紙の本
野球スコアラーの意義を知れました
2020/03/13 08:00
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投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
プロ野球・巨人のスコアラーを長年務めた著者が、野球スコアラーの意義を説いた1冊です。
スコアラーはどういったことをしているのかを、基礎から学べる内容となっています。
何となく野球中継を観ていた私ですが、これからは1球1球をじっくりと考えながら試合が観れそうです。当書に巡り合えてよかったです。意義ある1冊でした。
電子書籍
迷う選手に強く、短く伝える
2022/05/15 17:41
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投稿者:プチトマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
それが09年WBC韓国戦でのイチローのタイムリーにつながった。
そのシーンは印象深かっただけに、イチローの絶不調からの好打の背景に
著者の知力を絞ったアドヴァイスがあったことが分かり大感動。
スコアラーの分析手法や選手とのやりとりもワクワクするが、
名選手との具体的な対決事例や成功策がとても面白い。
名将野村はじめ、落合、古田、川上憲、山本、松井秀。
あと、「一流」と「超一流」の決定的な違いも勉強になった。
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<目次>
序章 残されていたWBCでの大仕事
第1章 職業、スコアラー
第2章 スコアラーはここを見ている~打者編
第3章 スコアラーはここを見ている~バッテリー編
第4章 編成部で生かされたスコアラーの視点
終章 元巨人軍スコアラーとして
<内容>
タイトル通りの本。最近スポーツ系(特に野球の)裏方の仕事がよく本になっている。この本でも第2、3章はなかなか面白い。それを知ってNPBを見るのは楽しいだろう。技術論も結構載っているので参考になる。
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期待度が高かったこともあるのか、ちょっと拍子抜け。ありがちな野球本の域を出てないと思う。
言えないこと・書けないことが沢山あってこれで精一杯ということかもしれませんが、これでは唸らんなぁという感じ。ただどこまでほんとか分かりませぬが、日本最高の芸人が意外にスコアラーを重宝していたとのこと、逆にいかにヤクルトはじめセリーグがちゃんと体を成していたか、の証左とも思え。
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先日、J-WAVE(TOKYO MORNING RADIOだったか?)に著者がゲスト出演して面白そうと買って読んでみた。
その時に話していたシビレる話(09WBC決勝韓国戦の最終打席でイチローが絞り球のアドバイスを求めてきた話)と、 狙い球を絞らせない落合満博の打席での態度、長嶋&松井の独特の素振り特訓のエピソードあたりか、特筆して面白いのは。
あとは比較的、淡々と当時(著者が活躍していたのは90-2000年代)を振り返り、その折々のスコアラーの仕事ぶりを解説している。
今に役立つとかいうものでもなく、どちらというと懐かしい思いで読める内容が多かった。
むしろそれは予想外に良かったことかもしれない。もう野球の中継を観なくなって久しい。今の選手を例に出されても、まったく分からない(ので、編成部時代を語った第4章、メジャーリーカーをスカウトしてきた話は、まるでピンとこなかった)。
楽しく野球を見ていたあの頃の話で良かった。あの時、あの試合、打者と投手の駆け引きはそうだったのかとか、その配球はこんな裏情報を元に組み立てられていたのか等々、懐かしい選手名を見ながら楽しめた。
J-WAVEでナビゲーターが語っていた、ビジネスにも生かせるスキル云々は、然程、その目線では語られていない。もちろん、情報を駆使して活かすという点は間違っていない。
むしろ、野球がビジネスやIT技術を活かした他のスポーツの手法を取り入れてきた歴史ではなかったか。
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スコアラー三井氏の私の履歴書。やはり成功体験が自分を前進させるのだと思う一方、野球に対する好奇心と謙虚な態度があったからこそ、とも思った。
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『ザ・スコアラー』/三井康浩
著者は元プロ野球選手であり、引退後は二軍のマネージャー、査定室長、編成統括ディレクター、スコアラーなど、読売巨人軍に40年携わっていました。
また、第2回WBCでも、日本代表のスコアラーとして帯同していました。
こういうスポーツものの中でも、スコアラーの方の書籍というのは珍しいと思います。選手や監督、又は、GMなど表舞台にいる人の本は多いですが、私自身はじめて読みました。
その目の付け所、スコアラーとして、どんなところを見ているのか、どんな考え方をしているのか、表面的な部分は勿論ですが、目に見えないところを見ようとすることに凄さを感じました。
著者いわく、スコアラーがチームに提供できるのは、”無形の力”であり、それを選手が信じてプレーしてくれてはじめて”有形”になるとのことです。
その過程において、無形の力が有形となるよりも、無形のままで終わってしまうことの方が多い。
そこにはかなさもあれば、真理もあるのではないかと感じました。
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第一章が一番読ませたかな。
編成時代のFAとか外国人選手の獲得とか、そういうところになると途端に目利きとは言えなくなるのが、ちょっと笑える。組織論というのは、個々の分析力とは別の力が必要だということなのだろう。
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期待していたより内容は薄かったかな。もっとスコアラー独自の目線の話(チームに報告する内容がどんな情報か?とか)があったら面白かったと思う。2章以降は捕手出身のプロ野球選手の本とかでも同じようなことかかれてたから、スコアラー独自目線の話が少なかったのが期待外れ。
あとは他の人とのエピソードに主観入りまくりで、ホンマに相手の選手・監督そう思ってたんけ?ってとこがちょこちょこあった。
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元巨人軍スコアラーによる、文字通りスコアラーや野球の見方について語った一冊。
野球について深く語っており、とても勉強になった。
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エピソードトーク良いです。スコアラーのマニアックな視点から野球を見るため、参考書的な意味合いで読むにはナンセンス。個人的には、イチローとのエピソードがgood
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巨人、侍ジャパンなどで長年、スコアラーとして活躍された三井氏。長嶋さんや原さん、イチローとの秘話など裏側も知れて面白かった。来シーズンはまた違った角度から野球を観れそう✨