紙の本
数々の話題作を発表してこられた多崎礼氏のファンタジーの会心作です!
2020/07/20 16:45
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『煌夜祭』、『神殺しの救世主』、『血と霧』などの話題作を次々に発表されている多崎礼氏のファンタジー作品です。中公文庫では3巻シリーズで刊行されており、同書はどの第1巻です。内容は、王に謁見した夢売りの掌の上にある翠輝晶はその花片を開き、語り始めるというストーリーです。ささやかな幸せを願いながらも死影に憑かれたアイナの宮殿を追われた王子アライスとの出会いから始まる壮大な夢をかなえようと、そして蒼輝晶は望むものすべてを手に入れてきた男が見たただ一つの夢を追っていきます。多崎礼氏の会心のファンタジー作品です!
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中公文庫から出ていた前2作が面白かったので購入。
収録作はどちらも正統派のボーイ・ミーツ・ガールもののファンタジー。奇を衒ったところは無いが、読んでいて楽しかった。続きも楽しみだが近々出るのかな?
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六つの輝晶は叶わなかった六人の夢。翠輝晶は語り出す。死影を宿すアイナと王子アライスの出会いが生んだ壮大な夢を。C★NOVELS『夢の上1』改題。
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2022/12/26
図書館で3冊まとめて借りてきた。
年末年始でゆっくり読もうと思ってたけど、面白すぎて1日で1冊目読了。
『煌夜祭』が大好きでこちらも読み始めたけど、すごく私好みの作家さんなのかも。素敵な作家さんに出会えて嬉しいな。
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2023/02/02
煌夜祭が好きなのとオススメされてたから読んでみた。3冊のシリーズ?の一冊目。作中作というか一冊の中に何個か物語を入れるのが好きなんかな。1つ目は少領主の娘の話。話し方が疲れるけど面白かった。豪胆な女性好き。ひとめぼれしてむかえた夫も良き妻であろうとしつつ、しっかりと意見を言ってるのいいね。2つ目は流民やけど偉い人の娘(騎士になる)そばで支え続け好きになるけど結婚を見守る人の話。2つともつぼ。
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切なくて美しい。
叶う事のなかった夢の結晶。
6部作で綴る6人の視点から見る物語。
影使いや時空の設定など世界観もすばらしい。
シリーズ3まであるが夢中で読みました。
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何故話題になっていないのか奇妙に思うほどに素晴らしい物語が始まった。
本を読んでいるはずなのに、あらゆる出来事が目の前で起きているかのように鮮明で心に迫る本だ。
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素晴らしい作品!あちらが長編本格ファンタジーなら、こちらは至高の群像劇ファンタジー。6人の叶わなかった夢たちを追い、やがてそれらは絡み合っていく