紙の本
結構厳しめのシーン多かった
2024/04/20 18:48
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投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
兵隊の落し胤の子のマハーンは、混血であることや母親の偏愛によって町に馴染めず閉塞感を感じる毎日だった。
ある日町の子どもに絡まれた彼は不思議な力で髪と目の赤い少年に助けられる。
それをきっかけに少年シャンとマハーンは仲良くなるが…。
青の王を読んで面白かったので、こちらを読んでみました。
色んな意味で結構残酷で、青の王よりは読み進めるのがちょっとしんどかったです。
軽めのものが読みたい人は青の王がいいかもしれません。
最後、少年達の友情が守られて良かったです。
最後の歴史書に伝わる話ではカーンは王となったあと善政をしいたとの事ですが、マハーンの扱いを見るとホントかな?と思ってしまいます。権力者は美辞麗句で飾られるものですし。
三部作ということでこれで終わりなんですね。
まだまだ続けられそうな気がしますのでちょっと残念です。
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このシリーズすき!
時の流れも愛おしいし、あぁあの人たちの意志や想いはこうして引き継がれていくのねとうれしくもある。
わたしはやっぱり白の君が好きだわ。
青の王も白の王も赤の王もそれぞれの王たる力と想いをもって、眷属を守る。ときに人間をも救う。
血は血にすぎない。
ただ自身の努力と魂が、その人を特別にする。
王のお言葉には目が覚める。
青、白、赤の順にまた王の言葉をかみしめたい。
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読み終わってしまった……。
全てがこのお話につながっていたんだなぁ。白の王を読んですぐ赤の王を読んだこともあり、彼らの最後には涙が浮かんでしまった…
一度の過ちから、一気に転がり落ちるように変わってしまう。誰もが正しいことだけをできたらいいけれど、なにかを守るために踏み外してしまうこともある。
かと思えば奇跡のような出会いから、歩み方次第で広がる未来もある。
最後の最後、彼も、別の彼も、大事なものを見失わなくてよかった。血は血。それぞれがちゃんと、自身の努力と魂に目を向けてくれてよかった。
青の王は癒しだなぁ。白の王はあたたかい。そして、赤の王からは頼もしい優しさを感じたなぁ。
はぁ、この三部作を読めてほんとによかった。
三冊大事にしよう…。
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良かったです。
やはりファンタジーはいいですね。作品の世界に入り込んで、現世の憂さを一時でも忘れさせてくれます。
白の王、青の王も読んだのにあまり覚えてないからまた読もうかな。
三部作なので完結してしまったのは寂しいです。
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これでシリーズは完結なのかしらん。
タスランとアイシャという推しカプが突然熟年夫婦イチャイチャムーブ起こしてきてテンションブチ上がった…。
あとやっぱサルジーンとセワード三世、BLやん…と再認識した…ラスボス戦までお前らが持ってくんかい!っていう…ヤバ…。
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青の王、白の王に続く3分作の完結編。
「砂漠の都ナルマーン」とか砂漠を飛ぶ翼船とか火の眷属とか、乾燥系ファンタジーな世界観が好き。
シャンとマハーンの友情が良い。けどカーンとラディンの信頼関係もグッとくるし、タンサルがもうとにかくかっこいい。
(荻原規子さんの「これは王国の鍵」のハールーンを思い出した)
「白の王」に出ていたタスラン、アイシャのその後も楽しくて、もう一度読み返したくなった。
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大砂漠の民の血を引くマハーン。炎を操る不思議な力をもつシャン。孤独な二人の少年は、固い友情で結ばれていた。だが、凶王サルジーンに蹂躙された砂漠の都ナルマーンにおける正当な王の復活を目指す男たちとの出会いが、二人の運命を変えた。マハーンこそが、ナルマーンの正当な王家の末裔だというのだ。そのときからマハーンは王となるべく、そしてシャンは王に仕える魔法使いとなるべく、厳しい修行の日々が始まった。果たして少年たちは、凶王を討ち果たすことができるのか?『青の王』『白の王』に続くナルマーン年代記第三弾。
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ナルマーン年代記3部作、完結編。
悪とはなんだろう。
ただ、願っただけなのに。
切ない思いが浄化されて昇華され、ホッとするラスト。
タスランとアイシャのエピソード、赤いサソリ団外伝出ないかな。
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最終作品。
読んで良かったと思える作品。
ここまで続いた作品の終わり方はどうなるんだろう?とわくわく。
読み終えて、ほーっと息が出た。
もっと続いて欲しい気持ちもあるけど、良いファンタジーで楽しませて貰った!!
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「青の王」、「白の王」での出来事全てが引き継がれての「赤の王」。
差別で苦しむ子供、毒親に育てられた子供、奴隷として買われ遊ばれ殺される子供、あの人達の子供。今作は子供が特に多く登場していたように思う。読んでて辛い話もあるが、やはり最後は救われた。また続編でて欲しいなあ。
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シリーズ完結。
青の王、白の王に続く最終巻。
前作、白の王からの時間経過がそれ程進んでいなくってアイシャやタスランが登場してて嬉しい♪
タスランとサルジーンの決闘シーン、サルジーンとセワード三世のシーンが印象的。
最終巻ということで、これまでの登場人物も出てきて堂々完結って感じでよかった^^
番外編とか、ちょっと期待しちゃうなぁ♪
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第3弾もとても面白かった!
こんなワクワクするシリーズ久しぶりでした(^o^)/
ファンタジー好きな人にオススメです(^○^)
青の王から続いた赤いサソリ団。形は変えつつもちゃんと最後まで登場して受け継がれてて懐かしさも感じながら最後まで読むことができました(^-^)
素敵な物語ありがとうございました(^^)
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ナルマーンも赤いサソリ団もいっぱい出てきて良かった。
アイシャ、タスラン、イルミンの活躍がもう一度見れてめっちゃ嬉しい!!アイシャがタスランと結婚しててちょっと嬉しかった。
感想としては、一生懸命我が君の為に頑張っていたのに右手に支配されて我が君を閉じ込めたり虐殺を行ったりして、どうしようもないやつだと思ったけど、よく考えたらこれはセワードが与えた手で、セワードが自分で自分の国の首を絞める結果になって皆んな最初はナルマーン復活を望んでいたのに、こんがらがってこんなことになってしまって悲しい。
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タスラン、アイシャ、イルミンいっぱい出てきて、好きなキャラだったからうれしかった!
マハーンが王の座よりシャンを選んだのが凄いいいなと思った。
結局血筋じゃなくて、カーンが王になるために必要なだけだったってのは、悲しかったけどでも2人にとっては地位とか関係なく一緒にいれることになったってことやしそれは良かった!
最終的にはあれは赤いサソリ団に入れてもらったってことだろうし、ほんとに良かった´`*
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よく練られた三部作だと思います。 長すぎず、短すぎず。魔族の存在感は常にあるけれども、あからさまには表に出てこない。不思議な分、魅力的です。結末も納得でした。