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投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る
なるほど、そういうことですか。
系図に出てこないから、廃帝なのかと思いました…。
前シリーズから続けて読むと、当たり前とはいえ、人間は老い、病み、死ぬのだなと実感させられます。
そういう意味でも、このシリーズの大きな流れは、興味深いと思います。
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投稿者:あづや - この投稿者のレビュー一覧を見る
コバルト文庫からのオレンジ文庫で少し詳しくしてあると後書にありました。今回は染色。うまく生かして、無理なく読めました。お互い1人だけに添い遂げられない立場の悲哀が濃く出され、より大人の方が共感する内容になったと思います。
しあわせになってほしい
2021/02/03 12:20
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投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズを読んでないのですが、これだけ読んでもおもしろかったです。主人公は、一度結婚していて、後宮をとりしきるために契約的な妃になるという設定が興味深く、おもしろくよみました。能力の高い主人公だけど、色々苦労が・・・。幸せになってほしいと思いました。おもしろかったので、このシリーズ読んでみたいな、と思います。
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投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
中国後宮物語は沢山有るけれど、本作品は少し趣の違うストーリー構成になっている。後宮に入ってきた紫蓮は後宮の防諜役として皇后になる。皇帝を巡る地位の奪い合い 愛情の奪い合い
皇太后の思惑 全て大事になる前に、皆が揉める事なくまとめる役目。会社の中にも有りがちな、人間関係の納め方が見事。
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後宮シリーズ好きなので楽しませていただきました!
今までの登場人物がでてきたり、あのとき言っていたのはこういうことか〜というのがわかったり。
ただ、コバルトじゃないからか甘み成分少なめでした…。思いが通じる前と後の変わりようがわりと好きだったのでちょっと残念…
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シリーズもの中の一冊だということですが、分冊でも読めるということでした。
全くの新作だと思っていたので(;^_^A
縁があって施井の身分から後宮の皐貴妃になった李紫蓮。才がある彼女は後宮でうまくやっていたように見えたのだが。
廃妃になった丁黛玉の暗躍や別れた夫の悪だくみの中で、足掻き、もがくことになる。
最近、こういう後宮もの好きです。きちんと中華の身分制度を学んでいないところもあるので、わからないことも多いのですが、こちらは面白かったですね。
後宮ってハーレムでもなんでもなく、役所の一部で、そこを割り切れない女性は生きてはいけない場所だなぁとしみじみ。
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コバルト文庫でものすごいたくさん本を出されていたんですね。コバルト文庫はだいぶ前に卒業したので、オレンジ文庫で読めてすごい嬉しいです。
コバルト文庫の血を受け継いでいるのか、ほぼ確実にハッピーエンドルートでした。賢い主人公はとても大好きです。
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婚家で冷遇され出戻った紫蓮が次に嫁いだのは皇帝で、後宮を束ねる妃としてだった。
女たちの愛憎、渦巻く陰謀、起こる事件。
ピンチに陥った紫蓮がどのように切り抜けるのかも面白かった。
後宮の階級やしきたり、主人公の特技でもある染物の様子あって興味深い。
どうやら読み切りシリーズらしいので、前の作品も読んでみたい。
それにしても、2度も床入りを邪魔された徐令姫はその後どうなったのだろう。
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コバルトでいろんな時代の凱帝国の後宮を舞台に恋愛模様を描かれていましたが、コバルトの廃刊に伴い、オレンジ文庫に移行。
恋愛面がけっこうすっぱり抜けて、甘さも抜けて、シリアス具合がほんっとうに好みになりました。
コバルトの時から主人公たち以外はわりと酷い目にあっており、その容赦のなさ具合がすごいと思っていました。
なんちゃって中華後宮ではなく、苛烈で残忍なところもある中華後宮で、それだけに今作のビジネスライク夫婦は雰囲気に合っていました。
後宮のごちゃごちゃを敏腕でまとめていく紫蓮に読みごたえ抜群でした。恋愛に落ちないからこそリアリティがあり、シビアな後宮模様にしびれました。是非ともこの路線で貫いてほしい!
難しい話はお手上げの私ですが、政治と後宮のドロドロ具合の比率がよく、苦なく読み進められました。
10月にシリーズ続刊が出るようで小躍りして喜びました。このテイストで続きが出たらうれしいなあ。
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おもしろーい!ストーリーも背景もキャラクターも、細かく作り混まれてて、読み応えあるし、事件やミステリーもありつつ、ちょこちょこと色んな恋愛模様も描かれてて、色んな角度から楽しめました。なんだかんだありつつ、皇后も皇貴妃も愛じゃないんだ!ってところが斬新。
先帝の話がやたら細々書いてあるなと思ったら、コバルトからシリーズがあるみたいなので、さっそく買いました。暫く楽しめそうです♪
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つ、辛〜〜〜〜…………
舞台が舞台だけに、非常に業の深い内容だった…。
コバルト文庫からの後宮シリーズからオレンジ文庫での刊行に変更になったせいか(あとがきでも書いてあったけど)ラノベ的な嗜好から、かなり架空史記ものの側面が強くなっていた。
そのせいかコバルト文庫時代の、血生臭い世界での男女のイチャイチャラブラブ後宮ライフ♡が鳴りを潜めていた。
コバルト文庫の方だとだいたい「俺の嫁だけど、は?可愛いすぎないか?」「私の旦那がカッコ良すぎて辛い」みたいな砂糖を吐きそうなやりとりが必ずあったのだ…。
あそこが好きだった自分としては少し残念だったけど、これはこれで濃密な権謀術数渦巻く後宮ものとしてとても面白かった。
ヒロインの特技が作中のテーマとして使われるシリーズだけど、今作ヒロイン紫蓮の特技が染物ってこともあり、色んな物事や人物を色彩で例えるのがとても綺麗だったな。
までのシリーズでの主役二人も善人ばかりではなかったけど(特に皇帝とその寵妃の立場にいるキャラは)今作のヒロイン紫蓮とヒーロー隆青はその傾向が強かったように思う。
何度も作中で語られるけど、皇帝は善人には務まらないから………。
でも二人とも善人ではないけど(これは他の小説からの引用だけど)「尊敬できる悪人」だと思う。
立場が違ったら幸せになれるんだろーなーと思いつつ、そう考えて憐れむのは彼らにとって侮辱になるのかしらと思ったり。
色んなしがらみがあるから、手放しで「そうして結ばれた二人はいつまでもいつまでも幸せに暮らしました」とはいかない。
でも、とても美しく、未来を願わずにいられないような読了感だった。
とても面白かった。久しぶりに徹夜で読んじゃったよ。
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難しい言葉とか読み方とか多くて読むのちょっと大変だったけど、楽しく読ませていただきました! 主人公もそうだけど、昔の女性はいろいろありすぎて…いや今もそうなんだけど。後宮という場所は誰も信用することができないところだなぁ。尹皇后の昔話はとても好きでした。当時はとても辛かっただろうけどね…。
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後宮好きにはたまらない一冊
こういう夫婦関係も悪くないと思うけど、好きな人には1番に想ってもらいたいよなぁ
本の中だから一夫多妻制も面白いんだよね
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後宮での事件解決や政治を求めていたので、後半かなり早足になってしょんぼり。そういうこともあるかもしれないけれど、それが読みたいわけじゃないんだよね。一巻ごとにヒロインが変わるから、そういうのをじっくり書いてもらえないんだろうし、次作は読まないかな。