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ブクログで繋がっている人のレビューを見て読んだ本です。
俳優の松尾さんのエッセイ。
半分が事実でもすごく波乱万丈な人生を歩んできたんだなと思います。
終わり方が「〜というはまた別の話で」という深みを持たせつつテンポ良く話をまとめているあたりも好みでした。
俳優松尾諭の今後にも注目していきたいです。
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バイプレイヤー、松尾諭の自伝的エッセイ。
個性派バイプレイヤーで見るものの記憶に刻まれる風貌と演技をする役者である。
その役者の書く文章は一文が割と短く、歯切れ良く展開していく。
自分の行動や感情を真っ直ぐに描き(最後に但し書きとして「史実にもとにしたフィクションです」との断りがあるが)、一人の「人間」の青春記、成長の物語とも言えるもので面白い。
「拾われた男」という題名も役者になるきっかけとなった出来事を表していのかと思ったが、それ意外にこの本を読んでいくと、もう一つの意味を含んでいることがわかった。なかなか凝った題名だ。
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どの話もテンポよく楽しんで読めました。
すごく文才あるのでは?!
松尾さんといえばSPや相棒に頭のキレる弁護士役で出てたくらいの情報しかなく、読みながらwikiなど調べたら、田口浩正さんと似ている説を知ってしまい、それ以降全く区別がつかなくなりました。知るんじゃなかった!ははは
この話が全部(半分でもいいか)本当だとしたら、いい感じにだらしなくて、
もし家族や友達が松尾さんと結婚すると言ったら、
やめときな、浪費癖で借金あるんでしょ?
連ドラ後もバイトしないといけないくらいなんでしょ?
しかもお酒で色々問題起こしてるよね。苦労するのが目に見えてるよ!
と真剣に止めると思う!
でも事務所の社長に非現実的な出会いをしたり、監督や役者仲間、先輩に恵まれている話を読み、お兄さんと同じくらい人望や魅力がある人なんだなろうなと感じた。
続編があるならぜひ読みたい!
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嘘みたいな縁と運を持ち合わせた、どうしようもないけどなんか憎めない男の人生喜劇。ずっと読んでられるし、松尾さんって文才あるんだなぁ。
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俳優としても活躍されているし、文才もある
結構な破天荒や兄や家族との色々を淡々と綴っていてあれ?人生ってなんとかなるんかな?と勝手に思ってしまった
面白かったです。
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俳優さんの書いたエッセイというので、興味をひかれて読みました。モテないエピソードの数々、奥様との馴れ初め、俳優としての歩みなど、どれも面白く読ませていただきました。中でも「ウルウル滞在記」では、役者というのはその人の「人間」全てを問われる仕事なんだと再認識。また、お兄さんとの関わりでは、兄弟に対する複雑な感情に強く共感しました。
ただ、時間にルーズなところは、読んでいてすごくイライラしました。私、酒飲みと時間を守れない人はダメなんだなぁ…松尾氏はとても魅力的な人なのに、酒と時間で「拒否」してしまう自分の狭さに自己嫌悪…
とにかく、厳しく指導してくださった監督さんの映画を観よう。きっと、私の世界がまた広がるに違いない。こんな良い本に出会えたのですから。
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NHK BSプレミアムで2022年6月末から連ドラ化されると云うことで読んでみる。いや、おもろいけど大変な人やったんやな、松尾さん、ええ人たちに巡り合ってラッキーやったんやね。一歩間違えは野垂れ死にの人生やで。あいみょんの高校の先輩なんやね、知らんかった。ドラマでは大賀君が演じるのか。イメージあるある
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どこまで本当でどこまでフィクションかわからないけど淡々と面白かった。それにしても酒の失敗多いな!そしてよく泣く男。兄のそとづらよしおぶりは家族の立場からすると残念よね。身内にだけ優しい人もいるけど。
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NHKBSのドラマがめちゃおもろいので第2回が待てずに購入してしまった。
正確に言うと、実はブックオフで半額で買えたのだ。
小説かと思ったらエッセイということになる。でも小説であると思えば小説とも言える。
軽快な文体。オチもあり構成もうまいなと思ううちに読み終えた。
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今まで松尾諭さんのことを存じ上げなかったのですが、たまたま聴いていたラジオでドラマの番宣をされていて、数奇な人生に興味をもち読んでみました。
前半は人生紆余曲折しながらも奮闘している様が面白おかしく綴られていましたが、後半の展開がすごくドラマチックで…。青空の下に広がる河川敷の風景を想像しながら読み終えました。
これからの活躍を応援したくなった俳優さんです。
そして文書のテンポがよく、終始とても読みやすかった。地頭が良い方なんだろうなと感じました。
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声を上げて笑ったり、呆れたり。
実に楽しく読めた。
作品紹介・あらすじ
自販機の下で航空券を拾ったら、人生が動き出した――。振られた回数13回、借金地獄や数々の失敗を経て掴んだ、恋と役者業。個性派俳優・松尾諭による波瀾万丈「自伝風」エッセイ!自販機の下で拾った航空券。その落とし主はモデル事務所の社長だった。俳優志望の昭和顔の男は、それをきっかけになぜかモデル事務所に所属することにーー。振られた回数十三回、借金地獄に、落ち続けるオーディション。悲しくては泣き、嬉しくては泣く、そんな男が手に入れた大役、そして恋。それでも減らない借金生活が続くある日、かかってきた一本の電話により、アメリカに旅立つことになる。何年も会っていない兄を迎えにーー。「SP」「シン・ゴジラ」「エール」など数々の映画・ドラマに出演し、個性派俳優として名を馳せる著者が書く、泣いて泣いて笑っての、七転八倒俳優生活。
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ある番組に松尾氏が出演した際、「俳優になった経緯は本に書いた」と言っていたことから、興味がわいて読んでみた。エッセイだとばかり思って読んでいたら『自伝風』とあり、多少フィクションが混ざっている様子(本の最終ページに「このエッセイは史実をもとにしたフィクションです。」と書いてある)。俳優として売れたという話より、お兄さんとの関わりの部分が胸に沁みた。
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人の恋に、こんなにハラハラドキドキさせられたのは初めてで、恋大き、よく泣く、人間味満載の話だった。ノンフィクションだろうがフィクションだろうがだけど、これこそ人生!!!
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俳優松尾諭さんの自伝風エッセイ。あらぬ方向に転がり跳ね上がり、あの松尾さんにこんな過去があったと思うと笑える。章の終わりの「こういうこともあったけどそれはまた別の機会で」ってやつめちゃくちゃ気になる引きで好き、その続きが出てきた時ちょっとニヤける。楽しい。