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雪が降り始めた。凍てつく戴に希望はー。
ちょっと私も驍宗様を探しに行ってくる!あと李斎に王宮のことを伝えてくる!と読み進めてすっかり戴の民、李斎の麾下になった気持ちの私の心は叫んでいる。
十二国記を読むとあるあるだが、こんなにも人々は懸命に生きているのだから、天はもう少し慈悲があってもいいんじゃないかと涙ぐんでしまう。しかし、ここで安易に奇跡が起こらないことこそ、十二国記の魅力だと思う。現実でも災害や不幸は理不尽にやってくる。それでも生きていかねばならない。登場人物の誰もが私が生きていく道の師となる。
二巻なので、まだまだ核心まで遠い。気になることが多すぎる。
三巻の発売に向けて、前シリーズ再読して待つ!
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あと1ヶ月が待てない、くらい続きが気になってしょうがない。。
2019.12.11再読
この巻の最後の方、本当にどん底に落とされるな…
そしてすでに人物が多すぎて分からなくなってきてる…
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ぎゃーーーーーーー。
10章、10章があああああああ。。
え?え?そうなの?本当に?
あんだけどこだどこだと話をのばしといて着地点はそこなのーーーー?
ちょ、ちょっと落ち着こう、一旦はなれよう、と一服。
そして改めて最後まで読みました。
がっくり、どうなんだ?白雉は鳴いたのか?
とりあえずそこを来月確かめるまでは希望をまだもっていたい、が三巻がギョウ宗さまの話だったらその希望も潰えるかもーーー。
ああ、十二国記ファンの同じような悲鳴が聞こえる
…。
正直、話が全然前に進まないし、なにやら宮内はゾンビー的で気持ち悪いし、なにがどうなってるのか、
ストレスたまりまくり。
けど、勢いのある少年登場で物語にも勢いがでてくる予感
来月を待つ!!!
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白雉は鳴かないし鳴かせたくない。私は信じたくない。最後回生の発言でエッ?エッ??てなったけども。
2巻の驍宗様の背中が、去っていく背中だなんて思いたくない。それに、私達読者は泰麒が小さい頃からどんなに健気に頑張ってきたか知っていて、6年間の日本での艱難辛苦も知っていて、どうしたって報われて欲しいと思ってしまうんだ。ここまで苦労してきて、彼の選んだ王が死んでしまったなんて事になったら、辛すぎて悲しすぎてどうにかなってしまう。そうなったらどうやって戴国の幸せを想像したらいいのか分からない。仮にもし阿選が王になったとして、明るい未来なんか見えない。今の王朝を見るにつけてもそういう気持ちしか生まれない。
十二国記は闘い、正し、己に克つ物語だと思っているので、最後には笑えるようになると信じている。せいぜい一読者として、来月まで心乱していようと思う。それも楽しみなんだもんね。
そしてこの1ヶ月の間に風の海迷宮の岸を読むんだ、心が折れそうだけど。そして私の愛する王と麒麟が揃って戴へ還ってくることを信じて待つんだ。
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ここまで読んでしまった。言葉の通りに捉えてよいのか…? ただただ呆然としている。鳩が気になるところだけど、きっと皆また会えると信じたい。黄昏の岸〜の戴史乍書より「丈阿選は禁軍右翼に在りて本姓は朴、名を高、兵を能くして幻術に通ず。」の一文がずっと頭に残っている…
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帯に「驍宗は王だからこそ戴国を守りたい。民が幸福に暮らす国となるように。」との記載があったものの該当のシーンは登場せず。1巻が起、2巻が承となると、3巻が転でついに驍宗が登場か。非常に続きが気になるところで次巻へ続くとなってしまいました。
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台風の中読んだのも相まって。
辛い、ただただ辛い。
王=驍宗である必要はないのだ。
安心して暮らしたいだけなのだ。
思いの違いに気付いてしまう李斎は
では何のために片腕を失ってまで。
国を治めるとはどういうことなのかを
改めて考えさせられる。
1巻で少しだけ希望を持って終わる章があったのが救い。
来月の3、4巻でどんな決着をみるのだろうか。
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私は信じてないからなーーー!!!
死んだなんて信じない……嘘だと言ってくれ、驍宗さま……。
十二国記18年ぶりの新作は泰麒が戴に帰還し、行方不明の驍宗さまを探すお話です。
と思いきや、途中で泰麒が探索の列から離れ、首都鴻基の王宮にいる阿選のもとへ。驍宗さまは李斎たち一行が探し、泰麒が現状を、李斎が過去をなぞり、二つの視点から戴に何があったのかが明らかにされていきます。
この辺りの書き方本当上手い。さすが主上。
18年待った新刊!何があったかやっと明らかになるんだわ!とワクワク読み進めるこっちの気持ちとは裏腹に、まーーーーー事態が進展しねーーー。王宮は正常な政が行われていないせいで、泰麒が大胆に動いたというのに肝心の阿選が動かねえ。驍宗さまに繋がる手がかりも、一生懸命探してるけど全然見つからん。
じりじりしながら読み進める間にわかってくるのは、とにかく戴の厳しい現状。そればっかりが嫌というほど伝わってくる。
つらい。早くどうにかしてほしい。
そう思うのに、全く事態は好転しないし、空回る。
やっと驍宗さまに繋がる機会を掴んだ!と思ったらアレなので、いやもう「嘘だ!!」以外何も言えない。
だって勝手に信じていたのだ。泰麒が戴に戻ったら、全部明らかになって驍宗さまも無事に見つかってハッピーエンド、大団円、だと。
忘れていたんだよ、これがそんな優しいお話じゃないってことをさあああああ。
魔性の子、ド暗かったもんね……。
陽子が陽の主人公なら、泰麒は陰の主人公担当しちゃってもおかしくないよな……いや、嫌だけど。
とにかくこの不穏極まりない空気の中で一ヶ月待たされるのかと思うと本当もう頼むから一息にやってくれ、って感じになるのですが、どういう結末になるにせよ最後まで見届けたい所存……。
どうか違う人であってほしい。早く帰ってきて「蒿里」って呼んで頭を撫でてあげてほしい……。泰麒頑張ってるよ……。
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登場人物の相対するもどかしさや不気味さが、じわじわと迫ってくる。異世界ファンタジーだけれど、同じようなことが現実世界でもあるような気がしてこわい。
物語の折り返しで衝撃の事実!で終わっているけれど、過去作で書かれていたことや、本作でのあれこれを合わせると希望があると思っています。
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展開が凄すぎて、残りの3.4巻が出るまでの一ヶ月、放心状態になりそう。
18年間待ち続けてきた甲斐があった!!!
挿絵の泰麒かっこよすぎです
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王が不在のまま六年。
荒廃する一方の戴国。
なぜ王は現れないのか?
生きているのに政をしないのであれば、失道するのではないか?
本人の意に反して政をおこなわないときは失道しないんだって。
だから天の意志は未だに驍宗の上にあるわけで、ということは驍宗は大けがをしているか、記憶喪失になって看病してくれた娘といい仲になっているか。
しかし話が進まない。
国を作り直す話なのだから、そりゃあ登場人物はそれなりに必要だということはわかる。
でも、阿選は何もしないのだもの。
唯一の政策が棄民なんだもの。
「一体どういうつもりなのだ?」と不審に思う人、物足りなく思う人が次々に出てきたところで、話は進まない。
泰麒が阿選のところに馳せ参じ、ひとまず民を救うために泰麒の領地である州を治めようにも、人材がない。
だから何もできない。
話が進まない。
数人ずつ協力者は増えてきても、国を相手にするには足りないんだよなあ。
李斎の方も驍宗を見つけることができないまま無為に時が過ぎていく。
今ここで「反・阿選の者たちよ、立ち上がれ!」と言ったら、立ち上がった場所に鎮圧軍が押し寄せてきて、結局罪もない民が巻き添えをくってしまうから何もできないって…その理想主義、劉備なの?
「最大多数の最大幸福」という言葉は決して好きではないけれど、巻き添えを気にして身動きが取れず、大勢の民がただただ死んでいくのを手を拱いて見ているのなら、そんな将軍はいらない、と思う。
衝撃の結末を迎えるこの巻だけど、私はフェイクだと思うのね。
元々泰麒は麒麟としては規格外だったし、そのうえ今は麒麟としての属性をすべて失っているけれど、だからといって麒麟としての一番の根幹の部分に気づかないなんてありえないもの。
それがありなら、何でもありになってしまう。
驍宗が無事に見つかればすべては解決なんて言う簡単な話ではないのだろうから、もうそろそろエンジンをかけて話を進めてもらわないと。
次巻に期待だ!
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まだだ。まだ白雉が鳴いていない。鳴いていないと信じたい。
小さく素直で必死に頑張っていた泰麒が選んだ王が、こんな形で失われてほしくない。あの時戴は、いい国になるはずだった。どんどんといい国になっていくはずだった。
と、ここまで書いて思ったけど、阿選はもしかして戴を無くしたい…?
だから棄民なの…?もしくは天に挑戦してる…?
阿選が何を欲しているのか、それが見えないことが一番怖い。
ただ、泰麒は景王や延王の上に立つものとしての姿を見てきたはずだし
何が大切で何が大切でないかは、麒麟であることを除いても
しっかりわかっていると思う…から…泰麒を信じて残り2巻を待つ…しかない…。
戴には、戴を良くしたいと願う人間がいる。
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阿選…っ!
泰麒に何てことを!!??
いくらなんでもやりすぎだよー。
泰麒がやりたいことって何なんだろう。
いまいち明確な目標というか、阿選の懐に入りかけたはいいものの膠着状態だし、仮朝内も6年経ていても不安定さが拭えず、何の為に有るのかが分からないなぁ。
盟友とまではいかないなりにも、お互いを認め合い、意識していた、行動力の驍宗、知力の阿選といったところだったのかな。
"文州で変事があるだろう"と阿選が言ったということは、誰かがそれを成そうとして阿選も荷担する形になったってことなのか?
"討つ"とは言ったが、"起つ"とは言っていない…真意はどこにある?
琅燦が首謀者に見えたが、言動を聞いてると違うような…あやふやな感じ。
時々、"鳩"が登場したけど、キーワードになるのかな?
あとは、ひたすら驍宗を探す旅と戴国の厳しい現状諸々で疲れてしまった。
撒いた種が多くて広くて、起承転結の"承"までも行ってないような展開が続いてて、どう解釈していけばいいのか状態。
次巻こそは、動きますか?動いて下さい!
転回を期待したい!
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だいぶ穿った見方になるとは思うのですが、この二巻のラストを読んだときに、ちょっと感動しました。
十二国記の天の摂理を、ここまで見事に物語に組み込み、現状の不可解な事実の数々を説明しつつ(この説明が正解かは分からないのですが)登場人物たちの究極のジレンマにつなげることができるのか! と。
二巻になっても、戴の国の民たちの厳しさは変わりません。貧困や困窮ゆえ、悪の道に走ったりあるいは人を見捨てなければならなかったり……
荒くれ者の集団でもある土匪の話もそうとう練られてて、土匪を束ねる人物の半生からは、国に振り回される人々の運命の過酷さやどうしようもなさ、というのが透けて見えます。また個人的に忘れがたいのが、村での小さなエピソード。
自分たちに余裕がないため、旅人に対し家の門を開けなかった女性、その女性の末路……。あまりにも救いがなく、改めて戴の限界というものを感じさせられます。
李齋たちの驍宗探しの旅は、戴の国の惨状を自ら肌で感じる旅に他なりませんでした。だからこそ、委齋たちを襲うジレンマは、より切実さと切迫さを持つのです。
何を大義とするべきなのかも、何が真実なのかも分からないまま、物語は続きます。発売日まで指折り待ち、戴の行く末と委齋たちの決断を、見守りたいと思います。
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一巻は、ひたすら戴の窮状と泰麒がつらくて読み進めるのがしんどかったのですが、二巻はもうハラハラして一気読み。めちゃくちゃ読み急いだ感があります。でも止められなかった。
十数年前、私に十二国記を教えてくれた同級生の友から「叫んだ」とLINEが来た意味がようやく分かった。
白雉は…まだ落ちていないはず。だから私は泣かないし諦めないよ。そうでなければ、泰麒や李斎をはじめとした、今まで奪われ続けた戴の民たちが報われなさすぎて辛すぎる。
宮中の人が「病む」理由も気にかかる。鳩の存在も。
そんな中、私としては朽桟の存在がちょっと光でした。
続きがもう…気になる…
読み急ぎすぎて、読み切れてないところがいっぱいあるかもしれないけど、まずは続巻を読了してから再読したいとおもいます。