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ほぼジャケ買い。素晴らしかった。
バッハのレコードを聴きながら読み進めたためなのか、物語の行方は想定された内容であったはずなのに、実際に読み終えたときにこれほどの哀切に浸されるとまでは思わなかった。ぐったりとしてしまって、どうにか熱い湯を沸かして身体を温め、身体を落ち着かせざるを得なかった。さながら物語の主人公のように。それでもまだぼんやりとしている。本当に、言葉が
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茶室には床の間がある。床の間は掛軸や花生けを置く場所である。しかし、この掛軸はただ飾るためだけに置かれているのではなく、掛け軸の墨蹟を通して禅僧の心を味わうためにある。禅の心とは、自己との対話であり、自然への感謝である。禅の世界では、日常雑事を離れた悟りの境地を垣間見ることができる。
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美しい日本趣味に満ち満ちた切ない作品。
結末には驚きました。
でもやっぱりこの分野では『シブミ』だな。
※あくまでも個人の感想です。
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日本に滞在の長いフランス人が書いた作品で、茶の湯に関しても造詣が深いことが窺える。訳者の日本語も素晴らしいと思う。日本を深く知った外国人の見る日本がどういう姿なのかが知れてよかった。
途中の排泄物嗜好的な描写にはビビった。