暴食のベルセルク ４ 俺だけレベルという概念を突破する ＴＨＥ ＣＯＭＩＣ （ＲｉｄｅＣｏｍｉｃｓ） みんなのレビュー

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：♂猫Junn-Junn　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この漫画版第4巻は、第16話～第20話+Extraエピソード「暴食と憤怒」を収録、
で、2023年10月から放送が始まって今放送中のアニメ版『暴食のベルセルク』の、
第7話「黄昏の騎士」と、
第8話「忘却の村」の中盤まで
…に相当する内容。

…というか、前巻第3巻収録内容の終盤部分で、
荷馬車の車輪が壊れて、修理の間に近くの村(黄昏の騎士が村長の村)へ…という流れになる経緯も、
大筋は同じでも、そうなった理由や経緯が、
アニメ版では違う形になっていて、と思っていたんだけど、
今巻に収録のExtraエピソード「暴食と憤怒」で、
アニメ版第7話「黄昏の騎士」序盤での、荷馬車の車輪が壊れる経緯描写と、
ほぼ同等の内容が描かれていて、
この部分をベースにアニメ化されたんだな、
と。ただ、アニメ版では、そのやりとりの流れの最中に車輪が壊れていて、
この漫画版の描写では、
そのやりとりの後、荷馬車内で眠ったり横になってる時に、車輪が壊れた…
という時間差があった…のが、第3巻終盤での、
数コマだけの描写だったんだな、
と判明して、へぇ、と思ったり。それと、
全体的に、アニメ版の方が、漫画版よりも、色々肉付けされて充実した内容になっている印象だけど、
この巻前半部分の、黄昏の騎士こと、
元聖騎士の老剣士アーロン･バルバトスの村に滞在中の、
リッチ･ロード軍に占拠された城に狩りに行っての場面とかは、アニメ版よりも、
こっちの漫画版の描写の方が、細かく色々描かれていて充実していたな、
と分かって、へぇ、と思ったり。
同時に、アニメ版では城での狩りを終えてからの対話内容が、
漫画版では城に狩りに行く前段階の対話で語られていたりとか…演出上の差異もあったりで、
そんな部分を確認出来たのは、読んでいて興味深かったな、
と。

この巻の後半部分(第19話と第20話)は、アーロンの村を出立後の、
マインがフェイトに接触してきた目的である、「強敵と戦って借りを返せ」の件の展開へ…
で、ソコでの戦闘描写も、アニメ版より漫画版の方が、沢山描かれていたな、
と。
で、その強敵な機天使(キメラ)との戦闘は、この巻では、
途中までで、決着は次巻へ持越しで…でも、アニメ版では第8話「忘却の村」で、
交戦開始から最後の決着まで全部描かれていたけど…
何だかんだ、ここまで、
放送中のアニメ版と、この漫画版とを比較対照しながら読む形で楽しんで来ているけど、
このまま先の巻を今のペースで読むと、
次で現時点でのアニメ版の放送内容を追抜いてしまうけど…純粋に物語の先の展開も気になるし、
購入済みの第8巻まで、どんどん読み進めようかな、
と思える程に楽しんでいるんで、買って読んだ甲斐は、十分にあった、と言うことかな、
と満足しています。