紙の本
この世に『絶対』はない
2021/02/27 15:11
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投稿者:人生やりなおし - この投稿者のレビュー一覧を見る
今この国ではトップ自ら『絶対』に類する言葉を多用している。しかし、著者の言うとおり‘’戦争‘’以外に『絶対』はない。
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世の中に絶対ということはないと戦争を通じて感じ取った半藤氏の「戦争だけは、絶対に はじめてはいけない」という言葉が非常に重く響いた。
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非常に良い本だった。ただただ遊ぶことに一生懸命だった子どもの頃。戦争が始まり大変なことになる。東京大空襲で奇跡的に助かる。伝えたいこと。戦争だけは絶対はじめてはいけない。子どもたちに是非読んでほしい絵本です。
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昭和20年3月10日未明、334機のB29による東京大空襲で、九死に一生を得た中学一年生の一利少年は、「絶対」という言葉は使わないと心に誓ったのでした。「絶対に日本は勝つ」「絶対に神風が吹く」「絶対に日本は負けない」「絶対に・・・、絶対に・・・」。焼け野原となった東京下町の空の下で誓った「絶対」という言葉を使って、いまどうしても伝えたいのは『戦争だけは絶対にはじめてはいけない』という、戦争を知らない子どもたちへの半藤一利氏の叫びでありました。
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半藤氏の 子供の頃の話の絵本でした。
幼少にこのような体験をしたからこそ
戦争について 色々深く調べて 本をお書きになられたのでしょうね。
話の中で お父さんと逃げたのに
途中で一人になっちゃってしまっていて
このまま別れ別れなのかとドキドキしました。
後日 テレビの対談?で この時の話をなさっていたのですが、お父さんは 女性(奥様以外)の ところへ 駆けつけて行ってしまってたそうです。
昭和初期は こういう 男性も 多かったのでしょうね。
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小学5年の読み方りで使用。
広島長崎は遠いが身近でこんな事があったと伝えてから読み始めました。
沢山の想いが込められた作品。
何か一つでもメッセージが届けばと思います。
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小学5年生の12月、東京の下町・向島で生まれ育った半藤さんはラジオから戦争が始まったことを知ります。不安な気持ちで学校に向かいますが、すれ違う大人たちの表情は晴れ晴れとしいて、日本が勝つと自信満々です。しかし、戦争は徐々に厳しい局面へと移っていきます。中学2年生の時、1670トンもの焼夷弾が落ち10万人以上が亡くなった東京大空襲で助かった半藤さんは、この世に「絶対」はないということを思い知りますが…。
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半藤一利さんの特集で紹介されていた絵本です。
今とてもきな臭い世の中になってきています。戦争ほど愚かなものはない。
ぜひたくさんの人に読んでもらいたい絵本だと思います。
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『絶対』なんてない。
焼夷弾は消せると、日本は絶対勝つと教えられて大きくなり、全部が違って残ったのは焼け跡だけなんて…
『人間が人間でなくなる』これ以上恐ろしいことはないと思う。
人の死にも心が動かず、人を殺すことにも心が動かなくなるなんて、あってはならないこと。
本当に、戦争なんかしてはダメだ。
今も続くウクライナ侵攻や、内戦など、何とか…なんとかならなたいだろうか。
戦争の引き金を引くのはいつも安全な場所から眺めてるヤツらばかり。その人達の意識を変えない限り、どうにもならんのやろか。
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まだ買ってないところは、ぜひ、新学年のリストに入れてください。
2019年に出たんだけど気がついてない学校、多いと思う。
歴史の記述者、半藤一利氏の東京大空襲をいきのびたときの話です。
こんなに長いあいだかかって、ようやく話せるようになったんだなぁ、と思います。
2023/01/12 更新