら、オスカー・ワイルド版も出てた!
このシリーズの構成は嫌いだけど、オスカー・ワイルドはおもしろそうだなぁ。読んでみようかな。
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24頁ほどしか無いテキストを文法解析してくれるので、適当に洋書を雰囲気で読み流したくない人に向いている。読み飛ばしが必要な場合もあるけれど、そのわからなかった部分をそのままにすることに不快感を覚える傾向があり、その点が解消されるのでこの本は良かった。行方昭夫センセのモームの英文解釈シリーズもよかったが、ヘミングウェイもイイね。定価だと高いのでusedを購入したが、それでも少し高い。独学者の洋書読書としては仕方ないかな。
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時制や句順をじっくり味わいながら、鋭利にカッティングされた鉱石のようなヘミングウェイ短編を読む練習。詳しい解説がついているので、講義を受けているような感覚を味わう。
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本文は意外とすんなり読めた。最後の一編だけ難しかったかも。解説の文法用語はよく分からなくて飛ばし読みした。文法も勉強したほうがいいのかな。時間をおいてまた読もう。
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英文法の解説が詳しいだけでなく、難解な作品を誰もが楽しめるように工夫されている。一読では意味が分からない場面でも、解説を読んでそういうことかと膝を打つことが何度もあった。私のように、英文学を読んでみたいけど敷居が高いと感じている方には本当にお勧めしたい。
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本の構成的には少し読みづらい部分があるが、小説という楽しめる題材をベースに文法や細かい意味の使い分け、意味の取り方を学べる。網羅的ではないが特定の文法表現について深く学ぶことができる。