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自分中に天才はいないけど
2022/09/27 16:11
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
思考の方法や7つの技法、いわば、テクニックですね。参考にしてみたい……けど、凡人にはちょっとねえ。無理なんではないかと思うところも、しばしばありました。もう一回、読み返したらわかるかな
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実践的な「直感力」を身につけるには、様々な技法を用いて思考力全体を高めなければならない。「深く考える」ための技法を示すということで、自分の思考力を高める一助になるかと思い、購入した。
だが、この本への自分の関心と理解は導入部で尽きてしまった気がしている。
導入部で理解できた部分を箇条書きしておくと、
・問題が起きた時、どの部署が問題なのかという犯人探しの議論に流されず、自分の部署は全体の問題を解決するために、何をするべきかという思考に向かうべき
・橋のデザインを考えるのではなく、河の渡り方を考える。すなわち、「解決の方法」ではなく、「解決すべき課題」を考える。
・本を読む際には自分の「深く大きな問い」に対する「答え」を求めながら読み進める。
・高学歴の人は「文献知」と「論理思考」のみで考えがち。苦労して経験を積みながら「体験知」や「直感思考」を身につけることが大事。
・「反省」の技法 1 経験を心の中で追体験する。
2どんな「体験知」を学んだか振り返る 3学んだ「体験知」を言葉にして、日記に記録する。
・「 反省会」ではスキルやテクニックなど技術面の「体験知」を振り返り、「反省日誌」においては、心構えや姿勢など心得に関する「体験知」を振り返る
・ 「他者視点」で考える能力とともに、「多重人格視点」で考える能力を身につける。
以上は本の前半に書かれていたことであり、後半で力点が置かれている「賢明なもう一人の自分」と対話するなどといった点は、はっきりいって、今の自分には理解するところまで達するのは無理だった。それこそ、「深く考える力」をつけてから再読が必要と感じている。
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スーパージェネラリストである著者が展開する深く考える思考法。様々な思考法を縦横に活用した先に、賢明なもう一人の自分との対話により直観力を身に付けることができることを、量子科学からのアプローチも用いて明らかにする。人間の可能性を信じてみようと思わせてくれる1冊。
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循環思考
二軸。対立思考で考えないなど、現代エセビジネスエリートがたてまっつてる間違った論理思考を越えてる思考法かな?
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本屋でパッと流し読み。
まず文書に書いてみる、そのことが大事だと。
そのことで、自然ともう一人の自分が出てきたり、考えが深まっていったりする。
確かにそうだ。自分でもそういうことは確かにある。
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自分の中のもう一つの自分を、「自分の中の天才」とちょっと極端な表現を使っていますが、その主旨としては自分の能力の解放を妨げる要因である自己限定を払拭せよという事。
自己との対話を通しての、論理思考と直感思考による深い思考方法を伝授してくれる。
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7つの思考法
①循環論理の思考法
②対立止揚
③課題回帰
④水平知性
⑤体験知性
⑥多重人格
⑦自己対話
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とあるコミュニティでオススメいただき、読了。
リアルにポンコツだった20代の若手社員の頃、当日お仕えしていた課長から、「四六時中いつだって考え続けるんだよ!」とお叱りいただいてたなぁ。。
さて、本著は「第一部:深く考えるための7つの思考法」に始まり、「第二部:『賢明なもう一人の自分』と対話して、必要な叡智を自分に降ろすための7つの技法」、そのための「第三部:7つの身体的技法」で構成されています。
考えが浅い若手社員向けなのかなと思っていたのですが、それにしては第二部からはちょっと飛び道具的と言うか、上司もそこまでの叡智を若手に求めているのかどうか。中堅社員やコンサル等向けでしょうか。
ただ、第一部の内容「論理的に考える」が思考法で言うと初歩の初歩であって、論理の壁を越えていくための思考法が並べられているのは、割と誰にでもハマりそうな有用な知識だと思います。
また、第二部以降の内容も、目次だけだとちょっとスピリチュアル的な印象を抱きますが、読了した個人的所感としては「良いアイデアだと思ったら、ひと晩寝かせる」「ジョブズの『ドットを繋ぐ』思想」「ルーティーン」といった既存ナレッジにも繋がるものに思え、改めて体系的に整理して見せられると「あぁ、繋がってるんだなぁ」と思わされます。
言葉が平易で非常に読みやすいため、サラーッと読み進められてしまうのですが、だからこそこの内容をしっかり読み込んで骨肉としていくのは大変だなぁ。。と。
一見すぐ結び付かない「直観」と「深く考える」を、綺麗に結び付けてくれた本著。明日さっそく仕事で使えるスキルとはまた別かもしれませんが、筋トレのようにじっくり鍛えていきたいところです。
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昔から語られる叡智の言葉に、「病むときは、全体が病む」
問題の矛盾を解決しようとしないで考える
論理的人間は二項対立の落とし穴に陥る
弁証法
ある一つの考え方(正)に対して、これと対立する考え方(反)を取り上げ、これら一見、対立するものを、より高い次元で統合していく(合)思考のプロセス
弁証法による対立止揚(アウフヘーベン)の思考法
橋のデザインを考えるな、河の渡り方を考えよ
解決の課題でなく、解決すべき課題を考える
河合隼雄 心理療法序説
暗黙知の次元 我々は、言葉で表せる以上のことを知っている
直感は過たない、過つのは判断である
自己限定しない
現実歪曲空間 reality distortion field
フェデリコ・フェリーニ 道
最澄 一隅を照らす、これ則ち、国の宝なり
周りに人がいると、安心して孤独になれる
思索のためだけに散策をする
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ビジネススキル+スピリチュアル+サイエンス。
学べることの多い名著だと思います。私も自分の中の天才を探してみます。
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深く深く思考を巡らせるための七つの思考法と七つの技法を二パターン提示している。
・深く考えるための七つの思考法
・賢明なもう一人の自分と対話する七つの技法
・賢明なもう一人の自分が現れる七つの身体的技法
これらを突き詰めると直感という一言に昇華するのでしょう。
本書に記載のことを意識せずにも実践しているような人もいるのだと思う。
本書にあるような状態の時に、ひらめきが降りてくるような事例は、ビジネス書や「プロジェクトX」というビジネスドキュメンタリー番組でも多々登場する。一つの課題に深く向きあい、様々な思考をめぐらして来たからこそ降りてくるアイデアがあるのだ。本書では、わかりやすく順を追って書かれているので、簡単にできそうな気分になるが、実践するとなると鍛錬が必要だと思う。
とはいえ、及び腰にならずに、まずは身体的技法を取り入れるだけでも、良い習慣が生まれそう。
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大前提として基本の論理的思考と幅広い専門性を身につけることが必要。
その上で直観による覚醒を引き出すような感じ。
前半の内容は論理的で後半はスピリチュアルに近いような感じだった。
嫌いではなかった。
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企画だけでなく、日々壁にぶつかるのが当たり前の人生。
自分自身も神が舞い降りる時がたまにあるが、それが何なのか、またなぜ壁の辛さを感じるのか、そして如何に脱却するのかなどなど、いろいろな糸口を示してくれる内容で、少しアタマが楽になった。
直観を大切にこれからも進もう
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・解決困難な問題の多くは循環構造をしている
・直線論理には主観的な利害判断が混入する
・病むときは全体が病む
・二項対立ではなく矛盾を超える
・解決方法ではなく、解決すべき課題を考える
・専門知識で考えるのではなく、専門知識を横断して考える(水平的知性)
・深く大きな問が答えを引き寄せる
・著者の言おうとすることを探しながら読むのではなく、この本は自分の問いに答えをくれるか という視点で読む
・わかりやすい言葉にこだわる=本質を理解する
・言葉で表せる以上のことを知っている、体験知
・体験知は反省で身につける
①経験の追体験 直後にその場面を時間の流れに沿って順次思い出す
②体験知の振り返り
③体験知の言語化 体験知を言語にして人に語ったり、人気に記録する
・体験知を言葉で表そうと努力するときその体験知をつかむ
①現在の経験の反省
②過去の経験の棚卸
③未来の経験の目的意識 その経験を通じてどのような体験知を身につけたいか
という目的意識
・自分の中に複数の人格を育て、人格を切り替えながら考える、他社視点
・相手の気持ちになれないのは
①心の中の「エゴ」の強さ
②自身の「経験」の不足
・エゴは消せない
・肯定も、否定もせず、ただ静かに見つめる
・能力の発揮を妨げる無意識の自己限定
・考えを文章に表すこと=もう一人の自分への呼びかけ=考えを深めるための修練
・人間の可能性を信じる
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直観と「深く考える」(論理思考)は相対するものな印象があったが、それは序章で誤っていたと気付かされた。
他のアイデア発想法の書籍にも書かれていた内容もあったが(私が読んだ範囲なのでもちろん限定的です)、「賢明なもう一人の自分」に関しての話は新鮮だった。
「ゼロ・ポイント・フィールド」と「賢明なもう一人の自分」は繋がれる、その時にアイデアが降ってくるという話。「ゼロ・ポイント・フィールド」は科学的根拠がある話なのだか、うーん、なかなか信じられないw
ただ、そうした壮大な話だけにとどまらず、日々の生活で心がけると良い点(日記をつける、仕事に対しての反省会・反省日誌、など)を具体的に書かれているので、自分も「賢明なもう一人の自分」を育てられそうな気がします。