紙の本
日本語の素晴らしさ
2020/08/14 23:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
家族、動物、喜怒哀楽といったテーマごとに秀逸な短歌を集めた一冊。短歌の穴埋め問題も面白いです。改めて日本語の美しさ、楽しさを感じました。オススメ本です。
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おいしそうなカバーに惹かれてのジャケ買いだけれど、中身も読みやすくすてきな短歌入門書。明治から現代までのさまざまなタイプの歌人のいろんな作品が「食べ物」「動物」「家族」「恋愛」といったいくつかのテーマごとに詰め合わされていて、自分の気になる歌人にであえたら個人の歌集にすすむ、といういい入口になりそう。簡単な短歌の歴史、作り方や技法を練習問題形式で学べるコラムも楽しい。
しかし娘も私もいちばんのお気に入りは、なんといっても各章のとびらにあるかわいい四コマ漫画かもしれない…
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“こころよりうどんを食へばあぶらげの甘く煮たるは慈悲のごとしも”(小池光)
“「やさしい鮫」と「こわい鮫」とに区別して子の言うやさしい鮫とはイルカ”(松村正直)
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解説がわかりやすく、素敵な短歌をたくさん詰め合わせてくれている本。やはり言葉や、人の発想は宝物みたいだと思った。この本に載っていた短歌はほとんどメモしたので、折にふれて読み返したい。
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一風変わった短歌の案内書。”恋”ならば少しはわかる、つもりでしたが、わかるのではなく、わかったような気にさせる?さすが東直子さん。若井麻奈美さんのイラストが素敵です。穴埋め問題ほとんどできなくてガッカリ。
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食べ物、家族、喜怒哀楽などとっつきやすい8テーマの短歌の詰め合わせ。解説が丁寧で短歌を読み慣れない人にもおすすめ。お気に入りの一首が見つかると思います。
特にお気に入りの2首。
p14
『こころよりうどんを食へばあぶらげの甘く煮たるは慈悲のごとしも』
小池光『草の庭』
p58
『ムササビのような寝姿恋人がいると思えずわが妹よ」
小島なお『サリンジャーは死んでしまった」
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悲しいときに、同じように悲しい気持ちを閉じ込めた短歌を口に出してみると楽になったり、楽しい気分を詠んだ歌に共感して、自分の気持ちも一緒に盛り上がったりもします。
(P.003)
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カリッとつまめる短歌集。
食べ物、動物、家族、自然、喜怒哀楽
恋、不思議、乗り物をテーマに。
口ずさみたくなる短歌がきっと見つかる。
クイズや短歌の作り方、おしゃれ短歌文学史年表も。
▲構えずに短歌に親しめる。
気に入った短歌2首
ハロー 夜。 ハロー 静かな霜柱。ハロー カップヌードルの海老たち
穂村弘
泣くという音楽がある みどりごをギターのように今日も抱えて
俵万智
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タイトルどおり、短歌を詰め合わせた一冊。「食べ物」「家族」「恋」などのテーマに分類された一首ずつを可愛いイラスト入りで紹介・解説しています。短歌の歴史や歌会などのコラムも楽しく読めました。
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短歌にほとんど触れたことがなかったけど、入門としてとても良い本でした。いろんな人の短歌を説明付きで紹介してくれるので、短歌の見方の基本的なことがかわいいイラストに癒されながら学べます。
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多くの現代短歌の歌人の歌を挙げており、構えることなく楽しめ、気軽に謳ってみようかと思わせてくれる一冊。
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食べ物・動物・家族・自然・喜怒哀楽・恋・不思議・乗り物。身近な8つのテーマに沿って、楽しさや切なさ、おもしろさなど、誰かの心が詰まったたくさんの短歌を収録。楽しく短歌が学べるドリルページあり。
読むのは楽しいけど,書くのは難しい…?
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短歌をどう楽しめばよいのか、を教えてくれる本。
ピックアップされた歌について著者が解釈を書いてくれている。正直それがなかったら短歌ひとつ読んでもそこまで思いつかなかった。歌に込められた別のもっと深い意味や、背景の景色、言葉遣いの面白さなど、解釈の仕方を教わり、こういう風に楽しめるのかと目からウロコ。短歌って、おもしろい!と素直に思った。おもしろい!どころか、もっともっと価値があるように感じた。私の日常にある小さな細々した隙間を埋めて、心をより豊かにしてくれるような、代替のない文化。
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短歌の作品の紹介はもちろん、ひとつの言葉を隠して、そこにはどんな言葉が入るかな?と言ったゲームや、歌の技法や文化の紹介もしてある。短歌が身近に感じられる本。絵も可愛くて、やさしい。
私は与謝野晶子の歌をここではじめて読んだが、天才だと思った。
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若者たちに向けた短歌の本。
親しみやすい歌を多く紹介している。
それぞれの短歌についているイメージイラストが良い。