電子書籍
いや面白かったです。
2020/09/13 08:42
5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
こういう昔の日本のお話はなかなか入り込めないことが多かったんですが、今回はすっと話に入れて大変面白かったです。
最後らへんんでやっと二人がくっついたんですがもっと二人の夫婦になった後とかその時の妹の様子とかいろいろ見たかったです…
電子書籍
平安オフィスラブ
2021/06/25 00:14
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:SWW - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史のその時の習わしをベースに繰り広げられる宮の日常と、人間関係の中で、
不器用なヒーローの一途さや
気の強いヒロインの弱さが丁寧に描かれていて、とても良い読み物だった。
色事はないが、叶わないかもしれない恋を叶えようとする男と、
自分の本当の姿を知られては幻滅されることを恐れて恋に目を背ける女のいじらしいやりとりと恋の行方は面白く、最後まで一気に読んでしまった。
紙の本
深谷くのえ神
2021/01/31 09:51
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ばんび姫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりに時代物とても面白く読ませて頂きました。今に無い世界なので読んでらうちにワクワクして、次回も早く読みたいです。
電子書籍
平安オフィスらぶ?
2021/12/22 01:04
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:y - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近中華もののお話が多くて、少し前の出版ですが和風は久しぶりに新鮮でした。
文章も丁寧で、当時の宮中の仕事の様子が描かれていてなかなか興味深いものでした。
電子書籍
柊のとげであなたを守る
2024/02/26 21:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白くて一気読みした。
前作の1~2年後らしく、乾の衛士が再登場。
1作目のヒロインより気丈でアクティブで好感が持てた。
後宮の女房達は凶暴なので、淑やかでたおやかな人はやっていけないだろうと思った。
紙の本
興味深い
2021/12/13 13:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
平安時代、後宮で働く女性の様子がよく伝わってきて、興味深く読みました。自立し、がんばっている主人公、応援したくなります。同じシリーズで、先にもう一巻でてるみたいなので、そちらも読んでみたいと思います。
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後宮で働く女性は強くならないとやっていけない。
東宮の嫡子は身も心も律しないといけない。
平安時代の恋はなんと厄介な事か…
誠明の一途な心が淑子に届いて良かった。
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皇位継承問題は命懸けとは言え、結局のところ、帝と外戚の権力闘争のとばっちり。
役職のためか、割と男性と距離が近いのも新鮮です。
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これはよき平安恋物語だった。
淑子も誠明様も種類は違えどややこしい立場の人たち。
淑子は結婚はこりごりと思っているし、誠明様もお立場がお立場だから心休まる場も少なく、結婚に対しても慎重さを求められるという。
そんな二人の本気の恋。
特に誠明様が「この恋が成就しなければ世捨て人になっても構わない」という思いがたまらなかった。
早く報われてくれと願うほど。
普段堅物な人の本気の恋愛に自分はとことん弱い。
誠明様が急かさないこともあって(内心はさておき)話は非常に丁寧にゆったり進んでいく。
前半は特に問題もなかったので、このまま終わるのでは?と思った矢先にピンチが。
そりゃそうなるよなという。
事件の伏線が非常にさり気ない日常描写にあったので、後になって非常に驚いた。
慌てて読み返すほど。
あの描写は本当に見事。
ありのままの自分を受け止めて、それでも愛してくれる人と出会えた柊の典侍こと淑子は幸せ者だ。
あんな嫁がいるのに今でも元婚約者の尻を追いかけてくるような奴は放っておいて、誠明様と幸せになってくれ。
なお、この元婚約者、クライマックスで非常に情けない姿をさらす羽目に。
ざまあである。
平安時代に純愛を貫き通した話で心洗われる話。
ささくれだった時こそ読んで癒されて欲しい。
働く女性には嬉しい話ではなかろうかと思う。
(汚れ役にまで徹して働く女性が幸せな結婚相手を見つける話のため)
本当によき平安恋物語だった。
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前作から数年後。前作の主人公より強くたくましい印象。大臣たちと後宮の女御たちの関係が覚えきれなくて、シリーズ化で次作あるなら相関図が欲しい。東宮問題片付いてないのでまだ何作出来ると期待してます。恋の話より後宮の争いに振り回されて主人公大変だなぁ。
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図書館本、シリーズ?2冊目。前巻に比べ、ちょっとコミカル気味に進む話に、小気味良さを楽しめた。不器用な二人が心を通わせるための、不器用なやり取りがとても甘酸っぱく、もどかしくもあり、面白かった。慣れたせいもあるのか、こういうもんかな?と思えば違和感もなく読める。でも、せめて和歌を詠んだりする場面は、小道具としてほしいかな?とは思う。宮中の女御同士の争いは、なかなかにドロドロしていて面白かった。意外にも?猫の存在がキーワードになっている2作。良い味を出している猫に賛辞を贈りたい。笑
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お互い事情があって結婚していなかった二人の不器用というか、一筋縄では行かない恋物語。身分の設定とか、二人の仕事や障害の作り込みがいつもながら楽しすぎた。やっぱり深山くのえ大好きだぁぁ。
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前作のかんなり草紙よりも断然好み
堅物な男性と刺々しい女性の恋絵巻
働く女性の感じがとても好ましい
噂好きの女性たちに囲まれて揉まれながらも芯を通す淑子さんのこと、本当に尊敬してしまう!
仕事のできる女性は本当に素敵でカッコイイと思う
今巻は2人とも不器用で、不器用ながらも思いあっていて……つい頬がニヤついてしまう
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良かった。
主人公の素直さや気に入らないことがあっても受け入れて頑張ろうとするところにとても好感が持てた。
やっぱり一筋縄ではいかずに波乱がありますがそれが関係を進める後押しとなって、にやにやしました。
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すごく好みな平安恋物語。
ちょっと大人な落ち着きと諦観、からの真面目な男女同士のまっすぐな恋愛がよい!
淑子は婚約者を妹に取られ、家に居づらくなって典侍となる。そこでは周りに頼られ喧嘩の仲裁をしつつも「柊の典侍」などという不名誉なあだ名をつけられている。
そんな折、新しく任官された蔵人がかつて自分を裏切った元婚約者と知り憂鬱になるが、もう一人の新任蔵人から突然のプロポーズ! 彼は淑子が女儒たちをいつも気遣っている姿をちゃんと見ていて……。
二人の距離とか淑子の心の揺れを一緒に味わううちに、ああもうこの二人早く幸せになって! と思わずにはいられない。そしてお仕事小説としても楽しい。女御達の争い、先輩のサボりの尻拭い、根回しと観察と状況把握。
ちゃんと真面目に周りを気遣いながら仕事をしていた淑子が報われてよかったです。