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子供が指示待ちばかりで、自分で考え自主的に行動してほしいと思っていました。この本を読んで、自分が子供に対して、指示しかしていなかったことに気づき涙が出ました。心ある会話をしようと声かけしています、
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涙が出た。
親の自分への接し方を思い出した。
子どもには愛情をもって見守りたい。
苦労する機会を奪わないようにしたい。
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今まで読んだ本の次のフェーズの本だった。
指示と小言、言わんとおれるかな。。。
自分が子どもの頃、親に甘えて受け入れてもらえた経験が乏しい親は、自分の子どもの甘えも受け入れることが苦手。とくに上の子に甘えられると怒りや拒否を感じやすかったりする。
甘えてる子どもは、自分自身なのだと思ってみるのだ。幼かったあの頃、甘えたくても甘えられなかった、その自分が今、目の前にいて、子どもとなって親に(自分に)甘えている。
そう思ったら、ちょっと心軽く子どもと接することができそう。
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子どもに指示を出すのではなく、しっかりとその気持ちを聞くことが大切だ。
親は家で子供を楽しませることに注力するべきという考えは、とてもシンプルだけれど印象的で、きっとそのようなポリシーを一つ明確に持っていると、もしもブレてしまった時に軌道修正が楽にできるのだと思う。
家庭はリラックスできる場所であるべきなのだ。
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相変わらず先生、全くブレず一貫して見守りましょう、子供を信じましょうと説いてくださる。
ADHD持ちのうちの子にも果たしてそれがいいのか?と思うんだけど、子供は自己肯定感を高めることが大事、先回りして苦労しないように障害(物)を取り除いたりするのは本人のためにならないんだよね。毎回すぐには実践できずつい小言を言ってしまうけど、いつも田中先生の言葉を頭の隅にとどめておいておこうと。
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題名通り、私達、親は去られるためにそこにいるのだと思います。心配になって先回りしたりコントロールしないで、チャレンジする子どもの邪魔をしない。時々読み返したくなる本です。
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子供との会話が行動の指示ばかりになっていないか、「好きにしていいよ」と言うのも相手を追い詰める言葉になりえる、子供の拒否は大切なメッセージであり、喜ばしいことである、など、日々の自分の子供との関わりを振り返ってみて、ハッとさせられる話が多かった。
大人にとって都合の良い行動を強いてないか。
自分はちゃんと子供と会話をしているだろうか。
今のタイミングで出会えてよかった本でした。
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親は子供の幸せを願うあまり、自分が思う「よい」方へ子供を導こうとしたり、問題だと「自分が」考える点を改善しようとする。
「よいとはどういう状態?」「本当に問題?」を一時停止して考えたい。導こうとせず一緒に楽しむ。難しいけどやりたい。
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まず題名が素敵。
最初に抜毛症の女の子のお話。抜毛症は中学受験時期に自分が体験したことだったのでその時の状況が少し分解され、序盤から個人的に大きなカタルシスでした。
子供が起きてから寝るまで終始指示出ししている自分(と夫)と、なぜそうなるのか。まずは見つけました。
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・どうやって子どもを笑わせようか、
何をして一緒にたのしもうか
それだけに集中する
9甘えることを繰り返す
・赤ちゃん返り、小学校中学年、高学年の退行
→子どもの健全なSOS
生まれてくれて、幸せだったよ
子どもが求めているのは愛情を再確認できる
言葉かけや関心、スキンシップ
そのまま受け入れる
「ありがとう」
幼かった頃の写真や動画を見る
辛かったね
これまでよく辛抱してくれたね
大事に思ってるよ
あなたのおかげでここまでやってこれたよ
甘えている子どもは自分自身だと思ってみる
・コラムが結構心打たれる
やさしい夫→本当は妻には優しくない、
甘える夫
悩むことと老いること
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わかりやすいし実例つきで、子育て本の中でダントツに良き本かと。
つい怒ってしまったり、小言が続くことはよくあること。でも子どもの症状、問題が出てきた時は考え直す必要がある。
態度を変えるのは誰なのか。
親はどう言う立ち位置なのか。
ひきこもりにはどう話しかけるのか。
とても単純で大切なことがある。子育ての時間、家族としての暮らしを親も子も楽しむということ。p.5
子どもの問題に向き合うときに、「稲むらの火」ただ早く日を消そうと動いてしまっては、何をしているのかわからない。火が知らせるものは何か。表面てきな問題だけをとにかく解決してしまおうとする姿勢は戒められるべき。 p.32
子どもの「問題」が本人やかぞくに困難な状況をもたらしているとき、問題、という形で大切なメッセージが発進させているのかもしれない。味方を失わずに、問題、やれを取り巻く全体の構図に向き合うことは、とても大切なこと。 p.37
体の症状をつかったコミュニケーションに頼る子は、しんどさを言葉で伝えることが苦手、弱音を吐かない、吐けない子。
SOSを発すること、自分を許せる、その部分も幸せに生きていくために子どもが身につけるべきスキル
p.48
こどもの自己決定、内なるプロセス、に価値がある。
寝なさい、起きなさい、親の方はいうことを聞いてくれない。
自治権の移譲、のような面もある!p.56
子育てに不安を持っていた親がその不安を置き換えて子どもに接した。負の連鎖、自分の親を守ろうとしているのでは?(くつをそろえなさい!) p.92
あなたが私の子どもだったという奇跡は、いくら感謝してもしきれないほどだと私は思っている p.98
もういい歳だから、しんどい時には寝ていようと思えるようになった p.159
どうすればいいか、どういればいいか、子どもは親から学んでいく。…そばにいて子どもがなにもしなくても、親は機嫌良くしている。
自分はこのままでいいんだ。ここにいていいんだと安心感を身につける。p.179
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そうか、子どもはいつか親元から飛び立っていくのか。
今は毎日こんなに必死なのに、そうなの?居なくなっちゃうの???
数十年後の別れをほんのりと感じさせるタイトルを見ただけで、オドオド取り乱してしまったのはわたしです。
不登校など子どもの問題について、親にカウンセリングを行っている臨床心理士が著者。
「親は子どもを笑わせられればいい」(意訳)という言葉が本書にあり、とても励まされました。
「手なんて全然洗ってないんじゃ!」という力強い独立宣言のエピソードが好きです。
紹介者:アルパカ
企画開催日:2022/12/04
企画名:「2022年に読んでよかった私の1冊」
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とにかく泣けた。。親子分離、うまくできる気がしないが、人にアドバイスしているプロでも「ことごとく悲しいまでにうろたえていた」というのならば、自分がうまくできないとしても当然のように思えるし、それはそれでベストを尽くしたいなと思う。自分が不安になったり淋しくなったりしたとしても、突き放したりしがみついたりせず、あたたかく見守りたいものである。。できるかな。。
不登校のよいところは何か、を考えるという視点になるほどと思った。好ましい状態であっても本当にそれが「よい」ことなのか。健康第一と思いながらも、やはり勉強はある程度はできてほしいとか忘れ物やなくしものをしない子に、、とか望んでしまう。本質を素直に見つめられる親になりたいなあと思う。定期的に読んで、自分を省みたい本!
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・症状(不安、不登校、暴力、休職、ひきこもりetc)は、なにか大切な意味がある。それらの多くは、いのちを阻害するものに対するコーピングである。それらの症状対してすぐに何か解決策を提示するのではなく、うまくコーピング出来たことを良いことと受け止めて、話を聞くことが大事。
・子供の反抗は、1番信頼できる人に対して、自己決定の練習をしているのかも。
・何もせずに見守る。ありのままを受け止める。子供が安心できる場所としてそこにいることが親の役割
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去られるためにそこにいる…子育てにおいて、心に留め置いておかないといけない言葉だと思いました。
とても良い本でした。これから折に触れて読み返したい本です。
この本を読んでいると、自分の親の声掛けがいかに不適切だったか感じ、どういう声掛けをしてほしかったのか…幼い頃の自分が癒やされるようでした。
私の姉は抜毛症でした。母は、みっともない、やめろ!といつも罵倒していました。
私は姉が何かに苦しんでいることを感じていたので、何も言えなかった。
姉は、不登校にもなったし、引きこもりにもなった。
あの時両親が、問題は行動にあるんじゃなくて、心にあるんだって思ってくれていたら。
私は不登校になる勇気がなかった。ずっと「問題ない」子どもを演じ続けた。今、姉は勇気があったと思う。そこに、適切な声掛けがあればよかった。
この本に出てくる親御さんはみんなすごいと思います。自分の時間とお金を使って、第三者に助けを求めることができているので。自分の親もそうやって動いてくれていたら。せめて、こういう本を読んでくれていたら…。
私にできることは、子どもに何かあったとき、この本を思い出して、限界を感じたら第三者にも臆せず助けを求めること。
去られるために、そこにいることを、頑張りたいです。