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紙の本
骨肉ちゃんぽん
2020/08/10 00:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:求道半 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦闘中、力尽きた少年の陰陽師が女性の胸に手を触れるのは、相手の同意が得られれば合法的な行為である。
だが、妖怪の女性の胸に手を触れて、その力を転用するのは、御法度だ。
名門の出の若き陰陽師、迅内カザミは、そのような大罪を二度も犯したので、死刑宣告は免れない。
妖怪の白羅さんは、年下の人間の男の子に、胸を触るように強要する。
しかし、白羅さんは阿婆擦れ女ではなく、ある目的の為に、陰陽師のカザミに、胸を触るようにと、命令するのだ。
白羅さんはカザミと一緒に骨を集めようとしているのではない。
目的の為には手段を択ばない白羅さんは、押しかけ女房のように、カザミの部屋を占拠した。
カザミは父や兄と同居しており、迅内家はその対応にてんやわんやだ。
カザミは白羅さんの豊かな胸元に見惚れて鼻血を出し、白羅さんに弱みを握られた兄のアキナは妖怪の下僕と化す。
カザミの身の上を案ずる幼馴染のりのちゃんは、白羅さんへの対抗心を剥き出しにして、実力を行使し、各所で、混乱に拍車をかける。
昔、カザミが妖怪の力を借りた仲良しの河童は、陰陽師によって退治されたらしい。
白羅さんは、身体は柔らかいのに、骨は硬く、衝撃の緩衝材としても、陰陽師の任務に役立つ逸材である。
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