投稿元:
レビューを見る
新刊、お待ちしておりました…
黄昏の岸を読んだのは中学生の時だったので、私個人は15年?くらい待ったでしょうか。まだホワイトハート文庫だった…懐かしい。
その間、何度もなんどもシリーズを読み返して、戴の行く末を案じていました。
まだまだ安寧は見えてきませんし、途中で何度も挟まれる唄が不吉で、ものすごく不安を感じていますが…
とにかく成長した泰麒の言葉遣いや、表情の描写、凛とした行動が尊すぎるので、問答無用で星5です。
もう泰麒や李斎、その他の皆様をお目にかかれただけで満足です。正頼が一番心配…無事でいて!
新キャラも良いです。
投稿元:
レビューを見る
18年ぶり待望の新刊。
前作とまったく作風もクオリティも変わらず物語が続いている、
それだけで感無量(*´-`)
投稿元:
レビューを見る
戴国(たいこく)に麒麟が還る。王は何処へ──。乍(さく)驍宗(ぎょうそう)が登極から半年で消息を絶ち、泰麒(たいき)も姿を消した。王不在から六年の歳月、人々は極寒と貧しさを凌ぎ生きた。案じる将軍李斎(りさい)が慶国(けいこく)景王(けいおう)、雁国(えんこく)延王(えんおう)の助力を得て、泰麒を連れ戻すことが叶う。今、故国(くに)に戻った麒麟は無垢に願う、「王は、御無事」と。──白雉(はくち)は落ちていない。一縷の望みを携え、無窮の旅が始まる!
「新潮社」内容紹介より
地名やら名前の読み方が難しくてすぐ忘れる…(;´Д`)
けど、忘れた頃に再度ルビがふってあったりするので、助かっている.
これ架空の戴国の話だけれども、実際の組織でも起こりうることだな、と思いながら読んだ.反逆の理由は何なんだろうなぁ…
次巻を読み進める.
投稿元:
レビューを見る
動いた!話が動いた!!
膠着状態の戴の姿が続刊を待ちわびた歳月に重なるようでことさら嬉しい。なにより、計都が生きてたー!!うわーん!
そして英章も厳趙もシロっぽい。よ、よかったあああ。
白雉が「知らない間に末声を鳴いていたかも」には笑ってしまった。雑だなおい。
投稿元:
レビューを見る
でるでるゆーてーでなかった新刊がよーやくでました!
しかも連続4冊、これで戴のはなしが完結らしい。
よーやく、よーやくですわー。
なにやら妖魔がでているらしい、王が不在らしい。
らしいらしいでどうなっとんじゃーな戴。
泰麒の話を読んでからはあの子はどうなったのーーっとゆー疑問がぐるぐるまわって大変でしたが、よーやくその答えが!ありがとうございます!読ませて頂きます!!!
が、まだ一巻話はまだまだ序章です!
大きくなったのねーっとどこかの親戚のおばちゃんのようなテンションで泰麒の登場に感動しつつ、
あの本当に純粋無垢な幼い泰麒はもういないのだなあっと少し切なく。
しっかし、あの最強妖魔を手放してしまっていたとは…。
なんの力もない麒麟。
だけど、そのような状態であってもなにかを成すことができるのなら、それは私達にとって心強いお守りのような物語になりえるえのではないか、そんな気もする。
しっかし、もう国も人もボロボロ、火は消えてはいないけれど、いまにも消えそうなここから、どう物語が動くのか、もう期待しかない。
しっかし、相変わらず役職名とかいろいろありすぎてわけわからんことなる。
相関図が迷路。
あと名前の読みを覚えるのに時間がかかる、のは加齢のせいなのか!とりあえず漢字の字面で把握するのじゃー。
項梁が無事戻れる未来をお願いしますーー
投稿元:
レビューを見る
王はどこに。
戴に戻った李斎と泰麒。隠れながら王を探す旅が始まる。はたして、驍宗は生きているのか。阿選が新しい王なのか。
ハードボイルドなロードムービーという感じ。続く巻があるため、一気に話が動くという印象はないが、泰麒が李斎から離れて宮城を目指したのは驚いた。泰麒、成長したな、と。登場人物の真意が読めない人が多いので、読んでいてもどかしい。早く続きを。
投稿元:
レビューを見る
角を失くし、麒麟の能力を失った麒麟が、この世界で、麒麟として生きて行けるのだろうか。
王が道を外れれば麒麟が病む―それは王と麒麟が一蓮托生ということだ。では、王気を感じられない麒麟と王との関係はどうなるのか。
泰麒は黒麒麟。普通の麒麟とは違うはず!
投稿元:
レビューを見る
一章から六章
あれから六年。冬に向かう寂れた町や村。彷徨う人々。追い落とされ行方不明の驍宗を捜す李斎たち。少しずつ協力者が現れる。
投稿元:
レビューを見る
古き友人も久しぶりに再会できた喜び。忘れかけていた独特の世界観。待ちわびた新作を読めることに幸せを感じた一冊目。
一文字で表すと『謎』。
投稿元:
レビューを見る
今は何を書いてもネタバレになるし憶測でしかないし来月までの日々を思うと私の心が耐えられないので、とにかく、小野主上、新刊本当にありがとうございます…!たとえどんな事実でも、それが十二国記なら、戴の歴史なら、見届けます。
投稿元:
レビューを見る
18年ぶりの続き。
お待ちしておりました。
前作で戴国の窮状を訴えていましたが、思ったよりも荒れていない?
というか荒らされつくしたのかなという印象。
妖魔が蔓延るのは柳との間の海沿いだけなのかな。
ちょっと分からないけれど妖魔も近寄りたくないほど荒らされつくしているのか。
もしかすると王が生きているから……?
ちょっと想像していたのと違うけれど私の想像よりもすごいことが小野先生の頭の中では繰り広げられている言うことか。
3巻4巻を読まないことには疑問は解けない。早く続きを読みたいです。
投稿元:
レビューを見る
遂に!遂に!!
戴国が動き出した…ー
18年ぶりに!!!
*
読み始めたら、十二国記の世界に一瞬で入ってしまって、一気読み。
あの幼くて可愛くて、か弱かった泰麒が大人になってる( ;∀;)
表紙の成長した姿の美しいこと…!
もう、私は完全に女仙の気持ちよ…。
*
ネタバレはしたくないから、内容はあんまり書けないけど。
途中項梁の台詞に涙が出てしまった…。
本当に戴国の国民には幸せになって欲しい。
そして、驍宗様と泰麒も幸せになって欲しいよ…。
続けて第二巻も読みます!
投稿元:
レビューを見る
十二国記新作は全四巻。
「ということは、第一巻は現状の説明とか、これからの準備の巻に当たるんだろうな」と、途中までは思っていたのですが……
いや、中盤からこんな展開になるとは思わなかった……。割とマジであの場面は、今まで十二国記を読んできた中で、一番驚いたかもしれない。
王、そして麒麟が行方不明という異常事態の中、阿選が王となり6年。圧政の中で完全に動きが止まっていた戴ですが、泰麒たちの思いもよらぬ行動は、確実に王朝を揺さぶり、大きな波紋を広げたことが分かります。
すでに予想を裏切られただけに、展開はまったく読めない……。これは楽しみだ。
そして、暴動の鎮圧のさなか行方不明になった驍宗ですが、彼の失踪直前の様子も徐々に明らかになっていきます。
怪しげできな臭い動きがあったことは分かってくるのですが、まだまだ詳しいところは藪の中。この当たりの証言の出し方も巧いなあ。ミステリとしても通用しそう。
戴国の細かい設定もしっかりしてます。今更十二国記で「世界観の作り込みが不十分」なんて言われることはあり得ないとは思いますが、それにしても本当に良く練られてるなあ。
RPGでも裏設定が気になる自分みたいな人間は、ファンタジーの細かい設定、特に市井の人たちの生活や、組織、仕事がしっかり描かれているだけで、うれしくなってしまうのです(笑)
小野不由美さんの筆は、時に厳しく登場人物たちを描きます。今回それが表われたと思うのは、民たちの苦しみと困窮の描写。冒頭の母子の描写もそうなのですが、中盤に少しだけ挟まれる、名も無き民たちの絶望が読んでいて辛い……。
小説の中の話とはいえ、彼らの苦しみが少しでも早く終わるよう祈ってしまいます。
新刊が出るということで、この『白銀の墟 玄の月』を読む前に前作の『黄昏の岸 暁の天』を再読しました。
そのラストを読み終えたとき、改めてこの結末から18年間、続編を待ち続けたファンの皆様に、頭が下がる思いになりました。
もちろん自分もうれしかったのですが、新潮文庫版から入った自分と、講談社時代から待ち続けたファンの方とでは、きっと待ち遠しさの度合いは数十倍、数百倍は違うと思います。そんなファンの皆様のお祭り騒ぎに、後続の自分も参加させてもらってうれしい限りです。
わざわざ自分が言うことではないですが、18年のブランクは今のところまったく感じさせません! そしてここまで読んで感じないということは、きっと結末までこのまま突っ走ってくれるはずです! それがどのような結末であれ……
目下の問題は二巻をいつ読むか、ということ。来月の三巻、四巻発売直前くらいまで待つか、このままのテンションで読むか。悩みどころです……
投稿元:
レビューを見る
待ってましたぁぁ!
久々のこの世界に(漢字表記のぎっしり加減に)、潜るまで少〜しだけ時間がかかったけれど、あとはもう止まらない!
詳しい感想は4巻でまとめて。
投稿元:
レビューを見る
謎だらけのまま終わった「黄昏の岸 暁の天」でしたが、ようやく、ようやく続きが読める。ただもうそれだけで幸せ。変な話、この続きを待ちに待ちながら、読めずに世を去った人も少なからず居たはず。その人たちの無念を思うと、この本を手にできたことを本当にありがたく思います。
その内容についてはまだまだこれから、というところ。一番気になる驍宗の行方については、一瞬だけ驍宗らしい人の描写が出てきますが、そう断言できるほどの情報がなく。せめて髪と目の色を教えてくれよ、と思いましたが、それを分かったらほぼ確定なので(笑)。全四巻の予定らしいので、これについては小出しにして引き延ばされるんだろうなぁ……
後半は白圭宮に乗り込む泰麒と、驍宗の捜索を続ける李斎とに分かれ、話が進みます。隻腕ながらもそれなりの戦闘力を持つ李斎の方はさほど不安が無いのですが、麒麟としての力を失った泰麒が敵の中枢に乗り込むというのは大いに不安。項梁がいるとはいえ、危険が大きすぎて心配でしかないです。
ただ、驍宗の行方と同じくらい阿選の意図も気になるところ。かつては驍宗と双璧の将軍と言われた彼が、ただ権力欲しさに謀反を起こしたとは思えないし、お話としても単純すぎるので、何か驚きの真相がある……と思いたいです。なので、相当の覚悟を決めて白圭宮内で行動する泰麒が、きっと阿選の意図を究明してくれると期待して、第二巻を読む予定です。