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投稿者:ともっち - この投稿者のレビュー一覧を見る
アウシュビッツの話はアンネフランクが知られているが、この話は始めて知った。愛にあふれる話に感動した。
紙の本
子どもの言葉で
2023/08/04 10:45
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホロコーストの実話。生き延びた少女たち(姉妹)の視点から語られていて、まだナチスやユダヤ人大虐殺の歴史を知らない小学生にも、理解できる。
強制収容所が舞台だが、そこで何が行われたのか具体的な残虐な行為などについてはそこまで踏み込んでいない。しかし記述してあることや少女たちの心情描写などから子どもたちにも十分に想像できるのではないかと思う。とてもうまい表現だと思う。
絵は独特で、好き嫌いがあるかもしれないが、絵本として一つのまとまりがあり、良かった。著者は、姉妹の娘。
アウシュヴィッツやホロコーストを描いた絵本は数あるが、その中でもお勧めする。
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イザベル カーディナル (イラスト), Pnina Bat Zvi (原著), Margie Wolfe (原著), Isabelle Cardinal (原著), プニーナ ツヴィ (著), マーギー ウォルフ (著), 金原 瑞人 (翻訳)
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アウシュヴイッツを生き延びた姉妹の本当にあった話。
姉妹より先にナチスに連行された両親から靴墨の缶の中に隠した3枚の金貨を渡され、本当に困った時に使うように、そして二人が離ればなれにならないように言われる。トビーとレイチェルの姉妹はアウシュヴイッツを生き延びた。
コラージュの絵が収容所の恐ろしさを効果的に伝えている。
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コラージュの手法で描かれている。
トビーとレイチェルは両親から引き離され、アウシュビッツ収容所で身を寄せ合って、一日一日を生きている。
終わらない意味の無い作業、苛烈な監視員。ある日、レイチェルが病気でベッドを出られなくなってしまう。
第二次世界大戦の体験者は少なくなっていっている。貴重な体験談。
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ふたりの約束
ナチスものです。
収容所に入れられた姉妹が生還する物語です。
お孫さん?
娘さん?
が聞き書きしたものです。
2020/07/13 更新
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2020.8.1市立図書館
両親とひきはなされて強制収容所にいれられた姉妹が、はなればなれにならないようにという約束を守って生き延びたという、実話に基づく作品。顔だけ大きめで、表情が丹念に描き込まれた挿絵が独特で、こどもたちの不安な気持ちが伝わってくる。最後のページに戦後おとなになった姉妹の写真があり、それぞれの娘たちが協力してこの本をつくった経緯が書かれている。まさに生き延びてこそ。
こどもなら、作品中の少女たちはなぜ短髪なのかというあたりに疑問をもつだろうか。金貨と引き換えに危険を犯してくれた(ナチスに協力していた)ユダヤ人のその後も気になるが…
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アウシュヴィッツを生き延びた姉妹の話。絵本の体裁になっているがその事で対象年齢がぶれてしまうのでは。
内容的にはかなりシビアだが、事実よりは楽観的に書かれていると思われ、生き延びられなかった大勢の人達に思いを馳せることは難しい。美談になってしまって、読んだ子がどう受けとめるのかわからない。低学年には難しすぎ、高学年には物足りない。
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アウシュビッツ強制収容所に送られたトビ-とレイチェルの姉妹が、両親との最後の別れ際に渡された3枚の金貨によって奇跡の生還につながった、実話にもとづく感動の絵本です。戦後トビ-とレイチェルの二人の娘が、それぞれの母親から聞いた話をもとにこの絵本が描かれ、講演活動を続けていると解説されています。
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実話に基づいた絵本。絵本で子供に読み聞かせるには残酷。本当にこういう奇跡が起きるものなんだなと思う。
壮絶な姉妹の物語。
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重いテーマ。しかし、目を背けてはいけない。
「夜と霧」「アンネの日記」など、かつて読んだ本を思い出した。
読み聞かせている傍らで、わが子も食い入るように本を見ていました。
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アウシュビッツ強制収容所から奇跡の生還を果たしたトビーとレイチェルの姉妹。両親が持たせてくれた金貨3枚と、お互いを思い遣る心が奇跡に繋がったんだろうか。絵本にしてはちょっと不気味なイラスト?写真?で収容所生活の怖さを引き立てる。後書きを読むとアウシュビッツからさらに次の収容所に入れられて本当によく生還出来たなあと感心する。何があっても離れない姉妹愛に泣ける。
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戦時中の、
女の子たちのお話でした。
図書館の「大人に読んでほしい絵本」
のコーナーにありましたので、
借りてみました。
私は、
戦争を知らない時代に生まれ、
育ち大人になりました。
今(2022年11月)も、
他国では、戦争が始まり、続いています。
テレビ、新聞等、
ニュースでは、見ていますが、
今も、まだ、
実感がわきません。
私に何ができるのか、
私1人では、何も、出来ないですが、
「どうせ、私には何もできないから、、、」
では無く、
こうして、
戦争の本を読むことなら、できます。
いろいろ、考えさせられる本でした。
本との出会いに感謝です。