ネズミと鹿との知恵比べ。
2020/07/31 22:15
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は家のネズミと学校の鹿と。
家ではお母さんの出番が。
学校は会長のつむじちゃんに続く、黒タイツキャラ二人目の園芸部部長糸目の薫ちゃんと褐色副部長の涼子ちゃんが登場。
他にも園芸部員がぞろぞろ。
メインは園芸部の畑を鹿から防衛するために千代丸、レモンの両名が駆り出され、狩猟免許持ちの五島先生指揮の元、電気柵と新たな罠の設置に動き出す。
鹿の生態を探るべく、お馴染みトレイルカメラと表紙にあるライトセンサス調査を行ったりと大忙し。
鹿との対決の結末やいかに...
今回だけでは終わりませんが。
しかし、こう言った被害は農家にとっては死活問題だと。
巻末にはアナグマの解体ショートが。
マニアックだなと。
色々な仕掛けがあるものだと。
獣との知恵比べの結果として、進化してきたのだろうと感慨深い。
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女子高生罠師が主人公のコミックス5巻目。
農家の娘、千代丸は家の田畑を守るため、わな猟免許を取得した女子高生。幼馴染でちょっとドジっ子のレモンも千代丸に続いて免許を取得する。2人が通う高校の生徒会長であるつむじは、凄腕猟師の孫で、祖父の手伝いで動物の解体も行う。
今回の主題は「シカ」。
千代丸たちが通う高校の園芸部がシカに荒らされた。
何とか一緒に対策してくれないかと、つむじや鳥獣対策係の五島先生に頼まれた千代丸。五島先生は狩猟免許も持ち、千代丸たちと旧知の猟師・清水夏芽の友人でもあった。千代丸たちのことは夏芽から聞いて知っていたのだ。
作物が荒らされたことに苛立ち、まとめて捕獲できないのかと憤る園芸部副部長の比嘉。千代丸は自衛もせず捕獲だけに頼るなんてと反論する。
最初はぎくしゃくする園芸部員と千代丸たちだが、作物を荒らされる辛さは千代丸も実はよく知っている。とりあえずの対策として、ともに電気柵を設置する作業をするうち、両者の距離は縮まっていき、何と最後には千代丸とレモンは園芸部に入部して一緒に対策を取ることになる。3年生の10月、入部してもすぐ引退になるのだが。
これまで、このコミックスでは、箱罠、くくり罠などを使ってきたが、今回使うのは囲い罠。これは天井面が半分以上開いている罠のことを言う。箱罠でも天井面を半分以上開けて使えば囲い罠に分類される。
複数頭捕獲するためのもので、1辺数メートルのものから、外周450メートルもの大きさのものまであるという。
設置の前にどこが適当な場所か調査しなければならない。畑のすぐそばではなく、山からシカが下りてくる通り道のやや開けた場所に置く。シカが多く出没する場所を見分けるには、糞や足跡が重要な手がかりとなる。これらに加えて、トレイルカメラ調査やライトセンサス調査を行うとより確実となる。ライトセンサスとは薬缶にライトで照らした動物の瞳の反射を利用して、種類や頭数などを調べるもの。千代丸も同行させてもらうことにする。
そこで千代丸が遭遇する驚きの光景。
さて、園芸部とシカとの闘いの顛末は。以下、次号。
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今回のメインは鹿!千代丸の学校の園芸部にも被害が…(;´д`)かなりの群みたいだけれど、囲い罠を仕掛けたところで次回に続く(^^;)それにしても、狩猟免許持っている人が多いな(゜゜;)