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京都市動物園のホームページによると、
同園は明治36年(1903年)4月1日、
大正天皇の御成婚を記念して、
市民の付金を基に開園した、
日本で2番目に歴史のある動物園のだそうです。
本書は京都市動物園に45年務められた
ベテラン飼育員によるエッセイです。
学生のころ4年間京都で暮らしていたので、
この動物園には何度か足を運んだことがあります。
当時はこじんまりとした
ちょっと地味な場所という印象でしたが、
それがかえって心休まる理由でもありました。
2015年にリニューアルオープンしてからは、
まだ足を踏み入れたことがなかったので、
久しぶりに出掛けてみようかなぁと思っていたところ、
この本を見つけたので読んでみました。
動物に対する愛情が
いっぱい詰まった内容でした。
動物園の存在理由についても、
少しわかったような気がします。
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