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【息もつかせぬノンストップの感動大作】移動デリを経営する夏都は、芸能界の闇を巡る事件に巻き込まれていく。思いもよらない結末があなたを待ち受ける、感動のミステリー。
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移動デリを経営するバツイチでアラサーの夏都。借金を返しながら、海外赴任中の姉の息子・智弥を預かる生活はぎりぎりであった。ある日突然、中学生アイドル・カグヤのファンたちに車ごとさらわれた夏都は、芸能界の闇に巻き込まれていく。カグヤとファンの暴走に思われた事件は、思いもよらぬ結末を迎える。
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スタッフじゃなくてスタフ。??どんな意味?
みんな寂しい。少し寂しいかとっても寂しいか、人それぞれではあるけれど。面と向かってそう言えたら何かが変わっていただろうか、言ってもしょうがなかっただろうか。
小さな声でも言ってみようよ、小さな声を聞き逃さないようにしようよ
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結構中盤まで盛り上がりにかけていた。起こる出来事はあまり深刻ではないし、これといった盛り上がりもない。
でも、徐々にジワジワと読む気力が高まっていった。最後、こんな話になるのかー!と完全に感服!
死がないミステリーでもここまで面白くなるんだな。道尾さんすごい!
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中盤から、え、そういう話?みたいな展開になっていく。どんどん現実には起こらないような、ファンタジーみたいになっていって感情移入できず…。最後はやっぱり道尾秀介だけあって、ほー!って感じで終わる。最近いつもそうだけど、どんでん返しを期待しすぎてしまう。
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掛川夏都は、夫と共同で移動デリを開店する予定が、夫の浮気で離婚、意地で一人で移動デリを開店することとなる。
また、同時に姉の海外赴任に伴い甥の智弥を預かることなる。
二人はある事件に巻き込まれることなるが、そこにはある深慮が隠されていた。
物語的には面白かったけど、多々事件の幕がわからず、ちょっともやもやした結果だった。
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夫の浮気による離婚。
夫と2人で始めようとしていた移動デリの仕事。
姉の弟との同居。
主人公のナツは、リアルな現代の女性像を
ありのままに描かれている。
女の強がり、見栄、本音の寂しさ、
意地。負けん気。
そんな事を言ってられない現実。
そんな中、有名女優の姉のスキャンダルを
もみ消したいアイドルのカグヤ一味による
ナツの拉致事件。
姉のスキャンダルを暴露させまいと
作戦を練り協力していく様が、
面白おかしく描かれている。
衝撃の黒幕。からの黒幕。
みんな人間で、心があって、
本音を隠しながら強がって、
それでも生きてるんだ。
それが家族なんだと。
著者が男性なのもまた、一興。
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すごい傑作だと思う。緩やかに衝撃的。胸が締め付けられてホントにたまらない気持ちにさせられます。今の子って、大人の状況を把握するのが上手な子が多いのは感じる。その中にはたしかにとても物分かりが良くて大人の判断をする子もいるけど、やっぱり我慢してるんだよね。大人はそういう子にこそ目を向けなければいけないってことをあらためて突きつけられた気がする。
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2019年、27冊目は、今年、初の道尾秀介。
掛川夏都は、バツイチ。彼女は、実の姉の息子である、智弥と二人暮らし。移動デリを営むも、その生活は楽なものではなかった。ある日、夏都は営業前に車ごと拉致されてしまう。彼女を、拉致したのは、アイドル、カグヤとそのファン達であった。そこから、夏都、智弥、智弥の塾の先生、菅沼はカグヤとそのファン達の企てに巻き込まれてゆく。
正直、フィクサー的存在は道尾ファンなら(自分程度でも)、想像出来る範囲内。ソレでも今回は第五章と終章で、道尾流のフックを、かなり拾い直してくれる親切設計。元々が女性週刊誌連載と、道尾作品に馴染みがない方々のためかもしれない。そのため、道尾初心者にもオススメの一作。
その上で、最高のドライブ感、展開、オチ、大オチを用意するところは、サスガ。他人に踊らされるコトを嫌う方々、勧善懲悪を好む方々、性善説を信じる方々向けではないが、道尾作品入門編としても機能しそう。自分のような、世の中斜めに見てる人間には、ラストの少しウェットな感覚の方が……だが……。
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智弥君の描き方が非常に良かった。
いくらしっかりしていても中学生なんだから、極端に装うことで自分を守ろうとするのも仕方がない。
読 んでいて愛おしくなる少年でした。
一方で誘拐事件の真相や、それに纏わる大人たちの言動はいろいろと情けなかった。
何度も緊張感を演出する割に蓋を開けると実は意外とつまらない状況だったり、読み易いけれど盛り上がりに欠けたかな。
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衝撃。前半はストーリーはそこそこに、特に主人公が行動してから自分の心理に気付くあたりの描写が見事。そして後半はストーリー展開で魅せてくる。面白かった!「移動デリ」と見るとデリヘルっぽいが実際はキッチンカーのこと。
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入りは悪くなかった。
でもだんだんつまらなくなって行って、、最後まで読んでそういうことかって思ったけど、、イマイチでした。。
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残念な作品
大好き作家さんなのに、こんなに酷いと
次に本を取れるか心配になる
不必要なキャストと不必要な説明と不必要な小咄の連続で全体のストーリーも全くどうでもいい
各ジャンルが作家さんに合ってない
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4.1点
複数の作品を組み合わせたような不思議な小説
序盤で日常を描きつつ、その中で起こるちょっとしたイベントを飽きさせず読ませてくれる。
そうかと思えば急に誘拐されるという一捻りから、なぜか誘拐犯たちを手助けするところで主軸が進んでいく。
よく考えれば分かるレベルの無理のない伏線を回収していきつつストーリーは進行し(智弥の有能っぷりは都合良すぎる気もするが)想像したものと全く違うラストに着地する。
ラストを伝える為にそこまでのストーリーを紡いだとすると、酷く回りくどい書き方をしている。しかしだからこそ最大級のインパクトを読者に残す。どうなったかを描かないからこそ良いのだろうが、どうなるのか気になる不思議な感覚。
初の道尾秀介作品で強烈な印象が残った。
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物語と
伝えたいことが
はっきり
しないとも思えるが
逆に
そこに
深みがあるのかもしれないと
考えさせられる作品だった
作者は
女性の感覚を持っているようにも
思えた