ランニング・ワイルド
2020/12/02 08:11
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
スポーツ物です。アドベンチャレースとは時々BSで見る海外のレースでしょうか。なかなかタフなレースですね。そのわくわく感が十分わかりました。瀬戸内海に実物はあるのでしょうか。これから国内でも盛り上がるのでしょうか。
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【制限時間二十四時間、タイムリミット・スポーツミステリー】瀬戸内とびしま海道でのアドベンチャーレースに参加した警視庁チーム。開始直前にリーダー和倉の携帯に「家族を預かった」と脅迫が。
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アドベンチャーレースというスポーツをこの書で知った。
マラソンやトライアスロンに、山道を走るトレイルラン、それにオリエンテーリングを足したような、しかも一昼夜もしくはそれ以上をかけて競い合う極めてハードな競技だとか。
それでいて勝敗を決めるのは、個人ではなくチームというルール。
そんな過酷なレースを実況中継のように、著者は描き出す。
それだけでも立派なスポーツ小説となるが、贅沢にも警察小説もプラスされている。
レースに参加したのは、警察官で構成したチームP。
そのリーダーは、家族を人質に取られ、ある任務を誘拐犯から強要される。チームメートに打ち明けられず苦悩しながら、ゴールを目指す。
有力なライバルチームとの優勝争いは?
誘拐された家族の運命は?
否応なく頁の先を読まずにはいられない。
スポーツ小説と警察小説とがコラボしたタイムリミットサスペンス。
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フォローしている方の感想を読んで、手に取った一冊。
作者が得意とする警察×スポーツもののコラボ作。
広島の呉にあるとびしま街道を利用して行われるアドベンチャーレース。そのレースに参加する和倉を始めとする警視庁の4名。
しかし、スタート直前、和倉の妻子が何者かに攫われ、脅迫電話が和倉の元に。犯人の要求はコースの途中であるものを回収し、トップでゴールし、犯人に渡すこと。
果たして、和倉は過酷なレースをこなしつつ、犯人の要求に応えられるのか?
うーん…
アドベンチャーレースは、今は終わってしまった「クレージージャーニー」で知っていたので、レースの雰囲気自体は良く分かるし、その点だけを読むと面白い。
しかし、犯人の要求に応えるために、ぶっちぎりでトップを維持しなければならない状況を作ろうとする和倉の自分勝手さには、ちょっと疑問を持つ。
そんな人がリーダーでは、小説みたいにそんなに上手く優勝できる訳がない。
警察小説としても、ほとんど機能してないし、わざわざコラボにしなくても、単純にアドベンチャーレースの物語として、瀬戸内海の風光明媚な様子などが描かれる方がもっと面白かったかも。
解説にもあったが、現地に行ったことがある人間にとっては、読んでいて景色が頭に浮かんでくるのは、何とも言えない感じ。レースは出来ないが、また自転車で走りたくなったのは確か。
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先へ先へと読み進むべく、少々すっ飛ばしながら一気読みした。堂場瞬一君のスポーツ物かと思って書店で手に取ったのだが、何とスポーツ物と警察物のコラボやんか。
まっ、こういうのも有りか。
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「文藝春秋BOOKSメールマガジン」2020年7月8日号のプレゼントで当選。この作者の作品を初めて読んだ。
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アドベンチャーレースと言うものを初めて知りました。
トライアスロンでさえ過酷なレースだと思うのに
それ以上のレースが有るんですね。
優勝候補の警視庁チームのキャップ和倉にかかって来た電話で、お話が始まりました。
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アドベンチャーレースという競技をご存じだろうか。非常に過酷なレースだ。簡単に言えばトライアスロンを大自然や町中を利用して数日間行われる過酷極まりないレース系スポーツだ。
そんな過酷な競技に参加するのが、警察管の同僚で作ったチームであり、その一人が主人公の和倉健司。広島で行われる2日間のアドベンチャーレース、いよいよスタートするかと思われたその時、和倉の携帯に電話が。
子供と妻を人質に取った、無事に返してほしければコースの途中にあるあるものを回収してこい、という指示が。ご多分に漏れず、警察には言うなという指示もついて。
レースを投げ出したくなるが、できることはただ一つ、とにかくトップで独走し、途中で目当てのものを回収するしかない。
レース展開を考えつつ家族のことで頭がいっぱいの和倉、仲間にも相談できず仲間からはいぶかしがられる。しかし、チームワークがなければレースにも勝てない。
はらはらドキドキのアドベンチャーレースのスタート。犯人は誰なのか、そして犯人の目的は?
個人的には、アドベンチャーレースというものに興味がわいた。
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アドベンチャーレースに参加する警視庁チームのキャップが家族を人質に取られ、レース中にある指示をされる。主にレース描写がメインだが、もっと事件要素が細かくても良かったかも。またチームのメンバー視点も1人しか描かれなかったのはちょっと物足りないかも
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アドベンチャーレースという競技を初めて知りました!現地の描写がリアルで、島に実際に行ってみたくなります。ストーリーはまあ予想できる範囲でした。