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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
料理は特に印象に残らないし、話の展開もなんだかなと思うところはあるけれど、
この短さで話を成り立たせてるのはすごい。
そんなにうまくいくのかな?
2020/07/29 13:00
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投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
超短編集で作者の力を発揮できない。
ような気がする
全てもう少し読みたい気持ちが残る。
高そうな出張料理を頼む人がそんなに一杯いるのもビックリだし、それで生活できるのもびっくりだ。
まぁ企業の雑誌に続いていたようだからそんな感じかな。
いまいち物足りないかも
2021/02/08 17:51
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投稿者:優乃 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の他の作品に比べると、どこか違和感が残る一冊。
読了後あまり印象に残らず、読んだ気がしないのが本音。
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老舗料亭の一人娘だったさち子。だが、看板板前だった父が急逝し、店を急に任される事になった婿の伸也は老舗の重圧に耐えかね、離婚届を置いて失踪してしまう。さち子は妊娠五ヶ月でシングルマザーの道を進む事になり…
中々ハードな人生を送ってきたさち子。家政婦をしていたとあるお宅で、出張料理人をやらないかと提案されて始めたのが大当たり。出てくる料理がどれも依頼人の心に寄り添っていて、美味しそうだしほっこりしました。
ラスト、元旦那が店を開く事になって家族で食べに行ったのが、あまりにあっさりでビックリしました。割り切れるさち子が凄い。ドンパチを期待した訳ではないけど、ちょっと拍子抜けな所でした。
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出張料理人さち子の料理がどれもおいしそうだった。
でも、訪問先で料理で癒すというか助けるというか、そういうのは思ったよりも薄かった気がする。
1つ1つの作品も短かったし。
でも、さち子のそれぞれの依頼者に向ける視線は温かい。
さち子と元夫の話も、ずいぶんあっさりしていた。
母や息子もなんのこだわりもなく、かつての味の再現を喜んでいて意外。
元夫は何も語らないし。
ううむ。
悪くはないけど、全体に薄味に感じた。
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出張料理人さち子が、依頼者の悩みを料理で
解決していく笑いあり涙ありの痛快ストーリー。
大御所の小説家を喜ばせた意外なレシピ、
依頼者の老いた母を元気にした魔法のスープ、
異国の来客に戸惑う両親とその息子を救った言葉…。
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出張料理がベースの物語。
プロローグ的な第1章目の締めの文章、私、ものすごく好き。
出張料理人に1週間分の作り置き料理を準備してもらう‥なんて贅沢!夢のような話だ。我が家に来て欲しい。
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出張料理人として仕事をするさち子さん。依頼人の料理への要望を聞きながら、彼らが抱える悩みにもちょっとした手助けをしていく。おいしい食事と心遣いに気持ちが明るくなる。
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うーん。
想定してる読者層は多分アラカンとかなんだろうな…
日清医療食品のフリーペーパー連載だったと知って納得の内容。
ジャケ買いだから合わなかったのは仕方ない。
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飯山さちこは明治から続く老舗料亭「花菱(はなびし)」の一人娘だった。
家政婦を経て、今は「出張料理いい山」として、依頼人の自宅に出張して料理を作っている。
日常の作り置き、パーティー料理、病人のための特別料理など、内容はさまざま。
依頼人のプライベートにはかかわらないを旨としているが、訪問した先で、料理にまつわる相談事は避けては通れない。
人は様々な悩みを持ち、ときとしてゾッとすることも、ムッとすることも、ホッとすることも?
ほとんどが、3~4分で読める掌編なので、「ひと駅で読める美味しいお話」と言ってもいい。
さち子自身のドラマも挟み、すっきり明るい気持ちになれる最終章によって、短編集だと思っていたものが全体として一つの小説にまとまった感がある。
料理はやはり作り慣れた人の描写。
テレビで見る“伝説の家政婦さん”がてきぱき調理している様子が目に浮かびました。
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一話一話が短いので、隙間時間に読めていい面と物足りなさと・・・。主人公は出張料理人、様々な家庭に赴きお悩みやトラブルを解決する手助けをするものの、その職域を超えてこないところがいい。最後の数編で出奔した元夫と再会。なんかあっさりいい関係になってなんかなぁ。今更恨めとは言わないけど、なんのわだかりもなく会えるもの?元夫もちゃんと一回謝罪しろ、と思った。
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活字が苦手で小説初心者の私には読みやすかったです。内容としてはそこまで抑揚がなかったように感じましたが、登場人物の人柄を思い描きながら読むことができました。
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食堂のおばちゃんシリーズをよく読んでいるので、この本も長編ものかと思いきや、とても短い短編集。
あとがきで、冊子の一話読み切り作品を集約したと知り、納得。
色々な人の人生を垣間見れる短編集。
人が生きていく上での悲喜交々を味わえる短編集。
残念だなーと思うのは、食堂のおばちゃんシリーズでは、描かれたお料理の数々のレシピが本編でもわかりやすく書かれているが、こちらは、さらっと料理名が載っているだけ。
まあ、短編だから仕方ないのだが、その点で著者の料理描写が物足りなく感じてしまったのが残念だなと。
レシピを知ると、料理をありありと想像できるからなー。
ラストの話は、ホッとしたというか、ああよかったなと。
色々とあった人生だが、その色々の末の宿題に決着をつけられ、また新たに歩み出せる家族たちがとても良いなーと思ったとともに、その歩み出し方が清々しく感じた。
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「食べることは生きること」「あなたの体は食べたものでできている」とよく耳にしますが、日々の食事はお腹を満たして、体を作ることだけではなく、気持ちも満たして、心の栄養にもなるのだと感じさせられる。
毎日3食の食事をしっかり作って食べていくというのは如何に大変なことか、そんな忙しい現代人のために、お助け出張料理人のさち子が様々な境遇にある依頼主の心に寄り添い、自らも人生の痛みを抱えながらも、おいしい料理作りに奮闘し、依頼主の体と心を満たしながら、自分自身も救われた気持ちになっていくというエピソードが詰まっている。特に最後の料理屋の後継ぎのプレッシャーに耐えきれずに離婚届を残して出ていった前夫伸也と28年ぶりに再会し、言葉を交わさずとも、伸也の作る料理を味わうことで気持ちが通じ合い、わだかまりが溶けていくシーンはじーんときた。巻末の瀧井朝世さんの解説の中の言葉をかりれば、心を満たしてくれる美味しい小説である。
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老舗の料亭はくも膜下で亡くなった経営者 その時その店で働いていた伸也と店の1人娘は結婚していたが半人前の伸也には負担になり離婚届を出し去っていくその後幸子は妊娠して子供を育てるに一生懸命出張料理を始め人気が出ていた伸也はアメリカに行き25年勉強し日本に帰ってきて銀座に店を出したその料理が元の味を残していた母 娘 子供と伸也の店を訪れる私は面白い本だと思った