紙の本
少し足りない本
2019/11/26 22:39
8人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
所謂「親日派」として非難されている実例として紹介されている韓国の軍人や文化人達、志願兵出身の韓国の将軍達について何の注釈もないが、ここには注釈をつけないと分からない人が多いのでは?ここは出版社の責任。
日本の支配は朝鮮と台湾とでは別々に実施されていたが、そこを一緒にしている個所が気になる。朝鮮で昭和13年に施行された陸軍特別志願兵制度は台湾で施行されたのは昭和17年。
亡国の責任者として高宗が名指しされているが、明成皇后閔氏と大院君も同罪なのでは?この3人と大院君と一緒になって王位を窺っていた永宣君が従来の朝鮮での権力闘争の構図のつもりだったのに、帝国主義の覇権に揉まれていったのだから。
おそらくこの本を買う人の中には「韓国の学者が日本の支配を肯定的に書いている」という感じで読んでいる人もいるだろうが、この本でも書かれているように日本が朝鮮を経済的に同化させていった事が重要な点だ。
紙の本
日韓関係
2019/11/26 17:52
5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
これからの日韓関係のありかたについて、わかりやすい解説で、読みやすかったです。隣国との健全な関係に、役立ててほしいです
紙の本
当たり前と言えば当たり前のことを、冷静な筆致で、淡々と書き綴った本
2023/03/17 22:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
これを読むと日韓関係に、
僅かな希望を見いだせそうな気になります。
慰安婦や竹島関連の部分にヮ、
李栄薫氏が断腸の思いで綴ったであろうくだりも
散見されます。
一点だけ惜しかったのヮ、全篇を通して、
日本語として熟れているとヮ言い難い文章が
続くことです。このあたりヮ、日本語版を出した
文藝春秋の責任でしょう。
紙の本
かの国が変わるとも思えない。
2020/11/28 22:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:FA - この投稿者のレビュー一覧を見る
「この国の国民が嘘を嘘とも問わず、この国の政治が嘘を政争の手段とするようになったのには、この国の嘘つきの学問に一番大きな責任があります。」
かの国にもまともな学者がいるものだと安堵した。しかし、これまでの捏造した歴史を修正したとしても、かの国が変わると思えない。私見ですけど。国の外に出て勉強して本当の歴史を知った人もたくさんいるでしょう。国内でも疑問を感じている敏感な人がいるでしょう。しかし、その考えが正しかったとしても、言えない。今回は、この作品で学者が声をあげましたが、かの国が変わるとも思えない。
日頃のニュースを見聞きして、かの国は信じられない思考をするものだと思ってます。どのように歴史が正されようと、かの国国民が歴史を直視できたとしても、わが国とは、まともに付き合える国ではないと思います。なぜならかの国の国民だからです。
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【韓国震撼のベストセラー】憂国の研究者グループが、慰安婦問題、徴用工問題、竹島問題などを実証的研究に基づき検証。韓国に蔓延する「嘘の歴史」を指摘する。
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対韓関係に問題意識を持つ日本人からすればここに書かれた内容はごく常識に過ぎないが、韓国の研究者がこれを書いたことに意義があるのだろう。
はしがきの李承晩礼讃には違和感があるが。
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慰安婦問題、強制徴用工問題、竹島問題、韓国併合、植民地支配、創氏改名、などなどの問題が韓国と日本との間には存在する。特に慰安婦問題、徴用工問題、竹島問題は両国民の気持ちを沸騰させてきた。それぞれの問題の根本には歴史的事実を究明せずに、日本は悪であり仇であるという頭からの硬直した主張がある。韓国併合、植民地支配で日本は韓国を過酷な状況に置いたし、不平等で、居丈高な態度で接してきた過去がある。しかし、それぞれの問題は事実を明らかにして議論することが大切だという韓国人研究者の主張は傾聴すべきだ。韓国で10万部以上のベストセラーとなったと聞くが、それでも韓国の反日が収まるとはとうてい思えないが…。
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読了。
日韓両国で話題の本書。歴史・経済の専門家が一次資料にあたり、アカデミズムの良心に従って、学術的に事実を検証しており、所謂嫌韓本とは一線を画す。日韓双方で「日本の朝鮮統治を美化するもの」との反発もあるようだが、永劫併合の目的のため、朝鮮の精神文化を破壊しようとした日本の帝国主義について、本書は明確に批判している。色々な立場や考えが交錯するのは承知の上で、猛烈な批判を覚悟しつつも、自国の現状を憂い、出版に踏み切った著者/編者の勇気には、率直に敬意を表したい。一方、敬意を表するがこそ、日本人が自身の正当化のために本書を利用するような行為は品性を欠く、とも思う。本書を肯定的に取ったにせよ、否定的に取ったにせよ、これ韓国内でベストセラーになった現実に、硬直した日韓関係打破の微かな希望を感じる。
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2020/06/10:読了
事実をタンタンと書いていた本だった。
こういう内容が事実に近いのだろうが、別に、事実かどうかは関係ないという国になっていることに、継承をならしている。
日本の安倍政権も、韓国のように嘘を塗り固めて政権運営している。いろいろな圧力があるだろうから、少しぐらい厚顔で良いのかもしれないが、自分を守るために、嘘で塗り固めるのは、韓国の状態を見ていると、やっぱり良くないと思う。
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非常に読み応えがありました。「ウソつきの国」と言いきる筆者が、「大韓民国」という国家の現状を憂い、何をどう変えていかなければならないのかを綴った書です。彼の国でこのような本を出すことを決めた著者の強い思いと、決断力に驚きます。特に日本に宛てたメッセージというわけではありませんが、我が国でも程度の差こそあれ歴史を直視できない人が増えてきているのではないかと危機感を覚える昨今。可能な限り偏った考えを捨て去り、正しい歴史認識の上に立ってこれからどのような国にしていきたいかを国民一人一人が深く考える。そんなきっかけにすることが出来ればと思いました。
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反日種族主義について知りたくて読書。
種族とく聞き慣れないタイトル。種族の意味は冒頭は説明されて理解する。
本書を読む限り、当初イメージした痛烈な自国批判本というほど強烈でもなく淡々とエビデンスを元にしながら丁寧に説明しているという印象を受ける。
日本を礼賛しているわけでもなく批判する箇所もあり、韓国の自国史観を全否定しているわけではない。
興味深く読んだのは、プロローグ「嘘の国」、第1部1、荒唐無稽「アリラン」、第2部11、白頭山神話の内幕、13、鉄杭神話の真実、第3部18、我々の中の慰安婦、19、交娼制の成立と文化
韓国内からこのような本が登場し韓国でこのジャンルの本では異例の10万部のベストセラーになったというニュースだけを聞いて、韓国人内からの自浄作用的に変化するのかとちょっとだけ期待もしたが、本書を読むと根深すぎて内的な変化は無理ではないかと絶望感を感じてしまった。
読書時間:約1時間30分
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日韓の歴史を史実に基づき検証し、韓国の主張が理不尽なものであることを韓国人が発信している。本書のプロローグで、韓国人の気質をなんとなく理解できる。そのうえでこれまでの韓国の外交を冷静に見直せば、韓国側の主張に同意はできないが、韓国がなぜそのような行動をとるのかがわかるようになるだろう。
プロローグには、以下のような内容がある。
「2014年だけで偽証罪で起訴された人は1400人です。日本に比べ172倍だといいます。」ということで、平成26年(2014年)の日本の偽証罪で逮捕された人数をネットで検索してみた。警視庁が発表している資料があり、偽証罪の認知数は8となっていた。その他にも、保険金詐欺の被害総額や誣告(ぶこく:虚偽に基づく告訴)の件数などの金額や件数がアメリカや日本と比較して巨大だという紹介している。嘘をつくことは悪いことと感じる我々の感覚とは大きく異る社会が存在することを示している。
ここ数年、歴代韓国大統領は、任期終了後逮捕されている。最近だけでも、第16代大統領:盧武鉉さんは検察が収賄容疑で操作中に自殺をしている。第17代大統領:李明博さんは収賄・背任・脱税等の罪で逮捕されている。第18代大統領:朴槿恵さんは不祥事が重なり罷免され、ソウル中央地裁(第一審2018年4月6日)にて懲役24年、罰金180億ウォン(約18億円)の実刑判決が言い渡されている。
このような社会で過ごしている国民が政治・外交を司る国が韓国であり、我々の感覚のママで対峙することはとても危険な行為となることなのだと考えるようになってきた。もちろん、一個人としてみれば、そんな人達だけではなく、我々の感覚に近い人もいるであろうが、国と国との関係は、注意深く読み解く必要があるということ。
歴史や領土問題については、本書を読み、改めて理解を深めることができた。
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今さらだけど図書館やっと回ってきた。
興味のある箇所のみ拾い読み。
この種の問題は、一過性ではないので、
コロコロ方針が変わるといつまでも終わらない。
最後に当事者はだれもいなくなる。
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親日的であるとか自虐的であるとか、そう言うレベルでこの本を論じてはいけないと思う。このままでは祖国が亡びてしまうという危機感に突き動かされた憂国の書。その熱い思いに久しぶりに感動した。
さらにその筆は、韓国の運動家と連帯する日本の活動家をも指弾する。この人たちは出鱈目を拡散して日韓関係を破綻させて、その先にどの様な世界を作ろうとしているのだろうか。
ただ、嘘つきの国韓国というのは少しセンセーショナル過ぎる言い方。誰であれ嘘つきと言われたら心穏やかではいられないだろう。刺激的な言葉ばかり取り上げられて矮小化されてしまわないか心配。
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-2019/12/30 反日政策をとった李承晩の理念と業績を広めるための李承晩学堂の校長らが、韓国の反日政策を批判している。彼らは現政府が大韓民国の歴史と誇りを壊滅していることに、許しがたい感情と歯痒さを持って、本来の面目を取り戻そうとしている。