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「佐藤優氏」監修の本ということで本書を読んでみた。
「ファクト」という語句を見てまず思い浮かぶのが「FACT FULNESE」(ハンス・ロスリング)だ。世界の「ファクト」をあくまでも肯定的にポジティブに捉えた本だった。
一方本書は「知識のアップデート」の本だと思った。現代は情報の海を漂う時代であり、変化も早く、私たちの知識も既に陳腐化していることも多々あるが、認識や価値観はなかなか変わっていない。
本書にはすでに見知った知識もあるが、中には「へー!」と新たにする知識もある。どこから読んでも良いし、さっと読むには良い本である。しかし本書の性格上、内容は広いが深さは無い。
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FACTFULLNESSの日本版。
わかりやすい文章とグラフ、表が満載で、見開き1テーマはとても良いと思う。ナイストライ!
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なんとなく思っていることが、実際はそうでないことが書かれているが、アメリカ大統領は変わったし、コロナ禍をもって世界はかなり変わったので修正がいるかも。