投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
クソッタレと思ってしまうくらい、とても優しい物語たち。
「ひと殺し天使」「マリアが死んだ日」「誰がために星は廻る」が特にお気に入り。「ハッピーバースデイ」もいいなあ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
こういう短編集が読みたかった。いろんな「やさしさ」の物語がある。短くても、余韻のある良い作品たち。
とくにお気に入りは、人殺し天使と、マリアが死んだ日。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
美大卒の人が書いた読み切り集
少女漫画チックなラブコメが多かったです
タイザン5先生とか藤本タツキ先生の作品が好きな人が好きそう
ラフというかカワイイ絵柄で、虐待をこってり描くのがエモいと思う人は楽しく読めると思います
ラブコメが主軸ではあるんですが、それに生死を天秤にかけるストーリーが多いです
軽いノリで命をなげうつアンドロイドが涙したり、天使と教育虐待受けてる少年がETみたく心通わせたり、「仕事と私のどっちが大事?」みたいな極端な問いかけを短編を通して繰り返しています
美大卒パワーでメンヘラムーブをエモくまとめているというか、ふんわりしたタッチで俗なモラトリアムが哲学的に修飾されていて、オシャレに見えます
サブカル界隈で評価を得ているような気がします
birthdayというタイトルの通り、あとがきでも触れていましたが、なにかの誕生を祝いたい気持ちがこの作品に込められているそうです
突き詰めて死生観に突っ込んでいったんだろうなと思いました
書かれた当時は若手だったそうで、才能がある方なんだろうなと思いました