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電子書籍
水原先生の痛くない物語
2022/09/21 19:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰かが突然凌辱されたり、みんな殺されて独りだけ生きのこったり、悲しくて痛い結末を書く作家だと思っていたんですけど、最近、円熟したというか、痛くない作品が主になってます。
この作品は、痛くない。
奇妙な外人に執着されて困っちゃう、と言いながら喜ぶ変態愛。
ジョッシュ・ブライス:25才
表紙の座っている黒髪、留学準備で来日したアメリカの大企業の御曹司
母は元トップモデルの日本人。
大学で、神話学、【心理学】を専攻。22才で修士課程を終えた秀才のくせ者。
24才で大学に戻り、博士号を目指す。
桐島澄人:29才
表紙のスーツ男子。10才で、両親を事故で失う。
苦学して二年遅れで二流私大学を卒業。他人の負担にならないように生きてきた苦労人。
一年前、NCTホールディングス、ガス開発関連事業部に入社
一流国立大卒が多い部内で、浮いた存在。容姿の件もあって、「うちの社の珍獣」と嫌われる。
社命を受けて、取引先御曹司の世話役に就く。
澄人は、初対面で、何故か御曹司のお気に入りになってしまう。
なんだかんだと嫌がっても、澄人は孤児で人の顔色を窺いながら生きてきたので、
御曹司に流される筏のような澄人。
痛い目にあうか?、と構えて読んだので、平穏な結末に拍子抜け。
でも、読後感は最高に良い。
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