投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
今回なかなか登場人物の名前が覚えられず何度冒頭の人物紹介に戻ったことか・・
一度中断したりと読み終わるのに時間がかかったせいかもしれない・・
今回も犯人当てを考えるのが面白く一緒に謎解きを楽しみながら読めた。
トニーが言い当てた犯人は私も納得していなかったので良かった。
警察官はほんと呆れるほど嫌なヤツだったなー。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
日本に馴染みのない冬時間・夏時間がアリバイの鍵として出てきました。これまで名前くらいしか知らなかったサマータイムについて、スマホで調べながら、のろのろと理解して読みました。
今回も謎だった点がだんだん見えてきて、事件全体が分かってくる流れが気持ち良かったです。
グランショー警部に推理を披露する場面、トニーがついに真相を明らかにしたのか!格好良い所が見られた!と興奮しましたが、やはり、そうじゃなかったですね…
前回以上にホーソーンを好きになって楽しい気分です。彼についてもまた少し知ることができたような、余計謎めいたような…
幼少期に同性愛者の大人と関わりがあったのかな?辛い経験をしていなければいいな…と、勝手に想像を膨らませています。
続編が読めるのを楽しみに待っています!
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
疑わしき者が現れては打ち消しやはりと思いながら読み進む.今作は中程で犯人が分かったがそれ以上にホーソーン自身の謎が少し垣間見得てそれが気になった.
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
「メインテーマ~」のほうの感想に「ホームズとワトソンのコンビって、ひとえにワトソンの人の良さによって成立しているわけで……ふつうの人間だったらこうなるよねえという、お気の毒なアンソニー」と書いたら、こちらでアンソニー自身が「わたしはホームズになれるほど頭脳明晰じゃない。だが、正直に言わせてもらえば、ワトスン役を楽しめる人間でもないんだ」と言っていて笑ってしまった。
というわけで今回もホーソーンに思いっきりふりまわされるアンソニーだが、なぜかホーソーンもアンソニーにすがっているところもありそうなのがおもしろい。
事件のほうは、例によってあやしい人満載でどんどん進んでいくのだけど、前作よりも登場人物が多いのか、しょっちゅう登場人物表を参照して「誰だっけ?」とやっていた。
それでも一気読みしてしまうという、このリーダビリティはなんなんでしょうね。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
神の視点ではなく、著者の視点だからこその伏線の貼り方と回収の仕方。ありふれたミステリーの中で、挑戦的な書き方は前作に引き続き面白く、翻訳も良い。
ホーソーンは前作に比べ随分と丸くなったかなと。トニーとの慣れもあると思うが、今作ではホーソーンの謎自体が一層深まった形。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
メインテーマは殺人に続くホーソーン&ホロヴィッツの第二弾。メタ的な展開としてはやっぱりもう一冊刊行ってことなんでしょうかね。
今回も割とベタな犯人当てミステリ。若干アンフェアなところもないではなかったような気もしますけども、とても面白かったです。求められているものが実によくわかってる作品。こういうのでいいんだよ、ホント。
展開としても前作と同じ感じでアンソニーがただひたすらにひどい目にあい続けるのが気の毒に感じつつもだんだん楽しくなってきました。
やっぱり次回作で終わっちゃうのかなあ。ホーソーンの術中に嵌ってまだ続きを書く破目にとかでもいいんですけどね。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
このミステリーがすごい2021海外編第1位。アンソニー.ホロヴィッツは3年連続受賞。元刑事探偵ホーソンと作者自らが相棒となり、やり手離婚弁護士殺人事件に挑む。今回も英国ドラマ制作の裏側などが知れ、日本人らしき女性作家登場し俳句、純文学、商業作家なども重要なファクターに。最期の最期まで推理が楽しめました。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
著者のアンソニー・ホロヴィッツ自らが登場する、前作『メインテーマは殺人』に続くシリーズ第二弾。脚本家のホロヴィッツと元刑事の探偵ホーソーンのコンビで、離婚専門の弁護士が殺害され、現場の壁にペンキで乱暴に描かれた数字「182」の謎を追う。結構なボリュームがあり、登場人物は多いが個性的なキャラが多いのでそれほど混乱しない、予測していた犯人と全く違ったが、最初から伏線が張り巡らされていて最後に見事に回収される形で非常に面白かった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
元刑事ホーソーンと著者ホロヴィッツのコンビによる犯人探し
このシリーズの2冊目とは知らず、こちらから読了
離婚弁護士が殺害された事件で、弁護士の依頼人、裁判の相手方、相手方の弁護士、被害者が関わった過去の洞窟事故に関する人々などに聞き込みをして、犯人探しをする
読みながら一緒に考えたけど、当てれなかった
にしても、ちょっと長かったような、、
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ホーソーン&ホロヴッツシリーズの二作目。
これはもう間違いなく21世紀のホームズ&ワトソン。
最初の事件の周囲で複雑に絡まり合う登場人物達のエピソード。誰にも動機を見いだせるが、殺人に至る根拠がいささか弱い。
数々のヒントから何を残し、何を捨てるのか。
ホロヴッツと同じように、私もホーソーンの鼻をあかしてやりたくて推理に躍起になったけど、またしてもやられたー。
テンポよく進む捜査の描写に時折挟み込まれるユーモア。そして謎多きホーソーンの魅力。
今作ももうツンツンツンデレなホーソーンに、なにーっ!って3回くらい本をバタッと閉じて息を整えました。
これは自作が楽しみすぎる!!
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
やはり面白い。
謎解きも最後は想像していなかった登場人物が犯人だった。。。中盤からは一気読みでした。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
面白いフーダニット、本格派の作品だった。
『離婚弁護士がワインの瓶で殺害された。壁には182の文字』という最初の事件から、このような展開、着地になるとは。ホロヴィッツが可哀想(笑)。
本当にノンフィクションのルポを読んでいるような気分になるシリーズ。
末尾の謝辞まで凝っているのでそこまで読むことをおすすめする。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
コーラと、「こんな時間に」というセリフなどで、犯人が途中で判ってしまった。なんとなく残念。季語のない俳句が、たとえ英語であったとしても、堂々と登場しているのが更に残念。このミスの一位なの?ホントに?次作に期待。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
アンソニー・ホロヴィッツのホーソーンシリーズ第2弾!
アンソニー・ホロヴィッツは、「刑事フォイル」の脚本として知った作家。そもそもは少年向けの小説で売れた作家とのことですが、英国の推理ドラマ「刑事フォイル」や「名探偵ポアロ」シリーズの脚本を手がけ、最近では大人向けの推理小説を手がけている作家さん(私の薄ーい情報なので間違ってたらごめん)。
「刑事フォイル」のドラマが好きで、すっかりホロヴィッツファンになっている私としては嬉しい新作♪
今回も、ホロヴィッツ自身がワトソン役として登場。「作家であるホロヴィッツが、元刑事で現在は探偵として活動しているホーソーンの記録を小説にする」という体で書かれている。
ホロヴィッツが、刑事フォイルのドラマの撮影を見学していたり、マイケル・キッチンからの要望によって脚本を手直ししていたり、刑事フォイルのプロデューサーの1人である妻ジル・グリーンと言い争いをしていたり、出版社から007シリーズの新しい小説を書かないかとオファーがあったりと、実際の彼の作家活動を記述している部分があったりするので、どこまでが事実で、どこからが虚構なのか、その線を見つけようとするファン意識も働いて面白い(ホロヴィッツについて知らなくても、1つの創作エピソードとして小説の中に入り込んでいるので、きっと物語の邪魔にはなってないんだろう)。
そして、この小説を読みながら思ったのは、読者としての私が、真剣に推理をしようとしているということ。
そう、推理小説や推理ドラマを見ているとき、私ってあんまり推理をしてないんですよね。小説やドラマの主人公である探偵や刑事が謎を解いてくれるのを楽しみに「待っている」。
けれど、なぜか、ホーソーンシリーズでは、何度も読み返したりして真剣に推理している私がいたりする。そっけなくて、何も教えてくれない探偵ホーソーン。いろいろな情報を頭の中で並べては推理しようとして悩む小説内のホロヴィッツ。あれはどうだっけ、これはどうだったけ、あの人物はこうだし、あの人物はこうだった…と。そう、小説の中にホロヴィッツが考えた軌跡が紹介されるから、読者である私も一緒になって推理しようとせざるを得なくなるってことなのかな。これがこのシリーズの特徴なのかもしれない。
(そういえば、ホームズシリーズも、何も教えてくれないホームズと、それを記述するワトソンが出てきて、同じ構図だけど、ワトソンがあれこれと推理して悩んでいる記述ってそれほどないですよね。)
解説によれば、ホロヴィッツは、このシリーズを、全10作と考えているらしい。ということは、あと8作も新作を心待ちにできるということではありませんか!楽しみっ!
そして、ホロヴィッツさんの筆が早いことも嬉しい。毎年なにか新作が読めますように〜!
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
少し長く感じてしまった。
最後の結末を楽しみに地道に読んでいたが、結末も驚きはしたがあまり納得できなかった。
面白くないというより合う合わないの話だと思う。
海外より日本のミステリーの方が読みやすく感じる。