紙の本
美味しいものに出会える旅が復活する日を願って
2022/01/16 22:16
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投稿者:amisha - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は紫禁城の近くで生まれ育った生粋の北京っ子だそう。「食は広州にあり」という言葉を耳にしてきた私にとっては、知らないことばかり。辞典と冠しているが、本当に様々な料理が紹介されている。いわゆるグルメ本ではなく、ご本人が本当に美味しいと感じた料理について書かれた随筆集。コロナのオミクロン株で冬季・北京オリンピックの開催が危ぶまれているが、早く美味しいものに出会える旅ができる環境にならないものだろうか。
電子書籍
食べたくなる!
2022/09/12 21:36
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近、海外への旅行が出来ないので、海外の美味しそうな料理には、興味しんしんです。この作者は、紫禁城の近くで生まれ育った北京には詳しい方のようで……。かつて、食は広州にありと聞いたことが、ありますね
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うーん。中国語勉強しようかなあ。ともかく楽しかった。ネット読めるといいのだろうなあ。
散歩のとき何か食べたくなって、を思い出したのはどうしてか。
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中国の昔っぽいイラストが読みたい気持ちをそそられた。
イラストだけだと想像しにくい料理はインターネットで写真を検索して見るようにした。料理名は中国語読みのルビがふられていたので、それでピンインを想像して中国の検索サイトで検索した。ルビがあって助かった。
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読むだけで食べたくなる!イラストもいいけど、写真も欲しかったかな。
あとルビだけじゃなくて、ピンイン表記も欲しかった。
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中華料理は私たち日本人にとっても、とても身近なものだ。レストランで食べるだけでなく、麻婆豆腐や青椒肉絲など幾つかの料理は日常的な家庭料理のレパートリーにもなっている。
それなのに、この本で紹介されている料理のほとんどを私は知らなかったし、正直、味や見た目を想像することも難しい料理もたくさんあった。
その幅広さや奥深さー地域によって材料も調味料・調理方法も異なるーがとても興味深く、中国人でも地元民でなければ知らないような食べ物を、彼らの食べ方で、食べてみたいなぁと心から思った。
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ページを繰るたびに食欲を刺激される一冊だった。
家・街角・レストランの章立ての下、李楊樺氏の挿絵と共に綴られる著者の巧みな文章で紹介されるのは、日本のファミリーレストランや"町中華"ではまず見かけない料理の数々だ。「香椿魚児」(チャンチンの若芽の衣揚げの小魚見立て)や「沔陽三蒸」(沔陽風の3種の蒸し物)や「臭豆腐」(醱酵豆腐)等が特に気になった。
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広い中国・多様な気候風土、長い歴史から織りなされる料理の数々に驚かされます。
見たこともない食材。
想像もつかない調理法。
そして著者の食レポぶりが素晴らしいです。
調理しているところを見ているかのような臨場感、その料理にまつわるエピソードや歴史、名前の由来、など83の全ての料理一つずつに書かれています。
家、街角、レストランと3つのシチュエーション別に選ばれているのも想像しやすくて、物語のような楽しさです。
薬膳を勉強していることもあり、食材や香辛料の組み合わせも興味深かったです。
「それぞれの土地には風土に根ざした滋味があるものなのだ。」
気になるのは西瓜鶏。
鶏と出汁を中身をくりぬいたスイカの中に詰めて蒸し上げる!?
いつか現地で食べてみたいです。