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紙の本

俳句は新しい発見

2019/11/08 08:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

雑誌「ホトトギス」といえば、今では俳誌として有名だが、明治の時代愛媛松山で創刊されたそれを東京で引き継ぎ、編集に携わったのが高浜虚子だ。
 夏目漱石の名を一躍有名にした『吾輩は猫である』が載ったのも「ホトトギス」であったように初期の頃は文芸誌のような構成であった。というのも、虚子が一旦俳句の世界から遠ざかったことが要因でもある。
 そんな虚子が俳壇に戻ったのが大正になってからで、以降「ホトトギス」は俳壇で大きな位置を占めることになる。

 稲畑汀子さんは高浜虚子の孫にあたる。
 父親が虚子の子年尾で、虚子のあとを継いで「ホトトギス」主宰となり、汀子さんはその父のあとを継いで主宰、そして現在は汀子さんの息子である稲畑廣太郎さんが次の主宰となっている。
 稲畑汀子さんは名誉主宰である。
 こうして名前だけを連ねても虚子の世界がいかに大きかったかわかるし、「ホトトギス」の影響の深さも想像できる。
 汀子さんはかつて「NHK俳壇」の選者でもあり、そのテキストにも連載記事を綴っていた。
 それがこの本の「選句という大事」と「句会の力」で、これに「ホトトギス」に綴った「俳句随想」が合わさって編まれている。
 そういうことでいえば、これこそ「ホトトギス」の本髄といえるかもしれない。

 汀子さんは「俳句は理屈ではない」という。
 「興味を持って物を見る心をいつも若々しくしていなければ俳句はできないだろう」と続ける。
 この本にはそんな汀子さんが作った「俳句の作り方 十のないないづくし」が載っている。
 きっと作句の参考になるに違いない。

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