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善意とはという事を凄く考えさせられた。
常識、一般論とは?
独りよがりな、一方的な善意は、残酷だと突きつけられた。
SNSが大きな存在となった現代では、それが大きな凶器になっているのだ。
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純愛というのだろう。
「とある」性癖のために、心の繋がりが
歪曲されてしまう男女の物語。
まあ、究極なところ、周りになんと
思われようと当事者がそれで幸せなら
ほっといてあげればいいのかと。
とはいえ、こんなケースは稀だと思うので
なんとも難しいけど。
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本屋大賞、他のノミネート本も読んだ中で、納得というか、これが選ばれる時代に感動。更紗と文が、2人とも何も悪くないのに追い詰められ、ネットや生身の人間にも傷つけられる。切なくなるが読むのを止められない。とにかく みんな読んでほしい。
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本屋大賞 納得です。
更紗と文は、お互いを必要としていた。
世間がどんな目で見ようと
ふたりは お互いがいる世界を
心地よく感じた。
他の人が どーこー言ったり
人の基準を押し付けたり
そんなのは、間違ってるんだ、
大きなお世話、迷惑と 言ってくれる。
私の美しい庭 にも通じるテーマだったな。
個人個人の考えは、どれが間違ってるとか
こう考えるべき、とか なくて
それぞれで いいんだ、てね。
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とても読みやすく、
久しぶりに一気読みした。
終始切なすぎて
心がぎゅーってなった。
映画見る前に読めてよかった。
予告編の松坂桃李、
足首がめっちゃ細くて、 あ、文だ。 ってなった。
亮くん役の横浜流星も楽しみ。
登場人物みな、生い立ちに闇を抱えてるけど
少なからず現実にもそういう人いるはずだし、
親が離婚してるって友人もたくさんいる。
ほんと生きてるだけで偉いんだよ。
幸せは人それぞれだし、干渉することじゃないよね。
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恋愛が最上の愛じゃない。
当事者だけに真実はわかる。
自分がおかしかったとしても、誰にも理解されなくても、たった1人その気持ちを共有してくれる人がいることがどれだけ暖かいことか。
Twitterなどでも犯罪記事にはたくさんの人が色々なことを書く。加害者についての罵倒や推測、被害者への哀れみや同情。
それがたとえ優しさからの言葉だとしても、当事者にとっては自分を理解されないという苦しみを産む。
ナターシャ・カンプシュさんがストックホルム症候群と言われるのを嫌がった気持ちがより分かった。
とりあえず、私は無責任に意見したり推測したりしないように気を付けようと思う。
補足
更紗だけじゃなくて文も相手を求めて行動したって言うのがとても好き
幸あれ
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著者の小説は初めて。本屋大賞の候補になる少し前に読んだが、候補になるのも頷ける内容。
現代ネット社会の問題点、「忘れられる権利」、マイノリティの問題など、難しい問題を扱っているのに、何か切なくなる内容。素晴らしい。
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〝わたしの中には冷たく固まった部分があって、本当の意味では誰ともつながれない人間なんじゃないかと思っている。
努力してもなんともならない部分が壊れているのだと。
それはもうどうしようもないと受け止める一方で、人の営みからはじき出されている、という悲しみも抜けきらない。矛盾と孤独感。”
〝世界はどうしようもないことであふれているから、理不尽さに憤っても消耗するだけだ。
だから深く考えないよう気持ちを薄くしてやり過ごすしかない。”
✳︎
読み始めて直ぐに、「あ、私この物語好きだ」と思った。最初はキラキラした素敵な家族の物語かと思ったら、途中から泣きたくなるくらい苦しくて、切ない物語だった。
事実と真実は違う。
真相は当事者にしか分からない。
ー あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。それでもわたしはあなたのそばにいたい。 ー
どうかこの2人が幸せに生きていけるようにと祈らずにはいられない。
2020年読了、33冊目。
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なんともいえない読後感。
引き取られた親戚の家から逃げ出したかった小学生と、病気(?)で身体的に大人になりきれない男が出会い、生活を共にする。
結局警察に見つかって、全国的に知れ渡るニュースとなるが、女の子本人としては悪い思い出ではない。
しかし、もちろん周囲はそんなこと理解してくれなくて…もどかしさを感じる。
でも、自分の周りにそんな人がいたら、まさか自ら望んでそうなったとは思わないだろう。
結果的に、大人になって再会した2人は恋愛とも違う不思議な絆で結ばれ、共に歩んでいくことになる。ハッピーエンドなのかどうなのか…。ただの美しい話ではない。
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沙羅と文の物語。
沙羅メインで物語が進むが、最後文視点でのストーリーがあり、文の理解につながった。
真実は本人にしかわからない。周囲は各々の一般常識にあてはめて考える。当たり前のことだが、この本ではその残酷な面を描いていた。やはり本を読んだり調べたりし自分をアップデートする重要性を確認した。
文の障害についても少し調べてみたが、病名までは特定できなかった。この病気が完治するような時代になったとしても、その未来で過去に治らなかった人がいることに思いをはせることが重要になるなと感じた。転じて、かつて完治できなくて、今後遺症が残った人がいるのではないかと思い当たり、自分の想像力のなさにげんなりした。今だと治るのに、自分は治らなかった。その悔しさを抱えている人も多いのではないだろうか?
後遺症が残った人はどんな思いをしているのか、次はそんな本が読みたいと思った。
だからアイスクリーム3つなのね
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当人達にしかわからない本当の愛情。切なく苦しいが、そう思うことも当人達には、勝手な想像と捉えられるのだろう。読みやすく、わかりやすく、感情移入しやすい作品だった。
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とても好きな物語でした。
読後感がよくて素敵です!
小学生の頃誘拐された少女と、誘拐した男子大学生二人の真実にハラハラしながら読みました。二人の重い過去と現在。「本人たちの気持ち」は聞き入れられず、世間で流れるプライバシー無視の情報やその大きな流れ、思い込みに二人は追い込まれる。悪気のないネットの書き込みや写真動画のなんと怖いことか。不安定な二人の関係や状況に、切なさで胸がしめつけられます。最後の優しい解放感に温かくなる物語。
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流浪の月
著作者:凪良ゆう
東京創元社
貴方と共にいることを世界中の誰もが反対し、批判するはずだった。私を心配するからこそ誰もが私の話しに耳を傾けないだろう。それでも文、私は貴方のために側にいたいの再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき運命は周囲の人を巻き込みながら疾走を始める。新しい人間関係への旅立ちを描く実力派の作家が遺憾なく発揮した。息をのむ傑作小説。
タイムライン
https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
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なんか、すごかった。
読んでる最中もぐいぐい本の中に引き込まれて、読み終えたあともなかなか抜け出せない。
もう一回読みたい
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本屋大賞候補として、読みました。
夕食にアイスクリームo.kな自由な親に育てられた少女は、親がいなくなり、厳格な叔父叔母の家に行き、心を病んでいく。厳格な親に育てられ、精神がおかしくなり、公園で気味の悪い目で少女たちを見つめるった青年と出会い、心を通わせていく。自由に生きていくために、自己を通して、生きていく物語。
「そして、バトンは渡された」と「本屋さんのダイアナ」を合わせたようなイメージ。