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昔からみんななんとなく思っていた、「美男美女って得?」というのを、数字的にある程度論証したところがすごいと思う。ある意味残酷な真実ではありますが(笑)。
もちろん、あなた不細工ですね、という発言やルッキズムはいただけませんが、美男美女もそれは特徴ではあるので、自覚がある人は大いに活用してもいいと思うんですけどね。それに、年齢経れば老化はしますからそれが続くとは限らないので、特に若いうちにめいっぱい活用すればいいんじゃないでしょうか。
もっとも、例えば美容整形しても、それを交際相手に打ち明けずに結婚して、子どもが出来て、なんとなく似てない・・・、なんて話もたまに聞きますし(笑)。
何をもって「得か」というのもありますしね。恋愛市場において得なのはまちがいないでしょうし、就職とかでも多少は有利かもしれません。その「入口」では得かもしれません(就職差別とかはたしかに問題かも)。ただ結局、美男が顔がいいからコミュニケーション能力がなくても女性が寄ってきて、女性に優しくない性交渉をしてディスコミュニケーションという場合もあるでしょうし、最終的にはコミュニケーション能力ですかね。
この本ではボディメイクまでは立ち入っていませんでしたが、これも広い意味では「美容」に入るんですかね?著名な方が、みんな女性がマッチョな好きなわけではない、というのの根拠に、若い頃にハンサムで名を馳せた俳優さんが年齢経てお腹が出た現在でも女性とお付き合いしているのを挙げていましたが、これは体型云々じゃなくて、その俳優さんがもはやブランド化しているだけかなとも思いました(まあ、ここの本でいう、美容資本が元々ある(高い)人なわけで)。昔、別の方が、イケメン俳優さんは歯磨きしてるだけでもかっこいいじゃないですかと言っておられたのを思い出しました。それと同じだけかなと。
自分には容姿はないので、それ以外のところで良さを発揮していこうと思いました。