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D2C
2022/01/02 19:55
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
はじめは何のことかと思いましたが、分かりやすく書いてあります。アメリカなどの実際のケースが紹介されているからでしょうか……。これからの小売り業には必要ですね
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・モノを売るのでなく、モノにコトを付けて売る。
・商品を売るのでなく、世界観(ライフスタイル)を売る。
・その商品をメーカーとして作るのでなく、顧客と共創する。
・つまり、顧客はコミュニティ、( ・∀・)人(・∀・ ) ナカーマ。他人から友人へ。
・世界観を通じて、プロダクトをコンテンツ化し、ブランドをメディア化する。
・そんな中、カスタマージャーニーは、
認知→訴求→Ask(探す)→行動→Adovocate(推奨)※Askへ影響、、、となる。
・4Pは4Eへ,
Product→Experience
Price→Exchange
place→Every place
Promote→Evangelism ※
※顧客に何を語ってもらいたいのか、どんなふうに写真を撮ってもらいたいか、どうやってその行動・発信を促す?
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・D2Cは「モノからコト」→「コト付きのモノ」へという流れ
・プロダクトを売るのではなく世界観そのものを販売する
・ブランド発信型よりも顧客発信方のほうが多くなっている。そこで顧客の声をコントロールするのではなく、発信しようとする顧客をエンカレッジするという発想が大切
・瞬間的にトランザクションを増やすのではなく、長い関係の中でLTVを増やしていくのが深いつながりを作り収益にもつながる
・これまではブランドと顧客の間には、販売チャネルと広告プロモーションで大きな壁があった。
特に販売チャネルでは、顧客データの喪失・世界観の毀損・ユーザー体験の毀損をしていた。
・D2Cにより顧客は顔の見える「個客」になる
・インフルエンサー型は認知の量、アンバサダー型は認知の質
・ファネルは死に、時間軸に沿って流れるのではなくループ型のグルグル回るフレームワークを設計する
・SNS広告のCPAが高騰することで、リアル店舗を構えて新規顧客を獲得したほうがCPAが安くなっている。ただし、店舗はマーケティング施策の一つであり、デジタル施策を中心に行う
・LTVを最大化もしくは回収期間を最低限にするためには、平均購買単価を上げる・購買頻度を上げる・継続期間を長くする(解約率の減少)・獲得コストを下げる
・D2Cブランドの売上閾値は500億程度、更なる成長を目指してマジョリティに届けるには、どうしても伝統的な売り方やメッセージの届け方に頼らざるをえない
・普段ニュースピックスを見てる人には特段読む必要も無い
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d2cと従来の小売やイーコマースとの違いがよくわかった。ストーリーのデザインなど、世界観をいかに作れて、顧客と付き合っていくかが大切、
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D2Cがどんどん広まっている。
その事例を知るだけでなく、これまでの伝統的メーカーとの根本的思想の違いが知れる。
どんどん新しいサービスが出てきていることを知れる。これは知らないといけないことだろう。
この流れの中で、どうやって勝つのか?
D2C の話を読みながら、自社の勝ち方を考えることもできる。
自社がなんの会社なのか?それを前提に勝ち方を考える。
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アメリカ東海岸を中心としたD2Cブランドの事例と、前提となっている社会や技術環境の変化について。ブランドのメディア化と、プロダクトのコンテンツ化の話が面白かった。小売・製造に関わらない業界にも活かせそう。
オンラインとオフラインが融け合ったUX設計とか、データと人が連携した接客とか、中国テックを扱った「アフターデジタル」と合致する点が多かった。
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D2Cについて総ざらい出来る納得の1冊でした。D2C実際やっている身としては、何度も読み返しながら施策考えたり戦略整理するのに重宝しそうです。D2C今後の展望の部分も、出口戦略の発展途上さや、あぐらをかかずにD2C化していく最有力メーカーの台頭など、まさに個人的にホットに考え描いていたものとバッチリ符号していた。クライアントにも何冊か買ってお渡ししようかと思います
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複数の顧客体験を起点にどれだけ顧客単位で寄り添えるか。
プロダクト単位の視点と情報発信の視点、顧客接点の視点、アフターサービスの視点。
プロダクトライフサイクルを整理する際にも、必要な全ての要素を捉えて、D2Cブランドの構築が必要。
ブランドを持つビジネスの究極と言うか、当たり前のモデルとなる日は近い為、次に何が出来るか、差別化要素を抑えながら、新しいデジタル革命に繋がる準備も必要。
日本国内では、デジタルに適用出来ない世代がどうすれば動くのか、更に加速させる為にも考えられるテーマは幾つかあるはず。
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D2Cについてまとまった本。ライトに読めて概観を掴める。具体や突っ込んだ話はないので、著者の発信やDigidayとかで追うのが良さそう。2020年は流行り廃りも出てくると思う(allbirds原宿どうなるかなあ興味あり)
▼D2Cの定義
ミレニアム世代以下をターゲットに、共感できる世界観、開発から提供まで一気通貫のサプライチェーン、データやテクノロジーの活用を武器に、VC投資を受け短期間で急成長するライフスタイルブランド。
▼背景_なぜD2Cが生まれた?
・テクノロジーの民主化によるDXの促進。ex.ベッドとか旧態依然とした分野が狙い目。どこもAWS×shopfy
・ミレニアル世代の消費文化の変化。
・VCマネーの流入
▼キーワード
・ハイテクとハイタッチ:デジタルを最大限活用しつつ、コミュニティや共感などのCXを重視。
・ものづくり企業が中抜した、ではなく、テック企業でありメディア企業がプロダクト中心にDXした。
・ブランド(精神性)を重視。ナショナルさ・オーセンティックさ(本物ぽさ)を取り入れメディア化した。
まるでVOGUEやKINFOLKに近いアプローチ。
・急進的と言えるような透明性や環境配慮を、カラーとする場合もある。これがミレニアル世代に刺さる。
・リッツカールトンはミスティーク(神秘性)を価値と置き、経済合理性から乖離してるほど効果が高いとする。
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プロダクトだけではなくストーリーとテクノロジーを重視したブランド戦略D2Cの概要と実例、および今後の考察が簡潔にまとめられた一冊です
先行する米国の事例だけでなく、きちんと日本との環境の差異についても言及されていて面白い
インスタ映えと言われて久しいけれど、顧客が何かを選ぶ基準に経済合理性だけではなく心地良さやストーリーが重視されている傾向は理解できる
透明性や倫理感への充足はブランド価値の中で重視されていくと思う。
同時にデフレ経済が続いた日本では未だに「ただ他人より損をしたくない」という人にむけたマーケットが存在するし、それがそこで求められるストーリーなのかもしれない。
求められるストーリーによってマーケットの住み分けが進みそうに思う
データドリブンによって顧客個人毎に適したメッセージとコミュニケーションができるようになるとは言っても、プロダクト購入前に価値観の共有が意識されるようになれば、既存のマーケットプレイスのように誰にでも良い顔をするような、無機質な中抜きビジネスは長く続かないのかもしれない
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世界観を共感してもらい、売る。データドリブンで経営する。デジタル主体でリアルは補助という。
verticalなプロセス。東海岸的。
成長期を抜けると伝統企業のゲームになる。という点など、D2Cに関する紹介的な本。
クリエイティブや世界観が主で、プロダクトは従であることは、トレンドと言えそう。
しかし世界観を形に出来る人はそうそうはいない。
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めっちゃ新しいことばっかり書いてあるわけではなかったけどとても読みやすくまとまっていたし、お勧めできる本でした
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最近アメリカで流行って日本にも波がきている小売業のビジネスモデル『d2d』。大型デパートなどの流通業者をかえさず、直接顧客に商品を売るビジネスモデルだが、特徴なのが
・プロダクト改善に必要な定性的な意見や定量データが回収可能(今までは中間業者を通すことで中落ちしてた)。データを活用した顧客サポートによる満足度向上。
・プロダクトではなく、作りたい世界観を顧客に訴求する。共感で買ってもらう
・顧客をブランド作りに巻き込む。継続して一緒につくる。
など。プロダクト開発手法やデータ活用手法などは参考になる。
また、消費者目線だと、世界観に共感してプロダクトを買うことで、消費行為が高級品を買うのとは違う本質的なアイデンティティーの表現になるなとおもいましたー!
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よく言われていることの焼き直しで、
事例も知っているものばかり。。。
これはひどい。。。
広告やマーケティングに携わっていないひとの
入り口の一冊としては
わかりやすいのかもしれないが…。
読了時間:1.5h(流し読み)
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現在ビジネス面ではD2C/OMO、個人ではコミュニティマーケティング&マネジメントやカスタマージャーニーの重要性を感じている中で手に取った本書。海外の具体的事例を中心に丁寧な解説があり、非常に頭が整理されました。アメリカ西海岸と東海岸の融合、デジタルネイティブと企業組織の関係性のインパクト、コンシューマーの発信力を圧倒的に高めたTechの力がデザインやビジネスをも変えている現状は今後の日本を取り巻く環境にも多大な影響を与えると感じる。