前に糸さんのエッセイを読んだときに、
2021/09/26 20:34
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投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんだか生活が垣間見得て読了感がしっくりこなかったのを記憶している。でも今の私は、糸さんにドイツに連れ出してもらって、気持ちが穏やかになった。コロナで旅に出られないことで、行き詰まっている考え事が積もってしまっている。みんなもっと朗らかに生きる必要があると思う。過剰サービスは、すぱっと1回やめてみて、宅配の人のことも考えてあげるとかさ。ゆりたんぽ欲しい。
気持ちがあたたかくなる本
2020/03/25 11:50
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投稿者:ら君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界中が、がさがさしていて、気持ちがささくれがちな今こそ読みたい本です。
気持ちが、あたたかくなりました。
毎日を丁寧に、自分なりに楽しんで暮らせることの素晴らしさを教えてくれました。
見習わなくちゃ。
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糸さんが母親と折り合いが悪かったというのが、意外なようでいて、これまで読んできた作品を振り返ると納得というか……。
旦那さんのペンギンさんとゆりねちゃんの生活は読んでいるこちらもほっこりする。
今、一番必要なのは、このゆとりなんだろうな。
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平常運転!
小川糸さんの一年は常に丁寧に暮らされていて、ベルリンとラトビアと、鎌倉、そしてペンギンと犬。いいなー。
今回はお母様を亡くされたとのことでそのエピソードもちらほら。
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ぷかぷか天国(幻冬舎文庫)
幻冬舎
著作者:小川糸
作家デビュー作「食堂かたつむり」が大ベストセラーとなる。
タイムライン
https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
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今回はベルリンで語学留学したこと、
リトアニアに訪れたことを中心に日記形式で綴られています。
冒頭から亡くなったお母さんのことが書かれています。
お母さんとの生い立ちは決して良いものではなかったですが、
他界してしまったことで不思議な出来事から
不思議な繋がりもあって今を大切に生きている
小川さんがあるのだと思いました。
他の作品でも時々死生観が描かれていますが、
もしかしたらお母さんの影響がここからあって
そのような作品が生まれたのかとも思えて、
また新たな一面が見られた気がしました。
小川さんの日記エッセイを何冊も読んでいるので、
今回もドイツ、ラトビアについて書かれているので
また更に二つの国の良さが伝わって
益々ラトビアに行ってみたくなります。
この本のタイトルにあるように
ぷかぷかした気分を味わってみたいです。
ドイツでは戦争の加害者としての事実も
被害者としての事実も両方残されているという
ことが日常生活の中に溶け込んでいるというのが
また紹介されていて、日本が学ぶべき所が多々あるなとも思いました。
ラトビアに伝わる十の心得
正しい心で、
隣の人と仲良くしながら、
誰かのために、
まじめに楽しく働いて、
分をわくまえて、
清らかに、美しく、
感謝の気持ちを忘れずに、
ほかがらかに、すこやかに、
気前よく、
相手の心に寄り添いながら。
素敵な心得なので心に留めておきたいと思います。
ドイツ、リトアニアでの生活も素敵な時間ですが、
今回も可愛い愛犬のゆりねのこと、
ペンギンとの楽しそうな時間などが
とても楽しそうで素敵な時間の過ごし方が羨ましく思いました。
日記エッセイは何冊も読んでいますが、
何も考えずにのんびりと旅行に行った気分を味わえたり、
その国の文化、習慣なども知ることが出来ます。
小川さんの日頃の生活ぶりも楽しめることができるので、
日常を忘れて何も考えたくない時やまったりしたい時に
読むのには最適です。
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特に最初のお母さんと別れや思いを綴った文に接して,小川氏がとても素敵だと思いました.日々楽しいこと感謝することにきちんと気がつき,またその行動力でたくさんの出会いや発見で読者にも新しい世界を見せてくれる,とても素敵なエッセーです.簡単に作っておられる料理もとても美味しそう.
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読んでいると癒される。
ご飯の描写が本当に美味しそうでお腹が空いた。
ベルリンでの暮らしが素敵だった。
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亡くなられたお母様との確執やその後のお母様への思いで始まり、ベルリンでの生活、新作が出てのサイン会など、一年を通じての糸さんの生活。
日記なのだけど、そこは作家さんなので、どの文章も楽しく面白い。
日記風エッセイですね。
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小川さんのエッセイを(多分)初めて読んだけど、他のも読んでみたくなった。ペンギンが何なのか知らなくて調べたけど笑。落ち込んでる時に優しい気持ちになれそう
マーケットの焼き栗食べてみたいなぁ
キルシユトルテも!
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本屋さんで見て楽しそうだなぁと思い購入。
まるで、「ねぇ聞いて!こんなに楽しいことあったの!」とニコニコ顔の知り合いの話を聞いているような、そんな気持ちになる。
とっても楽しくて心が温まる1冊。
薄いからあっという間だけれど、著者の考えや人柄がたくさん詰まっていた。
こんな素敵な文章に出会えるのなら、買ってまだ読まずに温めている小川さんの著者を早く読もうと思う。
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小川糸さんの言葉のセンス、例えばこの本の題名とか、物語の登場人物「バーバラ夫人」「ぽっぽちゃん」とか、どうにも恥ずかしくて仕方ないのだが、ついつい読んでしまう。
これって昔感じた、《「嫌い」と思っていながらも結局気になってしまう松田聖子へのファン心理》、みたいなものなのかなあ。
とにかく自分の世界が確立していて、特有の世界をゆるぎなく所持している感満載の日記は、ドロップ缶の中の薄荷味みたいで、時折口に入れたくなる。
中で印象的だったのは、ラトビアと言う国が素敵らしいこと。
そして、ドイツ語学校に通う糸さんの
「日本語には、空気を読んだり、とか、言わなくても通じる部分があるけれど、ドイツ語にはそれが全くない。きっちり、正確に、誤解が生じないように、言葉を厳密に並べていく。融通がきかない。だからやたらと長くなる」
にほほーと思った。
国民性と言語は密接なのね。
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小さな幸せに気付くことって大事だなあ…
コロナとか職場環境が原因で、自分にも周りにも攻撃的になっている最近。これ読んでちょっとほっとできてよかった。
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ドイツの暮らしがメインでした。期間限定で他の土地で暮らしたり、日本とドイツを行ったりきたりしたり、なかなかできることではないと思うので。
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シンプルだけど素材の味が活かされた美味しそうな食事の数々。
ドイツでの暮らしの風景。
「洗濯機が壊れたから貸してー」と気軽に助け合えるご近所さんとの関係も、それが普通のことだと感じられる社会も良い。
「キラキラ共和国」「ミトン」についての記述もあり、どちらもすごく良かったので当時の糸さんの気持ちに触れられて嬉しくなりました。