GAFAも活用する最強の思考法「ゲーム理論」が役に立つワケ
2020/11/10 10:46
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投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「社会の中で考える」にあたって、他の人が何をするか、何を考えているかに思いを馳せることは重要。この本は、この点が物語のカギになるような舞台設定・トピック選定をしている。ゲーム理論家たちのおそらく大部分が「ゲーム理論」という学問において重要と見なすであろうトピックのみを扱っている。ゲーム理論は経済学・政治学に広く応用される。物語で扱うトピックは、理論的に重要なだけではなく、応用上も重要なものを選んでいる。たとえば第1章は町内会での投票の物語であるが、ゲーム理論が応用された投票の理論は、政治学での分析に多大な影響を及ぼしている。ゲーム理論のトピックのエッセンスが効果的に伝わるように、国の政策や税金などが関わる「大きな社会」ではなく、身近に分かりやすい「小さな社会」の舞台設定を採っている。といっても、小さな社会でも大きな社会でも、必要とされる思考法に何ら違いはないので、ご心配なく。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
「16歳からの初めての」……というタイトルなのですが、自分には難解でした。再読している最中です。今のゲームで育った10代はこんなのは、すぐ理解ができるのでしょうか。
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人と人との関係も小さな社会。
ねずみ親子が侵入した家で見聞きした人間模様からゲーム理論が解説される。小さな社会を観察してゲーム理論の思考法が解説されているが,それは政策や税がかかわる大きな社会でも応用できるという。
ねずみ親子の物語にする筆者の力量がすごいと思ったし,平易でわかりやすい文章だった。各章末にあるバックステージで,物語のベースとなった専門論文が紹介されている。
ナップタイムや5章の論理展開で頭がこんがらがって,自分が論理に弱いなと思った。
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ゲーム理論の思考法をネズミの親子から見た物語を用いて説明した本。
全部で6+0.5の物語があり、なかなか面白い。一部よく理解できない説明もあったが、誰でも楽しめるのでは無いかと思う。
この本でゲーム理論の思考法をある程度把握出来たので、もう少し突っ込んで本格的なゲーム理論を学んで見たいと思う。
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ゲーム理論について平たく網羅されているようで、タイトル通りわかりやすい。もう少し実戦に近い形を求めていた分、例が小さい問題すぎて(テストを親に見せるかどうかとか)、実生活に応用できるだろうか…とは思ったけれど、難しそうな印象があったゲーム理論ももう少し勉強してみようと思えたのはこの本のおかげかと思う。
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10月14日新着図書 : 【ネズミの親子が主人公となってさまざまな家の生活を覗き見するという6つのストーリーから構成されていてゲーム理論の思考法をわかりやすく効果的に体感できます。ゲーム理論をこれから学んでみたい人におすすめの1冊。】
タイトル : 16歳からのはじめてのゲーム理論 : "世の中の意思決定"を解き明かす6.5個の物語 請求記号331 : Ka
https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28175161
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ゲーム理論とタイトルにあるがゲーム理論は触れていない。ゲーム理論はテレビゲームのゲームではない。なんなのかはピンと来ていないが導入の為の本という実感である。実生活に活用するほどには落とし込まれていない内容だと思う。
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【本当にそうなるのか?】
人の考えるという能力がまわりに影響するということだと思いますが、よくわかりませんでした。
わたしのように嫌われる勇気で我が道を行く人間で、常に少数派をねらう人間にはゲーム理論が成り立たないような気もします。
そんな理論があるなら理論を覆してやろうと、ひねくれ者のわたしなら思ってしまいます。(←おまえは素直さが足りん!)
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16歳からのはじめての、と歌いつつわかりやすいわけではない。一度ゲーム理論の入門書のようなものを読んだことある人向けだと思う。
たしかに全体がネズミの親子の話しで親しみやすいようにはなっているが。
中身は投票、知識のモデル、ベルトラン競争、後ろ向き帰納法、混合戦略均衡、情報開示、行動の動機についてなどについてで、その元の論文も紹介されている。
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雑誌のゲーム理論特集に惹かれて購入。帯のコメントとか、絶賛具合が凄い。著者は私より年下の1985年生まれ。東大農学部からバーバードの経済学博士で、海外の大学で研究員や助教授へ、と。
感想。入門編としてはしっくりくる。1,600円かけて得られるものは、ゲーム理論への興味(のみか?)。そういった意味では、タイトルに何ら偽りなし。
備忘録。
・ゲーム理論の思考法=社会の中で生きるセンス。
・なぜを共有することで、より良い意思決定ができる。
・社会の人々の行動は、すべてを不合理のせいにできるほど簡単ではないが、相手の話によく耳を傾ければ、理由なんて大概簡単なことである。
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初めてゲーム理論に触れるには読みやすいかなと思った。
もう少し、ゲーム理論の事例があるとや見応えばあったと思う。
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本当に専門用語なしで、ゲーム理論の根幹である「相手が考えていることを考える」というところをわかりやすく解説している。
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イラスト入りでストーリーになっているから読みやすいです。
ただそれでも途中?となるところはありました。
全部理解できなくても、自分の主観だけで考えないで他の人がどう考えるかという視点を持つと見え方が変わってくることがあるということが学べるだけでも読む価値はあると思いました。
他の本も読んで、ゲーム理論をもっと知りたいと思います。
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ゲーム理論そのものは面白いけど、あまりその魅力を表現できているとは言えない本。
【不満な点】
・絵はあるけど図解がほぼない。簡易にまとめるのが難しいかもしれないが、数式等もなく、理論への説得力がない。
・仮定が不自然。
第1章は挙手制でもないのだから、他の投票者からの印象を案じて投票することはあまりないのでは? また、F氏が「1票だけ反対だったら」という場合を考えるのだとしたら、「1票だけ賛成だったら」の場合も考えるべきでは?
第2章は、東西の賢者はわかりやすい。なのに、オーディションの話は途端に非現実的。H氏が無能すぎ。
第3.5章の100匹の猫も非現実的で分かりづらい。まず3匹でいいし、猫が猫を食べるって。もう少しなにかなかったの?
話が問題のための舞台設定であるのはわかるけど、前提が不安定だと考える気が起きないし、結果にも不満が残る。別のゲーム理論の本を読みます。
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斬新な切り口
おいおい16歳からって言ってるけど小学生でも読めるし、巻末で紹介されている『ミクロ経済学の力』に興味持って読んじまったらどんな大人になんだよ
とんでもない世の中になったものです